菜の歳時記

JW復帰への奮闘記

告白 4.5 (Break Time)

2005-08-31 12:36:24 | Weblog
ここでちょっと Coffee Break 
心の葛藤を、ちょっとだけ。

バツイチJWの結婚って、当然ながら、簡単に決めたわけではなくて
とってもとっても悩んだワケです 

JWとしておっきな罪を犯し、エホバを悲しませる事や排斥はもちろん
菜の事をおもってくれる本当の友達や兄弟姉妹の事
小さい頃からJWとして育った自分の人生
お互いの家族

そして、結婚しようと言ってくれた彼のこと。

彼は、普通に結婚できる姉妹と一緒になれば
排斥になる事なく
これから、どんどん道は開け、長老になり、羽ばたける。。。
それを、壊していいのだろうか。

彼は
「もちろん、本当の幸せは、エホバが二人を許してくれる時がきたら
なんだけど。
でも、おまえは、これまで辛い時を過ごしてきた。
これからは、笑顔になる毎日を送るんだよ。」

って、言ってくれた。ケド
例えば、これから何年かたって、時が流れて
お互いの存在が当たり前みたいになったりして
彼の友達が、みんな長老になった とかいろんな話を聞いた時
彼は、自分の選んだこの結婚の道を
後悔することがあるかもしれないし、あっても当然の事。
そうしたら

「おまえと一緒になんかなるんじゃなかった」

って、毎日思うとしたら、
それは、彼にはすごく辛い毎日になるんじゃないか。。。

ある日、そんな思いが心にたまって、苦しくなって
思い切って、そんないろいろな気持ちを
彼にうち明けました。

彼は

「アホか  
おれだっていろんな事考えて、それでもこの道を選んだんだよ。
でも、もしかして、おまえのせいだ!!
なんて言うことがあったら、それは
本心じゃなく、おなかが空いてるだけだから 
そん時は、おいしい物作って食べさせてくれたら、大丈夫 


この言葉で、いいのか悪いのか
背中を一つ、押されたのでした。

   
            To be continued 

それでは、 またネ  菜より



告白 その4

2005-08-29 12:43:47 | Weblog
   ピンポーン。。。

「。。。こんばんわ


家の中は、とても静かで
居間の灯りが、少し玄関に透けてさしこんでました。

   心臓爆発しそう。。。

。。。にゃあぁ~。。。にゃんこが一匹お迎えに。
しばらくして


「お疲れ。みんな待ってたから、入っておいで」

彼が、来てくれました。
少し、ホッとして。

彼の後ろについて、居間に行くと
お父さんもお母さんも、並んで座ってって。


「兄弟、姉妹。。。びっくりさせて、こんな報告で
驚かせて、ほんとに、ほんとにごめんなさい。」

頭真っ白だったけど、ご両親に、なんとか
それだけは、初めに言えました。

私が頭を上げたとき
次に出てきた、お父さんとお母さんの言葉は
どれほど、菜の心を落ち着かせてくれたことでしょう。


「菜ちゃん、ご飯は食べた?おなか、空いてない?」


なんだか、涙が止まらなかったのでした 



            To be continued 



8月もラスト週間。ちょっぴり、朝晩さわやかデス。
それでは、またネ  菜より






告白 その3

2005-08-28 11:31:35 | Weblog
後から、彼から聞いた話しでは
彼と両親との話しはこんな感じだったようなんです。


彼が、結婚のことを話すため、私との電話を切ったあと
自分の部屋から出ると、お母さんはおらず
お父さんだけ一人、居間にいたみたいで。

「あのさ、話があるんだけど」
と、切り出すと、お父さんは
いつもと様子のちがう彼を感じたのか

「どうした?結婚でもするのか?」

「・・・(するどいなぁ) うん。
結婚したい人がいるんだ。」

「ほんとかぁ?相手はどんな人だ?」


そして、彼は 「菜姉妹。。。なんだけど。」


    それから、二人の間には、しばらく沈黙が。。。


そのあと、最初に口を開いたのは、お父さんだったみたいで

「。。。そうか。」

怒鳴られると思ってた彼は、一瞬拍子抜けをして

「JWとして許されない結婚なのは、わかってる。
反対されると思ってるし、勘当されるのも覚悟してるんだ。
親父やおふくろを悲しませることになる。本当にごめんね」

「反対もなにも、お前たちの中で
もう、決まってるんだろ。
それに、私たちを悲しませることより
エホバを悲しませることを、悲しめ。」

お父さんは、冷静だったみたいで、そこへ、買い物から
帰ってきたお母さんが、入ってきて、結婚のことを
おなじく話したみたいなんです。

おかあさんは、動揺して、泣いてしまい

「もう、決まったことなの?今からでも、気持ち変えられないの?」

って、繰り返し言ってたみたい。
そして、しばらくして、お母さんも少し落ち着いたところで
私を、呼んでほしい。って、なったらしいのでした。



そして、私の車は、彼の家に到着。
玄関のベルを、頭真っ白なまま、鳴らしたのでした。

        To be continued 

それでは、またネ  菜より






告白 その2

2005-08-26 12:38:57 | Weblog
どれくらいの時間がたったんだろ・・・

夜の11時。
突然、携帯が鳴って
また、ドキドキが高くなって

「もしもし、菜だよ・・・

「今、話し終わったよ。
取りあえず、親父もおふくろも、会って話しがしたいって
言ってるから、今からすぐ、これる?」

「うん。わかった。
お父さんもお母さんも大丈夫?」

「親父は、思ったより冷静だよ。
おふくろは、泣いてるけどね」

「・・・そだよね。
とにかくすぐ向かうね。。。」


ホントは、いろんな事、考えて彼の家に
向かわなくちゃいけないんだと思うケド

お父さん、お母さん、ダイショウブカナ
って事がぐるぐる頭の中を回ってる以外は
頭真っ白って言う感じで。

車で、彼の住む家まで30分。
どの道を通ったか
どんな景色か
全然、覚えてないのでした・・・


           To be continued 



それでは、またネ  菜より



JWオフ会

2005-08-25 18:29:23 | Weblog
告白2 の前に。

昨日、JWオフ会をしました。
ムッちゃんは、JWを離れて10年弱になる二世です。
とっても、とってもいい人です。

ムッちゃんは、言います。

「仕事で、冠婚葬祭があるけど
自分はクリスチャンだから、崇拝はできない。
って、いってるんだぁ」

ムッちゃんは、いいます。

「自分は、相当のJW嫌いなんだよね。
まだまだ、真理に帰る気はないなぁ」

菜は、思いました。

ムッちゃん、JWにはもどらないけど、でも

崇拝行為はしない。

不道徳もしない。

世の人にはなりたくない。

ムッちゃん、心、辛くないかなぁ・・・。


二世は、JWを離れても、シンドイ心を
持って生活してる。。。

みんな、優しい子ばっかりなのになぁ。

つくづく、自分の無力さを感じたのでした 


台風上陸の恐れ!みなさん、気をつけてね。

それでは、またネ  菜より





告白 その1

2005-08-24 12:13:36 | Weblog
今日は、今の旦那さんのお父さま&お母さまに
結婚をしたいと告白した時について


彼のお父さんもお母さんも、JW。
しかも、かなりJW歴は長いのです。
しかも、お父さんは長い間、長老経験者だったし
しっかりとした信念を持ってるから
バツイチ女の私と一緒のになるなんて話しをしたら
まちがいなく

勘当だぁ 

って、なると予想していました。

しかも、彼は奉仕の僕だったから
ご両親にとっては、これからJWとしてどんな成長をしていくか
とっても楽しみにし、期待してたと思います。

そして、ある日とうとう伝える事を決意。
二人で話し合った結果
彼がまず一人で伝える事になり
私は取りあえず、家で待つ事になりました。

どきどき。。。
祈っても、聴かれるはずないのに祈ったりして

時間が、長く感じたのでした。

    To be continued 

台風、どうなるか心配。
それでは、またネ  菜より




熱をだした日は

2005-08-23 09:55:28 | Weblog
日曜から、高熱を出してへばってました 
この時期のカゼ菌は、しつこいみたい。


そぉいえば、いろいろ、いっぱいいっぱいだった頃
集会の日に、熱を出すと

ホッ ・・・

としたりしたのでした。

ナゼ??

だって、気持ち、いっぱいいぱっぱい、なのに
集会行くと、どっかのスイッチが “ON” されて

いっっぱいいっぱいじゃダメだ
元気にしていなければ
笑顔笑顔笑顔

みたいにして集会行ってたりしたから
帰ると、ぐったりしてたのでした。

でも、熱を出して集会行けない時は
がんばらなくてもよかった
だから、ホッとする。。。


でも、その反面
なんだか、寂しい気持ちもしたりする
ウラハラな気持ちな私なのでした。

変なのぉ~ 


今日から復活!一日がんばっていきまっしょい!
それでは、またネ  菜より







バッジの威力

2005-08-20 11:54:54 | Weblog
今日は、水不足の四国にもの予報。
よかったネ

8月も後半、日本のJW地域大会は、ほとんどの場所が
終了してるのかな。

菜の住んでいる場所も地域大会終了してます。

今年は、入り口が、大変大変スムーズに入れました

なんと言っても、今年はバッジがあるのだ。
バッジの威力はスゴイ!!

去年までは、三日間「実は排斥者なのでバッジがないんです」
って言う“排斥者宣言”をしてはいらせてもらってた

ケド
今年は、スルーパスでした

でも、座る席はどこにするか迷ってて
知ってる人もたくさんいるから、なるべ~く、目立たない席を
と思い、案内の兄弟に結局“排斥者宣言”をすることにしました。

兄弟は、大変親切で、三日間私にとって過ごしやすい席に
連れて行ってくれました


かくして、地域大会無事終了  なのでした。




それでは、 またネ  菜より




霊的な人って?

2005-08-19 10:51:27 | Weblog
朝はだったけど、なにやら真っ黒な空になってきたぁ
になりそぉな気配。


私が学生だった頃、とてもあこがれていた姉妹がいました。
一世だったその姉妹は、見た目もしゃべり方もかわいくて
姉妹はよく、霊的な人ねって言われてました。

ある時、姉妹は私に言いました。
「菜ちゃん。毎週水曜日に年配の男性の研究がるんだけど
これから毎週参加してくれるかな」

私は、あこがれの姉妹がそんな誘いをしてくれたことが
すごくすごく嬉しかったのデス
毎週、水曜になると、奉仕を途中で切り上げ
そのおじいちゃんの家に一生懸命、わくわくしながら
自転車をとばして行きました。

そんな、ある日の水曜日。。。
いつもの11時待ち合わせに、姉妹はなかなか現れませんでした。
どうしたんだろ??
心配になって、取りあえず研究生のおじいちゃんに、たずねよう。
そう思っておじいちゃんの家に近づくと
中から、あこがれの姉妹は別の姉妹とすでに研究を始めていました。







すごく、悲しかったんです。
毎週、毎週、一生懸命予習してドキドキしながら姉妹の研究に来ていた私って


バカみたい。。。


役不足な私だったと思うけど、せめて
一言「違う人と行くね」でいいから
言って欲しかった。

結局、姉妹はケロっっとしておじいちゃんとの研究の話を
私にするんだけど、何事もなかったかのように
「そぉなんだぁ。おじいちゃん集会来てくれるといいね」
って答える私だけど
ほんとは、すごく悲しかったのデス。
姉妹は、あこがれの人だったのに。。。
“霊的な人”って、こういうことしちゃうんだったら
私は、“霊的人な人”になんかなりたくない 

本当の霊的って、なんだろう。。。

そんな風に思った、ある年の夏でした。


今日も暑さにマケズ、がんばっていきまっしょい!!しょい!
それでは、またネ  菜より








心に残るお話し 続編

2005-08-17 12:03:11 | Weblog
今朝、コンビニに立ち寄り、レジを済ませてたら、そのレジの子

あれ・・・、どっかで見たことある子だなぁ
と、思ったら、ずっと昔、一緒の会衆にいた子だったのでした。

今、交わってるかもビミョー
排斥の私が、話しかけるのもビミョー

ビミョーなまま出勤!


さてさて、心に残るお話しシリーズ

ある巡回監督が、こんなお話しをして
なんだか、じ~んときたのでした。

『エホバ神は、こんな神なんです。。。
ある親には、10人の子供がいました。
ある日、子供たちが庭で遊んでいると、9人は何事もなく
楽しそうに遊んでいるのですが、一人だけ、庭の隅の柵の近くで
外から手をだすイジメッコに捕まり、頭をポカポカたたかれています。
親は、誰のことが一番気になるでしょうか?
もちろん、10人の子供を等しく愛していますが、
今すぐ飛んでいき、助けてあげたいと思い目が離せないでいるのは
今まさにいじめられている、その1人の子です。

だから、辛い時、苦しい時、悲しい時・・・
誰よりも、その人の所に飛んでいってあげたいと
エホバは、思っているんですよ」


とっても心あたたまるお話で、今も残っているのでした


今日も、みんなに笑顔つもる一日になるといーな
それでは、またネ  菜より