Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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部屋の窓から見える土手(って目の前なんだけど)に、まだ一本だけルピナスが咲いているのだ。
ちょっと、君、半年ぐらいずれてますよ。

この土手にルピナスの花が咲くようになって10年近くが経っているのだけれど、はじめは、白い花と紫の花が少しだけだったのだ。

そもそも土手は普通に雑草というか、もとは一応芝生だった。
そのうち、どこかの花畑からやってきたマーガレット、春は菜の花、秋には桔梗などが咲くようになり、しまいには松の木まで伸びてきて、あとからやってきたのがルピナスなのだ。

ルピナスは翌年には2倍、次の年は3倍と毎年勢力を拡大し5年目あたりから伸びは鈍ったものの、依然その版図を広げつつある。
とにかく逞しい。
ここの土手は市が管理しているらしく年に3回ぐらい芝刈り機(人間が手で持ってぶん回すやつ)が入るけど、手入れなどはせず基本は雑草なのだ。
雑草を蹴散らしてがんがん増殖しているのである。

面白いのは、花の色。
最初は(上にも書いたけど)、白いのと紫だけだった。次の年にはその中間の色、その次の年には白と紫の花びらが交互になったものや、紫と中間の色の中間、白と中間の色の中間と、どんどんバリエーションを増やしていく。
ちょっとメンデルでもやりたくなる気分だ。w
と思っていたら、これはマメ科の花だった。やぱーり。

最近はまったく違う色のやつもあるけど、これはまた違う種類のものがどこかの花畑から進出してきたのだろう。

ルピナス以降もさらに新たな植物がやってきている。(名前がわからん)
ちょっとした土手なんだけど、結構面白いのら。
いたずらに花の色が移り変わっているわけではないようだ。


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