Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

暗い話題は避けて誰得のタイ国鉄新線切替情報

2020-12-31 21:51:00 | 交通
年末あれこれあって書き込みが途絶えていましたが、最後に、とCovid19では暗くなるので、ちょうど特派員くんから届いた蔵出し画像を(苦笑)


タイ国鉄のバンコク近郊がレッドライン(ダークレッド、ライトレッド)という近郊電車線となって来春開業するのですが、それに伴う線路変更や駅の移転が発生したそうです。


(16日に廃止されたての旧駅)


(新線側を堂々横断)

ダークレッドライン(北本線)の北端となるランシット駅がその舞台。バンコク都からわずかにパトゥーンタニ県に出たエリアですが、都バスの車庫もあり、大規模なショッピングモールもある拠点です。

それまでの駅が特急以下全列車停車という「格」の割に貧相に過ぎたともいえるんですが、こんな感じの駅でした。


(私が長期出張中に訪問した際の写真。旧駅進入)


(出発シーン。鐘が発車予告で、旗で合図)


(タイ国鉄の標準的な構内横断)

それが廃駅となり、北側に移転しました。
レッドラインは高架、国鉄の従来線は地平という微妙な併存ですが、それが本設のようです。バンコク側の駅は従来線も高架に上がるようですが。


(旧線ホーム端部から見るとこんな感じだそうです)


(旧線を横断するところのやっつけ仕事。まあ旧線はそのうち撤去のはずですが)

どこからでも入り放題だったタイ国鉄の標準装備の中間駅でしたが、コンコースは2階に上がっていますね。
レッドライン側は改札が出来ると思われますが、今のところはCovid19対応の係員が監視している状態です。


(きっぷ売り場とCovid19対応の監視員)


(2階コンコース。3階にレッドライン、1階に従来線) 

従来線側のホームが供用開始されたわけですが、下りてみると、新幹線品川的な雰囲気と言ったらほめ過ぎでしょうか。


(なかなかの雰囲気。相対式2面2線から2面4線に)

ところがタイ国鉄ですからこれが来るわけです。


(東北本線、ウボンラチャタニー行き快速が堂々の到着)

10系客車の設計のままという3等座席車を連ねた普通や快速の違和感は相当なものに見えますね。


(違和感以前ですよ・・・)

客車はステップ付きですが、高床ホームの対応として、片側のデッキに折り畳み式のステップを埋める板がある車両もありますが、基本は人力でのタラップ装着です。客車側の折り畳み式板も係員の人力でしょうね。なんか東武浅草を大規模にした感じです。本数は東武のほうが圧涛Iでしょうが。


(タラップ装着中)


(完成系)

まあ、中央駅たるファランメ[ンですらのこの光景がタイ国鉄であり、ランシットが例外なんですが、レッドラインのせいで都心側はこうなるんでしょうね。


(ファランメ[ンに到着した北本線快速)


(新鋭中国製寝台特急ですらこの段差。南本線ハジャイ行き寝台特急発車シーン。駅員と車掌が緑旗で合図の交換)





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