Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

ハインリッヒの法則が目に浮かぶ

2023-07-26 22:25:20 | 交通
週明け月曜の朝を襲った山手線の不通ですが、ニュースショーのキャスターやコメンテーターが実にぬるいですね。
天災ならまだしも、信号関係のトラブルですから完全に事業者責任の「事故」なんですが、「動かないこともある」とか何を寝言をほざいているのか。運転して当たり前、定時で当たり前、ということを見直すべきとか、じゃあ途上国レベルのいい加減な状況にしたいのか。その口で日本スゴイとか言い放つわけですから、気は確かか、としか言いようがないですね。

社会派諸氏、事業者無謬の連中が事業者に感謝を、たまにはこういうこともある、利用者が柔軟に対応すべき、とか抜かすのがお約束になってしまって久しいですが、社会インフラはあって当然、動いて当然なんですよ。ベストエフォートなんて本来あり得ません。それがその国のレベルを顕著に表すものですからね。社会インフラが満足に機能しなくなったら日本のレベルが大いに下がったということであり、それを生ぬるく容認することは、日本の緩慢な死を期待していることになります。

だいたい、「信号トラブル」という大雑把な話しかしていないあたり、原因の把握すらできていないということなんでしょうね。信号が「なぜ」機能しないのか、が原因究明であって、「信号トラブル」というのは死因が心不全です(心臓が止まりました)、というのと同じです。死因を心不全というのは止めようという時代ですが。
川越線のお見合い事故、大船での異線侵入とか、信号システム関係の決して軽くないトラブルがこのところ連発しているだけに、何か重大な、根本的な不具合が隠れている可能性を疑いたくなりますね。


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