高速道路のナンバリングは、無いよりはマシとはいえ、これであればやらない方がマシともいえる代物ですが、忖度メディアが大絶賛しているのを見て眩暈がしましたね。そもそも2桁で収めようとしたから最後はE98ともうこれ以上路線は増やさないぞ、という状態になっていますし、大都市の環状高速は「C1」とか東名阪の3ヶ所で被っているとか、相当レベルが低い設定なんですが。
そもそも猫も杓子も「E」というのも芸がないですし、被りまくりの環状高速は「EC」ではなく「C」とこれもカテゴライズとしては中途半端です。
2桁国道に並行する高速はその国道の番号を使うといいながら、同じ名称の高速は国道が別番号になっても同じ番号となっており、国道番号が慣れ親しんでいるから合わせたつもりがかえって混乱を招く設定です。中部横断道が「E52」ですが、山梨静岡間は確かに広域でR52と並行しますが、山梨長野間はR141ですからね。R141としての知名度が抜群なんですが、それが「E52」ですか。3桁国道との並行区間はやっつけ仕事のように北から連番にしているから、3桁国道との並行区間でも訳が分からない状態です。この時点で国道番号との関係というお題目が破綻しています。
「関連」という意味で破綻しているのは「A」の扱いで、東名と新東名、名神と新名神はまだ分かりますが、中国と山陽は「別」でしょう。安代以北の東北道と八戸道もそう。九州道と南九州道も違いますよね。一番ダメなのは道央道と後志道などが「E5グループ」になること。これが「A」なら東名と中央、東北と常磐も「A」でしょう。
上記の中部縦貫道が全区間で「E52」になってるのですが、九州でも大分道と長崎道を一本で「E34」にしています。また尾道道と松江道も「E54」ですが、まず三次でR54は中国道に沿って広島に向かうのにR184に沿って尾道に行く方が「E54」は話になりません。これらと秋田道と釜石道が「E46」というのが縦貫方向から左右両側に同じ番号の例です。
縦貫方面から分岐する際、例えば九州道の要衝鳥栖JCT手前で、ナンバリングでなければ「大分道」「長崎道」と間違いようがないですが、ナンバリングだとどちらも「E34」です。まあ北関東道や磐越道のように縦貫側との十字交差の両方向が同じ名称という例はありますが、本来はそういう紛れが無いようにすべきなんですが、より紛らわしくする方向になっています。
その意味では山形道は西半分が「庄内道」とするとか、磐越道は東半分を「磐城道」、西半分を「会津道」にするとか、北関東道は東北道以東を「常陸道」、以西を「両毛道」とする。中部横断道も中央道以南が「富士川道」、以北を「中部高原道」とするというようにして紛れを解消する方向にすべきでしょう。高速道路名の変更は実はそれなりにあるわけで、開通時の仮称からの変更だけではなく、「舞鶴道」から「舞鶴若狭道」とか、「北陸道」「山形道」扱いだった区間が「日本海東北道」に変更されたりとかありますからね。
まあ忖度メディアもわかっているのでしょうね。記事に添付された写真は鳥栖ジャンクションの緑看で、大分道と長崎道の両方が「E34」という状態を見せています。典型的なダメな例であり、しかも全国屈指の主要なJCTがこれでナンバリングの方がいいというのはさすがに無理がありますから。
そもそも猫も杓子も「E」というのも芸がないですし、被りまくりの環状高速は「EC」ではなく「C」とこれもカテゴライズとしては中途半端です。
2桁国道に並行する高速はその国道の番号を使うといいながら、同じ名称の高速は国道が別番号になっても同じ番号となっており、国道番号が慣れ親しんでいるから合わせたつもりがかえって混乱を招く設定です。中部横断道が「E52」ですが、山梨静岡間は確かに広域でR52と並行しますが、山梨長野間はR141ですからね。R141としての知名度が抜群なんですが、それが「E52」ですか。3桁国道との並行区間はやっつけ仕事のように北から連番にしているから、3桁国道との並行区間でも訳が分からない状態です。この時点で国道番号との関係というお題目が破綻しています。
「関連」という意味で破綻しているのは「A」の扱いで、東名と新東名、名神と新名神はまだ分かりますが、中国と山陽は「別」でしょう。安代以北の東北道と八戸道もそう。九州道と南九州道も違いますよね。一番ダメなのは道央道と後志道などが「E5グループ」になること。これが「A」なら東名と中央、東北と常磐も「A」でしょう。
上記の中部縦貫道が全区間で「E52」になってるのですが、九州でも大分道と長崎道を一本で「E34」にしています。また尾道道と松江道も「E54」ですが、まず三次でR54は中国道に沿って広島に向かうのにR184に沿って尾道に行く方が「E54」は話になりません。これらと秋田道と釜石道が「E46」というのが縦貫方向から左右両側に同じ番号の例です。
縦貫方面から分岐する際、例えば九州道の要衝鳥栖JCT手前で、ナンバリングでなければ「大分道」「長崎道」と間違いようがないですが、ナンバリングだとどちらも「E34」です。まあ北関東道や磐越道のように縦貫側との十字交差の両方向が同じ名称という例はありますが、本来はそういう紛れが無いようにすべきなんですが、より紛らわしくする方向になっています。
その意味では山形道は西半分が「庄内道」とするとか、磐越道は東半分を「磐城道」、西半分を「会津道」にするとか、北関東道は東北道以東を「常陸道」、以西を「両毛道」とする。中部横断道も中央道以南が「富士川道」、以北を「中部高原道」とするというようにして紛れを解消する方向にすべきでしょう。高速道路名の変更は実はそれなりにあるわけで、開通時の仮称からの変更だけではなく、「舞鶴道」から「舞鶴若狭道」とか、「北陸道」「山形道」扱いだった区間が「日本海東北道」に変更されたりとかありますからね。
まあ忖度メディアもわかっているのでしょうね。記事に添付された写真は鳥栖ジャンクションの緑看で、大分道と長崎道の両方が「E34」という状態を見せています。典型的なダメな例であり、しかも全国屈指の主要なJCTがこれでナンバリングの方がいいというのはさすがに無理がありますから。