そういえば「メダルかじり」のド顰蹙を買った名古屋市長ですが、それよりも愛知県知事へのリコール請求「不正」の関与や責任はどうなったんでしょうね。美容外科院長とともになんか逃げ切っている格好ですが、事務局長が勝手判断でやるわけもなく、トカゲのしっぽ切りで終わらせていい話ではありません。よしんば本当に関与していないにしても、「責任者」としての責任は免れませんからね。そんなことが認められたら「責任者」の意味が無くなります。
この市長、2009年の就任後に自らの政策である減税などに乗り気でない市議会を入れ替えようとリコール運動を仕鰍ッているんですよね。2010年に実施されたリコール請求は無効署名が約1/4を占めてリコール請求の法定数に足りない、という事態になり、支持者が異議申し立てをして有効と認定された署名によりなんとか法定数をクリアしたということはもう忘れられたようです。
有効署名で法定数をクリアしたとはいえ、無効から有効に再変化した署名を除いても全体の2割を超える無効署名が発生したというのは偶然なのか。当時も署名集めの方法が違法だったという話や、運動後に市長が率いる地域政党の候補者がなぜか署名簿から作成された名簿を使って支持固めをしていたとか、芳しくない話が多数出ていました。そして11年後に仕鰍ッたリコール請求では、今度は署名の8割超が無効という認定となり、事務局長が逮捕されるという前代未聞の事態になりましたが、その下地にあのリコール請求の「成功体験」があった可能性は否定できません。
そのあたりの感覚がマヒしていたから、今回のリコール請求では大胆極まりない手に出たと。
11年前の当時は、署名の要件が厳しいとか分かりづらいとか、時代の寵児だった市長が正しい、という世論の流れでしたが、そもそもリコール請求の署名に関する意識が低すぎたと考えれば腑に落ちる「二度目」でしょう。
この市長、2009年の就任後に自らの政策である減税などに乗り気でない市議会を入れ替えようとリコール運動を仕鰍ッているんですよね。2010年に実施されたリコール請求は無効署名が約1/4を占めてリコール請求の法定数に足りない、という事態になり、支持者が異議申し立てをして有効と認定された署名によりなんとか法定数をクリアしたということはもう忘れられたようです。
有効署名で法定数をクリアしたとはいえ、無効から有効に再変化した署名を除いても全体の2割を超える無効署名が発生したというのは偶然なのか。当時も署名集めの方法が違法だったという話や、運動後に市長が率いる地域政党の候補者がなぜか署名簿から作成された名簿を使って支持固めをしていたとか、芳しくない話が多数出ていました。そして11年後に仕鰍ッたリコール請求では、今度は署名の8割超が無効という認定となり、事務局長が逮捕されるという前代未聞の事態になりましたが、その下地にあのリコール請求の「成功体験」があった可能性は否定できません。
そのあたりの感覚がマヒしていたから、今回のリコール請求では大胆極まりない手に出たと。
11年前の当時は、署名の要件が厳しいとか分かりづらいとか、時代の寵児だった市長が正しい、という世論の流れでしたが、そもそもリコール請求の署名に関する意識が低すぎたと考えれば腑に落ちる「二度目」でしょう。