日本人コミュニティに迫る感染拡大

日本に比べると桁外れに少ないタイのCovid19感染者数ですが、日本人社会に関連して嫌な流れが出てきました。

4月3日、外務省は公式サイトで駐タイ日本大使がCovid19に感染したと発表。病院で療養中だが深刻な症状ではないそうです。
ちなみに日本大使館のサイトには一切情報がなく、なんとも情報開示が遅いというか、危機感がないというかの状態だそうです。

大使館員などの濃厚接触者は自宅待機で経過観察とのことで、大型クラスタでもない限りは積極的に検査をしないタイ流なんですが、ここで問題なのは、感染源はなんだったのか、ということ。外出先、立ち寄り先で、となると、日本人社会の中で重なりがあるかもしれず、場合によっては大きな問題になります。

3日は日本人の感染が多く発覚しており、バンコク都で3人、シラチャ、パタヤのあるチョンブリ県で4人と7人の発覚。大使がその中に含まれるかは不明だそうです。

また日本人駐在員が多く居住しているトンロー、エカマイ地区で、13人の感染者が訪問していたバーがあり、当該期間に訪問した人は至急届け出るように、と報じられています。

欧米人に次いでマスク着用をしない人が目立つ日本人ですが、日本人コミュニティの中や近隣での感染拡大。これで何とか収まってほしいものです。