北陸で久々の豪雪になっていますが、首都圏でもまずは寒波が襲来し、例年ならギリギリで氷点下にならない都心でも3日連続の冬日とかなり冷え込んでいます。
そして12日は積雪の可能性も、と報じられているわけですが、こういう報道が流れると、東京は大したことがないのに騒ぎ過ぎ、という批判が出てきます。
もちろん1センチレベルで騒ぐのはやりすぎですが、首都圏での積雪で何で混乱するのか、というと、実は雪に対する備えがないということもさることながら、降り方が実は影響しています。
今回の北陸の豪雪で、6時間の降雪量が30センチとか言っているわけです。それが「豪雪」というのであれば、首都圏で積雪を見るとき、特に大雪警報が発令されるときは、それに匹敵する降雪になっています。首都圏での降雪、積雪は冬型の気圧配置で絶え間なく雪雲が流れ込んで、というものではなく、南岸低気圧が発達しながら進むさなかに発生するわけで、短期集中で雪は降るのです。
それこそ6時間も降り続くということも滅多にないわけで、2014年とかの首都圏を襲った大雪でもしっかり降ったのは4時間程度で、それで30センチレベルの積雪を見たわけです。
5センチや10センチくらいで、という「いつもの」積雪でも短期集中ですから、実は積雪地帯であっても甘く見てはいけない降雪です。それが雪の備えがない首都圏ですから、だから大混乱になるともいえます。
ちなみに立ち往生が問題になっていますが、今は無きサイトの記事にした2005年暮れに神戸→東京27時間の難渋も立ち往生ではなかったとはいえ散々な経験でした。八日市手前から多賀まで5時間、多賀で休憩した後養老まで5時間半、除雪の長大間合いでの停滞だったようですが、まさに昨今問題となっている停車中にどんどん積もる、というのを体験しています。
そして12日は積雪の可能性も、と報じられているわけですが、こういう報道が流れると、東京は大したことがないのに騒ぎ過ぎ、という批判が出てきます。
もちろん1センチレベルで騒ぐのはやりすぎですが、首都圏での積雪で何で混乱するのか、というと、実は雪に対する備えがないということもさることながら、降り方が実は影響しています。
今回の北陸の豪雪で、6時間の降雪量が30センチとか言っているわけです。それが「豪雪」というのであれば、首都圏で積雪を見るとき、特に大雪警報が発令されるときは、それに匹敵する降雪になっています。首都圏での降雪、積雪は冬型の気圧配置で絶え間なく雪雲が流れ込んで、というものではなく、南岸低気圧が発達しながら進むさなかに発生するわけで、短期集中で雪は降るのです。
それこそ6時間も降り続くということも滅多にないわけで、2014年とかの首都圏を襲った大雪でもしっかり降ったのは4時間程度で、それで30センチレベルの積雪を見たわけです。
5センチや10センチくらいで、という「いつもの」積雪でも短期集中ですから、実は積雪地帯であっても甘く見てはいけない降雪です。それが雪の備えがない首都圏ですから、だから大混乱になるともいえます。
ちなみに立ち往生が問題になっていますが、今は無きサイトの記事にした2005年暮れに神戸→東京27時間の難渋も立ち往生ではなかったとはいえ散々な経験でした。八日市手前から多賀まで5時間、多賀で休憩した後養老まで5時間半、除雪の長大間合いでの停滞だったようですが、まさに昨今問題となっている停車中にどんどん積もる、というのを体験しています。