災害になるとつきものなのがデマですが、ネットの普及に加え、SNSなどのツールが一瞬にして情報を伝播拡散するようになって、デマも簡単に広まるようです。一方でデマの打ち消しも同様に一瞬にして回るのですが、一度出回るとなかなか完全に打ち消せません。
こうしたデマで一番厄介なのが善意で広まるもの。本人は誤解、誤認と気づかずに必死になって拡散するから余計にタチが悪いんですが、根底に善意があり、表面上善意に満ち溢れているだけに、周囲も冷静に判断することなく拡散してしまうようです。
一方でこれは積極的に潰さないといけないのが、為にする意図を持ったデマでしょう。
愉快犯的な「ほら吹き」も厄介ですが、政治的ャWションなどがまずありきでデマを流布するケースが多く、今回も政治団体、政党方面からデマ一歩手前の案件が出ているようです。
こうしたデマが一番問題で、事実の確認よりもお気に入りの政党、政治家の言だからと拡散する向きが少なくなく、それが定着してしまったのがいわゆる「風評被害」になるわけです。
特に普段は政治色もないサイトやアカウントがこうした「デマ」を取り扱ってしまう、拡散してしまうというのは、逆に政治色がなかった、為にする意図が見えなかっただけに、信じられてしまいやすく、デマが広がる原因の一つとなります。あるいは為にする意図で拡散している悪意すら感じるケースもあるわけで、それはもはや論外でしょう。
災害関係は多くの人にとって「専門外」ですが、事実の列挙にとどまらず、「ボクはこう思う」が混ざった格好で広まる(広める)ケースが多いです。専門家や判っている人が見たら誤りが一目瞭然でも、いちいち専門家が虱潰しに否定して回ることは不可能ですから、こうしたデマの流布を防げません。
メディアもそうしたデマのお先棒を担ぐかのように報道していることが少なくないわけですが、今広まっているデマは嘘ですよ、とせっかく広域に伝達する手段を持っているのですから、報道を通じて打ち消してほしいものです。東日本大震災の時に東京湾岸の製油所火災でデマが大きく広まりましたが、あの時は政府もメディアも積極的に打ち消したものの、足下はお寒い限りです。
さすがにこうした批判が多くなったことから、「こういわれていますが実は」とデマを否定する報道も増えてきましたがまだまだです。
とはいえリスクを云々する一方でマッチャ塔vのように煽るのがメディアのお約束ですから道はまだ遠いものの、災害に限らずデマというのは明らかに社会にとってのリスクですから、デマやそうとまではいかなくとも為にする意図を持った「粗悪品」の発信や拡散を積極的に排除すること、また不注意な再拡散を慎むことでリスクの芽を摘むことが、社会のリスクマネジメントとしてのお作法でしょう。
こうしたデマで一番厄介なのが善意で広まるもの。本人は誤解、誤認と気づかずに必死になって拡散するから余計にタチが悪いんですが、根底に善意があり、表面上善意に満ち溢れているだけに、周囲も冷静に判断することなく拡散してしまうようです。
一方でこれは積極的に潰さないといけないのが、為にする意図を持ったデマでしょう。
愉快犯的な「ほら吹き」も厄介ですが、政治的ャWションなどがまずありきでデマを流布するケースが多く、今回も政治団体、政党方面からデマ一歩手前の案件が出ているようです。
こうしたデマが一番問題で、事実の確認よりもお気に入りの政党、政治家の言だからと拡散する向きが少なくなく、それが定着してしまったのがいわゆる「風評被害」になるわけです。
特に普段は政治色もないサイトやアカウントがこうした「デマ」を取り扱ってしまう、拡散してしまうというのは、逆に政治色がなかった、為にする意図が見えなかっただけに、信じられてしまいやすく、デマが広がる原因の一つとなります。あるいは為にする意図で拡散している悪意すら感じるケースもあるわけで、それはもはや論外でしょう。
災害関係は多くの人にとって「専門外」ですが、事実の列挙にとどまらず、「ボクはこう思う」が混ざった格好で広まる(広める)ケースが多いです。専門家や判っている人が見たら誤りが一目瞭然でも、いちいち専門家が虱潰しに否定して回ることは不可能ですから、こうしたデマの流布を防げません。
メディアもそうしたデマのお先棒を担ぐかのように報道していることが少なくないわけですが、今広まっているデマは嘘ですよ、とせっかく広域に伝達する手段を持っているのですから、報道を通じて打ち消してほしいものです。東日本大震災の時に東京湾岸の製油所火災でデマが大きく広まりましたが、あの時は政府もメディアも積極的に打ち消したものの、足下はお寒い限りです。
さすがにこうした批判が多くなったことから、「こういわれていますが実は」とデマを否定する報道も増えてきましたがまだまだです。
とはいえリスクを云々する一方でマッチャ塔vのように煽るのがメディアのお約束ですから道はまだ遠いものの、災害に限らずデマというのは明らかに社会にとってのリスクですから、デマやそうとまではいかなくとも為にする意図を持った「粗悪品」の発信や拡散を積極的に排除すること、また不注意な再拡散を慎むことでリスクの芽を摘むことが、社会のリスクマネジメントとしてのお作法でしょう。