Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

低レベル極まるとはこのこと

2018-05-13 13:43:00 | ノンジャンル
国士様御用達新聞の救いようのないところは首尾一貫性がないというか、その場の思い付きで記事にしている、というところでしょう。

北朝鮮の外交政策に「したたか」と使うのは相手を称賛している感じがするのでケシカラン、とチラシの裏にでも書いてろ、という個人の感想が堂々と掲載されるのがその典型ですが、一方で土曜朝のNHK「チコちゃんに叱られる」を称賛しているのは、日ごろ年長者を敬えとか道徳に口うるさい新聞が、(設定では)5歳の幼女が大人に生意気なタメ口をきくという論外の内容をどこをどうやったら褒められるのか。まだ左翼系で首尾一貫している朝日のほうがマシです。

そして今朝の社説は健忘症にでもなったか、という内容で、稀勢の里への叱咤激励のつもりなんでしょうが、こうなった原因でもあるあの強行出場当時、各紙の中でもひときわ立派だ、綱の責任だ、と褒め称えたのがこの新聞というのを忘れたのか。無理をしたら後々たたるぞ、という懸念があった中、無邪気に諸手を挙げていた新聞が何を今更です。

さらに、本業?の北朝鮮ウオッチですら見る影もないわけで、金正恩委員長に関する記事で、金日成の「件p好み」を紹介していた中で、戦前の有名なテノール歌手永田絃次郎(金永吉)を出していますが、帰国事業で帰国後、「オーソレミオ」を歌い、西側の歌曲とは米帝趣味、と自己批判を強いられ、粛清されたことが(のちに名誉回復された模様だが表舞台には全く出てこないまま死去している)、よりによって産経新聞社刊行の「金日成の野望」(全3巻の3巻目「望郷の日本人妻」)に出ているんですが、件p好みどころか犠牲者である永田絃次郎を帰国後の悲劇について何の説明もなく取り上げるとは、ここまで落ちたか、という感じです。



不便といって何が悪い

2018-05-13 13:00:00 | 交通
なんか多言語表記の「日本語を全く表示しない」ことを批判すると、韓国disだと勝手に脳内変換して全力で批判する人が多いですね。韓国関係だと頼まれもしないのに顔を真っ赤にして反論しては、痛くもない腹を探られるリスクもありますし、あるいは本当に為にする目的かもしれないと思わざるを得ませんね。


(発端でありシンボルだった京急品川改札前)

この問題でシンボル的存在だった京急品川駅が日本語固定表記+多言語表記(仮名、英、中、韓)に変更した時点でこの議論は終わっているんですよ。日本で日本語表記が無いというのは問題だ、という判断を事業者がしたわけです。


(結局こうなりましたよね。日本語表記は必ず出ます)

ぱっとビジョンのような限られたスペースでの表示でも日本語固定表記+多言語表記(仮名、英、中、韓)が主流。韓国語が槍玉に挙がったのは、利用者の大多数である日本人の大半が全く読めない、という致命的欠陥であり、事実上「ローマ字」である英語、地名レベルは大半が共通の表現になる中国語は理解できる人が大半というのと全く違うという前提を「批判者」は無視しています。


(さすがにタイ語はわからないので英語は救いの神)


(日本語が入るのはこういう時だけ・・・)

逆に直すべきは、ぱっとビジョンレベルで可能な多言語表記をしていないケース。設定の問題に過ぎないはずで、簡単に直せるはずです。また大画面で他言語のみの表記を残しているケース。大画面であれば和英の固定表示に多言語表記というやり方も可能です。


(東武野田線。和、仮名、英の3種類で回している)

海外での日本語表記をありがたがる人もいますが、どこへ行く、という移動目的であれば「意訳」が望ましく、移動手段としてどこで乗る、降りる、という手段としての目的であれば、「読み方」が望ましいですが、「先進」とされる韓国ですらそこは統一感がありません。


(バスの行先。日本語表示はわずかな瞬間しかなく実用性は低い)


(駅構内の多言語表記は有効)

漢字表記がない場合は中国語表記ともども「読み」で表記されるわけで、釜山の地下鉄でいえばチャガルチやャ?ネゴルは日中ともにチャガルチやャ?ネゴルと表記されるが、釜田は「釜田」であり、プジョンと読まないと通じないのにどう読むかはわからないわけです。


(「西面」はソミョンと読みますが読めますか? ャ?ネゴルの「凡内谷」は韓国語の漢字表記とも違う「当て字」)

意訳と読みの問題を考えると、ローマ字表記(ヘボン式)で十分でもあるわけです。ピンインがどうのという反論があるかもしれませんが、欧米のアルファベット表記との親和性が高いローマ字表記が「読めない」のであれば、英語圏でピンイン表記を別途表示していますか、という話になるわけで、ごちゃごちゃせず視認性が高い2か国語表記をあえて貫くというのは、理由がある話といえます。


(上海の地下鉄。路をRoadとするなど意訳方式に近い)


(浦東空港。結局中英のみなんですよ)

まあ上記のぱっとビジョンのケースはそんな思想は全くないと思われる状況ですが。


(多言語表記、って何?というのが欧米の現実。シカゴにて)