国士様御用達新聞の救いようのないところは首尾一貫性がないというか、その場の思い付きで記事にしている、というところでしょう。
北朝鮮の外交政策に「したたか」と使うのは相手を称賛している感じがするのでケシカラン、とチラシの裏にでも書いてろ、という個人の感想が堂々と掲載されるのがその典型ですが、一方で土曜朝のNHK「チコちゃんに叱られる」を称賛しているのは、日ごろ年長者を敬えとか道徳に口うるさい新聞が、(設定では)5歳の幼女が大人に生意気なタメ口をきくという論外の内容をどこをどうやったら褒められるのか。まだ左翼系で首尾一貫している朝日のほうがマシです。
そして今朝の社説は健忘症にでもなったか、という内容で、稀勢の里への叱咤激励のつもりなんでしょうが、こうなった原因でもあるあの強行出場当時、各紙の中でもひときわ立派だ、綱の責任だ、と褒め称えたのがこの新聞というのを忘れたのか。無理をしたら後々たたるぞ、という懸念があった中、無邪気に諸手を挙げていた新聞が何を今更です。
さらに、本業?の北朝鮮ウオッチですら見る影もないわけで、金正恩委員長に関する記事で、金日成の「件p好み」を紹介していた中で、戦前の有名なテノール歌手永田絃次郎(金永吉)を出していますが、帰国事業で帰国後、「オーソレミオ」を歌い、西側の歌曲とは米帝趣味、と自己批判を強いられ、粛清されたことが(のちに名誉回復された模様だが表舞台には全く出てこないまま死去している)、よりによって産経新聞社刊行の「金日成の野望」(全3巻の3巻目「望郷の日本人妻」)に出ているんですが、件p好みどころか犠牲者である永田絃次郎を帰国後の悲劇について何の説明もなく取り上げるとは、ここまで落ちたか、という感じです。
北朝鮮の外交政策に「したたか」と使うのは相手を称賛している感じがするのでケシカラン、とチラシの裏にでも書いてろ、という個人の感想が堂々と掲載されるのがその典型ですが、一方で土曜朝のNHK「チコちゃんに叱られる」を称賛しているのは、日ごろ年長者を敬えとか道徳に口うるさい新聞が、(設定では)5歳の幼女が大人に生意気なタメ口をきくという論外の内容をどこをどうやったら褒められるのか。まだ左翼系で首尾一貫している朝日のほうがマシです。
そして今朝の社説は健忘症にでもなったか、という内容で、稀勢の里への叱咤激励のつもりなんでしょうが、こうなった原因でもあるあの強行出場当時、各紙の中でもひときわ立派だ、綱の責任だ、と褒め称えたのがこの新聞というのを忘れたのか。無理をしたら後々たたるぞ、という懸念があった中、無邪気に諸手を挙げていた新聞が何を今更です。
さらに、本業?の北朝鮮ウオッチですら見る影もないわけで、金正恩委員長に関する記事で、金日成の「件p好み」を紹介していた中で、戦前の有名なテノール歌手永田絃次郎(金永吉)を出していますが、帰国事業で帰国後、「オーソレミオ」を歌い、西側の歌曲とは米帝趣味、と自己批判を強いられ、粛清されたことが(のちに名誉回復された模様だが表舞台には全く出てこないまま死去している)、よりによって産経新聞社刊行の「金日成の野望」(全3巻の3巻目「望郷の日本人妻」)に出ているんですが、件p好みどころか犠牲者である永田絃次郎を帰国後の悲劇について何の説明もなく取り上げるとは、ここまで落ちたか、という感じです。