Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

ロングランから見えてくるもの

2018-01-02 11:03:00 | 交通
3年ぶりに広島までのロングランを敢行しましたが、だいぶ記憶があやふやになっていたのか、R1、R23で豊明まで下った際に、4車線化されている区間がかなり伸びており、そうだった、3年前にも同じ驚きをした記憶が、というボケっぷりは内緒です(爆)

新東名の一部区間が110㎞に最高速度が緩和されていましたが、これも「決め事」というか、警察のさじ加減ひとつですね。
新東名はフル規格区間だけでなく「猪瀬メ[ル」などで区切られた片側2車線区間も含まれますし、東北道でも実施できるのですから。「一般道」にしても、都内などで普通の横断歩道や信号のある道で60㎞規制なのに、尾道バイパスなどの自専道が60㎞とか、元有料という出自もあってか浜名BPは80㎞規制とか、無理やり「側道」と区切ってアップダウンを多用した岡山BPが70㎞規制とか、まあ合理的な基準が見えません。

神戸市北区での不幸な事故の影響で開業が遅れたため、川西以東での区間開業となった新名神にも立ち寄りましたが、箕面とどろみから箕面有料~新御堂筋のルートは意外と使えますね。新船場付近の平面交差のガチャガチャが無かりせば、という感じで、京都方面から桃山台経由の高速バスも高槻、茨木に停車しない便であればこっち経由でもよさそうですが(桃山台ではなく千里中央に立ち寄れば飛躍的に便利になりますし)、東行きの高槻JCTが神戸JCTまでの開通以降は渋滞の巣になる懸念もあります。

元日の状況で渋滞とは無縁と思いきや、結構混んでいました。
ただ、東名阪鈴鹿付近(片側2車線への収斂付近が先頭)先頭の渋滞はどうかと思う渋滞で、新名神の亀山連絡路に入ってすぐのトンネル内からの渋滞でしたが、途中から右車線は順調。名古屋方面は左車線とみんな思いこんでいるようですが、再三再四2車線とも名古屋方面で、亀山、伊勢方面は右車線から「分岐」と出ているのに、なんで左車線に固執するのか。亀山JCTでの合流も、いったん1車線になる格好ですが、無理すれば2車線のまま右側は東名阪本線と合流、左側はそのまま3㎞あまりの合流車線と、施設を十分に使えば渋滞する?という感じで、盆暮れのサンドラ天国とはいえ、あまりにもひどいです。

同様の事態が大和TNでも起きているわけで、海老名SAから3㎞程の加速車線をなぜフルに使わないのか。ここで流速を合わせて合流すればかなり違いますが、現実は「ここが渋滞ャCント」に見とれて減速してしまい、「まだまだ上り坂」で慌てて加速して渋滞解消、という救いようのない状態です。
追越車線にいれば早く進むと勘違いしているサンドラが多過ぎで、渋滞が見えると追越車線に割り込んできて流量をいたずらに増やし、本来流れるのに加速できずに塞栓を起こすサンドラは新幹線か何かで帰省しろ、と言いたくなります。

そうそう、東名での悲惨な事故のせいで、「あおり運転」という言葉を覚えちゃったサンドラが図に乗っているわけで、高速にあるまじき減速状態で追いつかれても、煽られていると思い込んでそのまま進み、後続車に追突されるリスクを負わせている状況が多発しています。「あおり運転」を摘発する前に、こういうサンドラの「非常識運転」を一曹キれば、「あおり運転」とされる事態の大半は消えますから。

今回も名神天王山の左ルートで、車線変更が出来ない(イエローライン)状態で、50㎞を切るまで減速して進むサンドラに巻き込まれたんですが、天王山TNを出たところで後続車を止めてクレームしているのが見えました。80㎞規制とはいえ高速本線で最低速度を割り込む危険走行をしておいてこれですから、あの事件の犠牲者、被害者には悪いですが、低レベルのサンドラが図に乗るという危険な状況が高速上で多発していることはもっと指弾すべきでしょう。

ついでにもう一つ。ロングランだと高速上で給油せざるを得ないのですが、割高な都内都心部よりも20円から30円近く高い値段での殿様商売のSAの給油所が、これも図に乗っているわけで、給油所の入口に各種割引を謳って客寄せしておいて、いざ入ると「すんまへんな、正月なんで現金だけの扱いなんですわ」と嘯くわけです。市中ならまだしも、選択肢のない高速でこんな商売がなぜ許されるのか。そもそもSAなどの給油所を廃止したり、休憩用の施設を潰して物販スペースにしたり、無料の給茶機が故障したままでのどが乾いたら買いましょうね、という状況で正月早々阿漕な商売に勤しむさまを見せつけられると、民営化から12年が経ちますが、国家百年の計を誤った愚行です。

新東名の浜松いなさJCT*L田東JCT間も、元都知事の推進委委員長のごり押しで片側3車線から2車線にスペックダウンして、しかもそれが3車線で作ってのダウンサイジングじゃないから、トンネンもある区間では旧東名や東名阪のような無理繰り拡幅も不可能でどうしようもありません。実際、岡崎SA以東の片側2車線区間の走りにくさは新しい高速とは思えないほどであり、しばしば詰まっているさまを見ると、国家百年の計を誤らせた民営化と当時の推進委の罪は計り知れません。




謹賀新年

2018-01-02 10:45:00 | ノンジャンル
2日になってしまいましたが、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨日はお屠蘇も遠慮してお雑煮を食べてお節をつまむと早々に帰京の途に。元日だから道も空いていると思いきや、案外といるもんですね。特に高速は交通量こそ少なめとはいえ、SAはごった返していました。

大晦日は元日の「大返し」に備えて深酒は控えましたが、柱エの「幻」を飲みながら紅白を見ていました。
相変わらず倹lが楽屋オチでバタバタするのが興醒めですが、前年に比べると全然マシでした。どうかなと思ったウッチャンの総合司会も無難でしたし。

苦笑したのが郷ひろみとTOKIOの国鉄/JR対決。でも「エキゾチックジャパン(2億4千万の瞳)」でバブリーダンス、というのはいかがなものか。国鉄の「エキゾチックジャパン」キャンペーンは1984年2月改正からですし、その後バブル経済の前に「円高不況」という闇があったわけで。

TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN」も2003年10月の新幹線品川駅開業、「のぞみ」シフトのダイヤ改正のキャンペーンソングですからもう14年前の話です。「DASH」ばりの映像が流れていましたが。当時はまだ農林水産・工業系アイドルじゃなかったんですよね。いまなら新幹線のキャンペーン、と言われたらまず川重あたりに行きそうですが。

紅白どちらが勝つかは、採点方法が不明瞭云々というよりも、視聴者の集計そのものが不明瞭な段階でどうしようもないわけで、あの結果になったのでしょうね。安室奈美恵のラスト紅白といった話題もあった中で、白組があんなに大差をつけるとも思えないわけですから。「本編」の後のショートコーナーでのメンバーの卒唐ェ衝撃だった欅坂も、認識を改めるくらいのインパクトがあったわけで、「本編」まで空回りしていた紅白があれで締った感じでした。

というわけで、戻ったとはいえまだ出先ですが、本年もよろしくお願いします。