JR北海道の路線維持の問題で、鉄道がなくなったら寂れるとか、誰も知らなくなる、という国鉄の特定地方交通線が廃止された30年以上前の思考で止まっている人が見られます。
鉄道さえあればその自治体は全国に知られる、というあたりはまさに噴飯物でして、今廃止の俎上に上がっている路線、いや、残るであろう路線でも同じでしょう。鉄道があるから名が知られているかどうか。
ヲタは駅名で知っているから錯覚するのでしょうが、普通の人から見たら鉄道があろうとなかろうと知られていない自治体は知られていないのです。
例えば釧網線。標茶町、弟子屈町、清里町、斜里町、小清水町と並んでいますが、鉄道があるから全国区、という自治体があるでしょうか。宗谷線だと昔CMで名をはせた比布町、そして和寒町、剣淵町、士別市、名寄市、美深町、音威子府村、中川町、幌延町、豊富町はどうでしょう。市制を敷いている士別市の知名度は、という話ですし、比布だって場所と同定できている人はまずいないでしょう。
残るであろう根室線でも幕別町、豊頃町、浦幌町、白糠町とありますが、皆さんご存知でしょうか。
それこそ30年前に鉄道が消えた自治体の方が有名なケースもありますよね。
中標津町、紋別市、岩内町、広尾町、松前町。鉄道がないけどよほど有名でしょう。それこそ鉄道があっても別の要員で知られているケースが大半で、空港のある女満別、インターのある清水(十勝清水)とか、前述の中標津、紋別もそうですが、「使われる交通機関」であれば知られるのです。
結局は鉄道じゃないんですよ。その町に魅力があるかどうか。知名度はそれに比例します。「鉄道の街」というのは確かにありますが、それは乗り換え駅などのジャンクションであり、空港がある、インターチェンジがあるというような、ただ鉄道があるというような単純なものではない特徴があるのです。
鉄道があれば有名になるか。北海道ではありませんが、高知県に顕著な例があるわけで、昔から鉄道も来ない遠い地であった土佐清水市、でもカツオやサバなどで知名度は高いですよね。土佐清水がブランドになっているようなものです。
一方でご近所には鉄道が20年前にようやく開通し、特急の終着駅として地名の露出も高い宿毛市がありますが、鉄道開通で全国にその名をとどろかせるとか、少なくとも土佐清水よりは有名になっていて然るべきでしょう、この手のヲタの論理であれば。
鉄道さえあればその自治体は全国に知られる、というあたりはまさに噴飯物でして、今廃止の俎上に上がっている路線、いや、残るであろう路線でも同じでしょう。鉄道があるから名が知られているかどうか。
ヲタは駅名で知っているから錯覚するのでしょうが、普通の人から見たら鉄道があろうとなかろうと知られていない自治体は知られていないのです。
例えば釧網線。標茶町、弟子屈町、清里町、斜里町、小清水町と並んでいますが、鉄道があるから全国区、という自治体があるでしょうか。宗谷線だと昔CMで名をはせた比布町、そして和寒町、剣淵町、士別市、名寄市、美深町、音威子府村、中川町、幌延町、豊富町はどうでしょう。市制を敷いている士別市の知名度は、という話ですし、比布だって場所と同定できている人はまずいないでしょう。
残るであろう根室線でも幕別町、豊頃町、浦幌町、白糠町とありますが、皆さんご存知でしょうか。
それこそ30年前に鉄道が消えた自治体の方が有名なケースもありますよね。
中標津町、紋別市、岩内町、広尾町、松前町。鉄道がないけどよほど有名でしょう。それこそ鉄道があっても別の要員で知られているケースが大半で、空港のある女満別、インターのある清水(十勝清水)とか、前述の中標津、紋別もそうですが、「使われる交通機関」であれば知られるのです。
結局は鉄道じゃないんですよ。その町に魅力があるかどうか。知名度はそれに比例します。「鉄道の街」というのは確かにありますが、それは乗り換え駅などのジャンクションであり、空港がある、インターチェンジがあるというような、ただ鉄道があるというような単純なものではない特徴があるのです。
鉄道があれば有名になるか。北海道ではありませんが、高知県に顕著な例があるわけで、昔から鉄道も来ない遠い地であった土佐清水市、でもカツオやサバなどで知名度は高いですよね。土佐清水がブランドになっているようなものです。
一方でご近所には鉄道が20年前にようやく開通し、特急の終着駅として地名の露出も高い宿毛市がありますが、鉄道開通で全国にその名をとどろかせるとか、少なくとも土佐清水よりは有名になっていて然るべきでしょう、この手のヲタの論理であれば。