Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

22年目の1月17日

2017-01-18 07:07:00 | 震災・災害
22年目の1月17日を迎えました。個人的には不覚にも5時46分に起きられず痛恨の事態になってしまい、一日ブルーな状態でした。
さらにネット環境が悪く、ようやく書き込み等ができる状況になりました。

20年の節目を過ぎると急速に風化している感じで、東日本や熊本との連携などを通じて風化を防いでいる状態にも見えますが、震災後に生まれた世代が来年にも大卒で社会人になるとか、逆に当時社会の中堅どころだった人も高齢化が進んだり、鬼籍に入ったりと、風化というよりも「世代交代」が目につきます。

「世代交代」という意味では、東遊園地などで行われる大きな行事の他にも、神戸市内や阪神間、東播、淡路の各地では地域の行事が行われていますが、こうした行事の担い手も高齢化が進み、そのままでは継続が難しくなっているようです。
そして神戸に住んでいた時に、1月17日の早朝に参加していたこの手の行事がありましたが、担い手の高齢化などの事情が重なり、どうやって継続していこうかという議論になっていると聞いたときには驚きました。

地域の子供をメインとした活動が引き継ぐという話もあるようで、そうなれば地域の中で子供たちが活動を通じて1995年1月17日に何が起きたのか、ということを語り継げるいい機会だと思います。
こうした動きの中で、あまり語られることのなかったあの日のエピソードが披露されたという話も聞いており、語り継ぐことの大切さを改めて感じたのです。