Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

自爆ですか?

2016-06-12 23:51:00 | ノンジャンル
キリンビールが売り出した「ご当地ビール」の変形判である「○○づくり」シリーズ。



限定醸造を謳いますが、同社は47都道府県総てにビール工場を持っていませんから、こうなるわけです。



「東京づくり」なのに神奈川県にある「横浜工場謹製」とあり、一応作り分けてはいるんでしょうが、同じ工場で何県分かを作っているようです。

しかし、コピーがなんとも意味深なケースを見ると、企画したはいいが、自爆止む無しと覚悟を決めているのかもしれませんね。



うん、「ほんまもん」が分かる人にこんなもん出してもアカンでしょうに。



「京都づくり」は「滋賀工場謹製」です...




「不倫騒動」に見るジェンダー意識の浅い底

2016-06-12 23:42:00 | ノンジャンル
こういう時だけ清廉潔白、品行方正を押し付ける券\マスコミが諸悪の根源ではありますが、ここのところ頻発しているいわゆる「不倫騒動」を見ると、どの口空けて、というところに加えて、露骨なダブスタをかましているのも見苦しいです。

婚外子問題で「進歩的な」意見を発している人たちもなぜか券\人の不倫問題に言及する時には「醇風美俗」を守れといわんばかりのスタンスになるのが「微笑ましい」ですし、メディアもドラマで嫌というほど不倫をテーマにした作品を垂れ流しておきながら、いざ実践したら石つぶてというのもひどい話です。ならば最初から不倫というか「不義密通」は止めましょうキャンペーンでもすればいいのに。

そのダブスタですが、女性タレントと新進バンドメンバーの不倫では、一旦開いた記者会見の内容にケチをつけ、今回の会見はしおらしくて良かったと風紀委員になったような物言いですが、元著名バンドのメンバーでソロ活動中の男性が、自分の妻がいるのに友人の奥さんに手を出して孕ませてしまい離婚に追い込んだ件は、女性タレントのように仕事を干されるような動きはなく、同時期に発覚した落語家に至っては「笑いに包まれた会見」と好意的ですらあります。

そういえばちょっと前に報じられた上方落語の大御所も事実上おとがめなしで、大河ドラマにも重要な役どころで出演していますが、要は同じことをしても券\界になくてはならないかどうかで批判のハードルが天と地ほど違ってくるわけです。
それは本人にとっては文字通り死活問題ですが、券\マスコミは相手によって対応を変えて追い込んでいるわけです。

あとは「女性に厳しく男性に甘い」でしょうか。足下の騒動ではほぼ例外なく女性は総スカンを食いますが、男性はスルーです。
典型的なのが上述の上方落語の大御所で、本人はおとがめなし、相手の女性は券\界引退に追い込まれたわけで、かわいそう、不公平という声も上がらないあたり、これも券\マスコミの「人権感覚」といったら言い過ぎでしょうか。

そういう「女性差別」の取り扱いであれば、世のフェミニズムの勢力をはじめとする女性が声を上げる、と思いきや、当の女性が同姓の不倫に対して不寛容で、メディアへの出演に拒絶反応を示しているわけです。このあたりもお里が知れるというか底の浅さを露呈した格好ですが、いわば「他人の不幸は蜜の味」的な面もある「不寛容な叩き」が男女差別的に行われていることをスルーどころか支持しているのを見ると、普段の「正論」も額面通り聞けないのです。