Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

雑誌コードが...

2010-01-24 18:51:00 | 書評
ジャーナルの成美堂出版への販売所移管ですが、さらに重大な事実を発見しています。
某所でも指摘があったのですが、今号からISSNコードは変わらないものの、雑誌コードが変更になったのです。

雑誌コードは空き番が稀少で、それ自身が売買の対象になるようなものと聞いていますが、成美堂がジャーナルを手に入れても雑誌自身が存在するのなら、雑誌コードを入れ替える必要はありません。
もしくは編集スタッフ部門だけになったジャーナルはRJ誌の雑誌コードは譲らなかったのか、という推測も出来ますが、貴重な雑誌コードを別途用意して割り当てるほどの価値を同誌に見出したということでしょうか。

しかし、新しい雑誌コードをちょっと調べてみると愕然です。
以前の使用誌のタイトルをここに書くのも憚られるような成人雑誌なのです。
雑誌コードごと入手したのであれば、わざわざ長年親しまれてきたコードを捨てて成人雑誌のコードに振り替える必要は少なく、何か自社企画のまじめな雑誌に割り当てるためのコードロンダリングと言う線しか考えられません。

もしくはコードは譲らなかったとするのなら在り物をあてがうしかないので致し方が無いのかもしれませんが、新コードの由来が由来だけに釈然としません。

まあ、企業間の話となると、会計上の利益を得るために実際には吸収合併なのに、吸収される会社を存続会社として、そこの屋号変更と言う体裁を取るケースもあり、商業登記を見ると法律上はそこで途絶えたように書かれてもそれで良しとしているくらいですから、雑誌コードの変更くらいは気にしないのかもしれません。

煽った挙句誤報では

2010-01-24 18:39:00 | 時事
JALは結局会社更生法による処理になりましたが、顧客離れや取引の縮小、停止といった信用不安を理由に法的処理に抵抗があったわけです。
それを最大限払拭すべく「事前調整型」として考え得るリスクについてアナウンスしてきたのですが、そうした努力が無になるようなことを結局マスコミがしてしまいました。

1月19日にJALが会社更生法を申請するということはもはや既成事実で、それこそ申請自体にニュースバリューは無い状態でしたが、20日の朝日は1面トップ、それも大見出しで伝えました。

ところがその中にあった事業再生案骨子が大誤報だったのです。
21日の朝刊1面左下に小さく「おわび」として1段18行の記事が出てましたが、ホテル、旅行業から撤退とした20日の紙面は全くの間違いで、「ホテル日航のブランドやJALパックなどの愛称で親しまれた旅行サービスが無くなる可能性が大きい」というくだりも事実無根と言うことで、20日付の紙面は1面も3面も訂正、削除となる惨憺たるものになっています。

もはや周知の事実を大見出しで煽り、しかもその内容が誤報では論外以前でしょう。