Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

エクスプレス予約の停止

2007-05-23 23:56:53 | 交通
今日の早朝から14時過ぎまでエクスプレス予約のシステムトラブルで、すでに予約した分の受け取りを除き、予約等が全く出来ない状態になりました。

これで出張でこのシステムを愛用しているビジネスマンを中心に混乱が生じたわけですが、問題なのはその際の対応と周知です。
航空機はマイレージ会員はもちろん、一般向けでもPCや携帯での予約に会費などはとっていませんが、エクスプレス予約は航空機の予約以下の機能なのに年会費を取る会員制と言うのに、システムがダウンしていた間、購入希望者は「会員料金」ではなく、定価で購入するように案内されていました。

定価で買うと1000円近く高いわけで、会員であることを確認して何らかの割引をするとか、後で割引分をカード口座に返金するとか、救済策が取られて当然だろうと思うのですが、何も無かったわけです。
今回のトラブルは会社側原因ですから、それで事実上免責ではモラルハザードの極みともいえます。

周知も問題で、7時15分の段階で全面ダウンしていたのに、JR東海のサイトを見ると何の情報も出ていません。「J≠vESTカード」で同じ扱いをしているJR西日本のサイトには、トップページにエクスプレス予約の障害についてと言う項目が出ており、発表文へのリンクが張られてましたたが、JR東海のサイトでは一見、発生の事実が分からなかったのです。

実はエクスプレス予約のページに行き、会員へのお知らせのページに行って初めて障害情報が出てくるのですが、そこまで言って初めてわかるというのは、情報公開に対する意識の低さが際立っています。





さて、利用の多い平日に、日本の大動脈とも言える東海道・山陽新幹線で、会社が鳴り物入りで普及を進めている予約システムがダウンしたと言うことは大きなニュースのはずです。
しかし、勤め人が家に帰って見る機会が多いであろうNHKの21時のニュースを見て呆れました。

システムトラブルのニュースは1秒、1文字、一言たりとも無い代わりに、今日報道陣に初めて公開されたN700系の試運転の模様を延々と流したのです。
営業運転でもなく、初の試運転、と言うわけでもない、単なるマスコミ向けのイベントの提灯記事は報じても、影響を受けた人が万単位で出たトラブルは黙殺したのです。

その取捨選択の基準と言うものを、問い質したいものです。





自動放送のアクセント

2007-05-23 17:21:37 | 交通
先日大阪モノレールに乗って彩都に行った話をチラッと書きました。
新駅に「越川」と言う駅があるんですが、自動放送の日本語は「こ」しかわ、と「こ」にアクセントを置いた関西風だったのに、英語はこ「し」かわ、と標準語スタイルでした。
関西は住吉を「す」みよし、池田を「い」けだ、とアクセントを置くように、独特のものがあり、アクセントまでが「地名」のはずなんですが、英語バージョンはそこに無頓着です。

まあ、JR東の湘南新宿ライン、E231系の自動放送は、いけ「ぶ」くろ、しん「じゅ」く、というように、いかにも外人というようなアクセントになっている(しかも停車駅案内の途中駅の場合、語尾を下げずに次駅を話し、終点ではじめて語尾を下げる)よりは耳に馴染みますが。