「真鶴」川上弘美著(文藝春秋)を読みました。
失踪した夫・礼を思いつつ、恋人の青茲(せいじ)と付き合う京(けい)。
京は礼の日記に「真鶴」という文字を見つけます。
“ついてくるもの”にひかれて京は「真鶴」へ向かいます。
土地につく幽霊のような、もうひとりの自分のような、不思議な女性に導かれて歩く真鶴。
私は実家が東海道線沿線なこともあり、真鶴も何度か降りたことがあるのですが、海のそばのひなびた町、メジャーな土地(熱海・湯河原)からちょっと外れているという土地の性格が物語の発想になったのかもなーと思いました。
「大磯」の海岸も雰囲気がいいけど、ロングビーチのイメージが強いしね。
作品については、正直読んでいるうちにだんだん一人称の女性語りに飽きてしまったのでした。ちょっと長すぎる気がしました。京の内面の対話の話で大きなストーリー展開もないし。
こんな感想だけでごめんなさい・・・。
失踪した夫・礼を思いつつ、恋人の青茲(せいじ)と付き合う京(けい)。
京は礼の日記に「真鶴」という文字を見つけます。
“ついてくるもの”にひかれて京は「真鶴」へ向かいます。
土地につく幽霊のような、もうひとりの自分のような、不思議な女性に導かれて歩く真鶴。
私は実家が東海道線沿線なこともあり、真鶴も何度か降りたことがあるのですが、海のそばのひなびた町、メジャーな土地(熱海・湯河原)からちょっと外れているという土地の性格が物語の発想になったのかもなーと思いました。
「大磯」の海岸も雰囲気がいいけど、ロングビーチのイメージが強いしね。
作品については、正直読んでいるうちにだんだん一人称の女性語りに飽きてしまったのでした。ちょっと長すぎる気がしました。京の内面の対話の話で大きなストーリー展開もないし。
こんな感想だけでごめんなさい・・・。