「レッド・データ・ガール はじめてのお使い」荻原規子著(角川書店)を読みました。
山伏の修験場として世界遺産に認定される、玉倉神社に生まれ育った鈴原泉水子(すずはら いずみこ)は、宮司を務める祖父と静かな二人暮らしを送っていました。
しかし泉水子が中学三年になった春、突然父親に東京の高校への進学を薦められます。しかも、父の友人で後見人の相楽雪政が、山伏として修業を積んできた自分の息子・深行(みゆき)を、泉水子に一生付き添わせるといいだします。
泉水子がやがて知ることになる自分の生い立ちや家系に関わる秘密とは?
ひっこみじあんで不器用な泉水子が、少しずつ自分を変えていこうとする姿がけなげ。雪政と深行親子は印象は違えどきらびやかで人をひきつけます。このイケメンぶり、荻原作品ならでは。
「はじめてのお使い」とは修学旅行をさしているのかな?
それとも「神の使い」をさしているのでしょうか。
泉水子の舞の場面は「風神秘抄」のラストシーンのようでした。
単発の物語ですが、終わり方からして今後シリーズ化しそうな予感。
もし続巻があるのなら、泉水子の両親、大成と紫子の登場が楽しみ!
山伏の修験場として世界遺産に認定される、玉倉神社に生まれ育った鈴原泉水子(すずはら いずみこ)は、宮司を務める祖父と静かな二人暮らしを送っていました。
しかし泉水子が中学三年になった春、突然父親に東京の高校への進学を薦められます。しかも、父の友人で後見人の相楽雪政が、山伏として修業を積んできた自分の息子・深行(みゆき)を、泉水子に一生付き添わせるといいだします。
泉水子がやがて知ることになる自分の生い立ちや家系に関わる秘密とは?
ひっこみじあんで不器用な泉水子が、少しずつ自分を変えていこうとする姿がけなげ。雪政と深行親子は印象は違えどきらびやかで人をひきつけます。このイケメンぶり、荻原作品ならでは。
「はじめてのお使い」とは修学旅行をさしているのかな?
それとも「神の使い」をさしているのでしょうか。
泉水子の舞の場面は「風神秘抄」のラストシーンのようでした。
単発の物語ですが、終わり方からして今後シリーズ化しそうな予感。
もし続巻があるのなら、泉水子の両親、大成と紫子の登場が楽しみ!