本「夜行観覧車」

湊かなえさんの「夜行観覧車」を読みました。

本のストーリーとしては、とてもおもしろくぐいぐい読めてしまうのだけれど、
湊さんの書かれる物語は、どうしていつも、“悪意に満ちて”いるのだろう。
この世の中には、悪意に満ちた人しか居ないんじゃないか？
とさえ思えるほどに、
登場人物には、妬み、僻み、自己中・・・“ざまあみろ”みたいな感情が渦巻いている。

読んでいて、気持ちのいいものではない。
嫌な気持ちにさえなる。

でも、読んでしまうのは、どうしてなのだろう？

人の中には、誰にでも（もちろん私にも）そういう部分が、少なからずあると
認識しているからなのだろうか？

このお話は、高級住宅街“ひばりが丘”の、誰が見ても素敵な一家で起こる
殺人事件と、その向かいに住む、家族を中心として、話が展開する。

身近な人、家族とか友達とか・・・に、自分の過去も含めた人生を、全否定されるような
言動をとられると、心を平静に保つのは難しいものなのかもしれないな・・・とか、
ぼんやり思いつつも、そういうことにならないようにするためには、やっぱり、
日ごろちゃんと話をすることが大事なんだろうな～と、思った。

読後感は、重い^^;

６月なのにホットカーペット^^;

夜遅く、高速を走って、三重に帰ってきました^^。

でも・・・予想を超えて、結構寒い(~~;
途中の温度計の看板には１４℃って出てたけど、ここは何度くらいなんだろう？

寒いので、こっちにおいてあった、冷えていないぬるいビールを飲みつつ、
パソコンを触っていたら、つい・・・寒くなって、ホットカーペットに通電してしまった

６月だというのに。。。と、驚きつつも、ここに住んでいたときは、
梅雨明けまでは、ホットカーペット使う日もあったっけ？
なんて思い出したりしていた。
岡山では、海沿いだから（？）暖かいのか？夜でも、半そでだし、窓全開にしていても
平気・・・というか、窓閉めたら、やや暑いし・・・みたいな感覚だったので、
その、違いすぎる感覚に、不思議な感じさえする。

上に羽織る服、もって来なかったの・・・失敗したかな

しかし・・・こんな時間に、おつまみ食べつつ、お酒一人で飲んでるなんて^^;;
痩せるはず・・・ないわなぁああ（苦笑）

びびり音との闘い^^;

通っているレッスンで、前期は1stのパートだったから、今期は２ndのパートということで、
「夏の思い出」と「聞かせてよ愛の言葉を」を練習しています^^;

が、Ｇ弦で“レ”の音を、小指で押さえて出す機会がとても多く、
小指を鍛えている感覚にさえ陥りそうだ^^;

でも、Ｇ弦・・・私には、薬指で押さえても、時々、音がびびっと濁り、汚い音になって
しまうのに、小指で押さえようものなら、ちゃんと音が出ることの方が少ないんじゃ？
と思えるほどに、びびり音ばかりになってしまう

「クリアな音出さなくちゃだめよ。びびり音はだめ」と、自分でも思っていることを
指摘されると、くぅ～って思う^^;

・・・んなこと、言われなくても、わかってるしぃ～

重心移動させて、きっちり押さえると、ちゃんと音が出るというのは、わかっているし、
単音で弾けばちゃんとできる。
が、メロディになると、だめ・・・だというのは、重心移動がちゃんとできていないって
ことなのだろう（悲）

今期は、びびり音との闘いの半年にしよう～！と心に決めたので、
頑張って克服すべく、練習に励むのだ。

先生いわく、
「音が、にごってしまうのは、下側の弦がちゃんと押さえられていない場合が多い」
ってことなので、なるべく気をつけるようにしているのだけれど、難しい。

小指は、押さえる力が弱いってのもあるし、指先の面積だって、他の指より小さい
のだから、押さえるポイントを、ちゃんとしなければ、音がにごりやすいのだろう。

あぁ・・・開放弦で弾いちゃいたい

先生、TVに生出演

今日夕方の、RSKイブニングという番組に、生出演され、生演奏されるとお聞き
していたので、見逃さないように～と、録画予約はしっかりしておいた^^。

筝との演奏、音色が合うような気はしていたのだけれど、素敵だった。
先生の弾かれるマンドリンが、いつものと違うなぁ～なんでだろ？ってのが
ちょっと気になりつつ見ていたのだけれど、
練習の風景ですと、あらかじめ撮影された映像が流れたのを見ても、
やっぱり、そのマンドリンだった。
筝の音と、一番合うと、先生が思われるマンドリンを選ばれたってことなのかなぁ？
なんて思いつつ、見ていた。

この週末に、お二人でコンサートをされるので、その宣伝のための出演だったみたい
なのだけれど、司会の方にあれこれ聞かれて話されているのを聞くと、
いつもはあまり聞かないような話から、先生の志（みたいなもの）が、垣間見えたりして、
今までよりも、ほんの少し、先生のことを知ることができた気がして嬉しかった^^。

テレビの生放送での演奏ってのは、コンサートなどでの生演奏とはまた違う緊張感が
あるんじゃないかなぁと、想像しつつも、
とりあえず、録画したのは、保存版に(^^ゞ

あ～、コンサートに行けないのが、残念

ジム再開

ふくらはぎが、やや肉離れ気味になって、違和感とだるさを感じていたのが、
日々少しずつ薄れ、１０日経って、やっとこさほぼ気にならなくなってきたので、
昨日、恐る恐る、ジムへ出かけ、少しだけ歩いてみた。

昨日のメニューは、寝転んだままできるピラティスと、腹筋トレーニング、
それと、ランニングマシンで、ゆるゆる歩くこと１０分（笑）。
ふくらはぎに力を入れると、また、にぶい違和感が戻ってくるんじゃないか？という
不安もあり、なかなか力を上手に入れることができず、よたつきながら、歩いていた。
いつも、走る速度の3分の1くらいの速さで(~~;

その後、ややだるさがあったものの、少しストレッチとマッサージをすれば、
大丈夫だったので、明日は、エアロビ・・・してみる～？と、自問自答中。

なぜなら、今度の土曜日、久々に、山歩きに誘ってもらっていて、
三重の山を歩く・・・心づもりをしているから^^;
歩いている途中で、肉離れ？？みたいな状態になると悲惨だし、みんなに迷惑
かけちゃうことになるので、足が万全だと思えなければ、参加するのは止めようと
思っているので、それまでには見極めないと！と、やや焦り気味なのだ。

この１０日間、ほとんど歩いていなかったから（食品の買い物程度で）、筋力も衰えて
いるかもしれないけれど^^;

そろそろ、かかとのある靴も履きたいなぁ～という思いもあるのだけれど、
無理せず、少しずつね・・・と、自分に言い聞かせている。

どれくらいまでは、“しても大丈夫”なのかが、わからないので、しばらくは、
おそるおそるって感じになってしまいそうだけど。

でも、本格的肉離れで、３週間経過する、相方さんのふくらはぎは、まだだいぶ
見た目にも腫れているのがわかるほどなので、
“あ～は、なりたくないぞよ”ってお手本が目の前にあるので、慎重にいきたいものだ。

人との触れ合いは嬉しい

岡山へ越してきて、１年と少し。
こちらへ来て、初めて、人のお家に遊びに行ってきた(^^ゞ

同じ楽団で、同じパートの人。
日曜日、コンサートに行ったときに、合間に雑談したのだった。
「お仕事してるの？」「いいえ」
「じゃ、もし、お時間あるようなら、遊びに来ない？」とお誘いを受けたのだった^^。
昨日の朝、
「今日、いかが～？」と電話をいただいたので、午後、お伺いすることにした^^。

こちらでは初めてのことだったから、やや緊張しつつも、やっぱり嬉しくて、
手土産をわざわざ買うと、気を使われるかしら～？なんて考え、
家にあった羊羹と、コンサートの日に録音したものを、音楽部分だけ切り取って、
CDに焼いたものを持って、お伺いした^^。

広い庭と、家に驚きつつ、楽しい時間はあっという間に過ぎた。

その人が、学生の頃（なのかな？）購入された、マンドリンの楽譜本を１冊、
お借りして帰ってきた(^^)



学生のためのマンドリン名曲集・・というだけのことはあり、比較的、私でも弾けそうな？
曲がたくさん載っていたから(^^ゞ
ということで、嬉しく、楽譜を見ながら、弾いている(^^)

たくさん楽譜を見せてもらったのだけれど、今は、売られてなさそうな本ばかり。
昔って、マンドリンの楽譜、今よりも多かったのかなぁ？と、
見せてもらっていて、感じたのだった。

近くの山で採ったという、筍と蕗を、下茹でしてもらったものを、いただいてきたものを、
昨夜おいしくいただいた^^。

この時期、まだ採れるのね～ってのも驚きだったのだけれど、とてもおいしかったから^^。

日ごろ、あまり人と話す機会がない私だけに、おしゃべりを楽しむ時間は、
とても楽しくて、
「またいらっしゃい」と言われ、
「ほんとに来ますよ～」なんて(^^ゞ

私の母よりも、少し若い年齢のその人に、心は、どっぷり甘えてしまっているのかも
しれない(^^ゞ
な～んて

とても心温まった１日だった

本「青森ドロップキッカーズ」

森沢明夫さんの「青森ドロップキッカーズ」を読みました。

いじめられっこ中学生の宏海と、その幼馴染なのに、いじめっこ側のグループに入っている雄大、
カーリングの世界で、人間関係に疲れている柚香と陽香姉妹。
４人が、ひょんなことから、カーリングのチームを組むことになり・・・という、
“人生いろんな鬱々としたことがあるけれど、なんとかなるさ～”と思わせてくれる、
心温まる物語。

少し前に読んだ、「津軽百年食堂」と、３部作の１作だと理解していたのだけれど、
青森でのお話ってこと以外には、特別関係はなさそうだけどなぁ・・・と思っていた、
終わり寸前、あ～～～こんな風につながってたわけね。ちっとも気づかなかったわ(^^ゞ

あとがきに書かれていたのを抜粋させていただくと、

「優」という漢字が好きです。
「憂い」に人が寄り添うと、意味がコロリと変わって「優しい」になるからです。
この小説のキャラクターたちもまた、人生の憂いの中で苦しみもがいているときに、
すっと誰かが寄り添ってくれることで、本来の優しい気持ちを取り戻します。
そして、人生を、互いにキラキラ輝かせます。・・・

まさに、そういう小説だったなと感じました。

やっぱり、森沢さんは、とっても優しい人なのだろうと思う。

さて、、次は何を読もうかな(^^)