兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会 (辰巳の会)

石川県が犀川(金沢市)上流に計画している、不要・有害な辰巳ダム計画に反対するブログ。

浅野川堤防のパイピング  県が能天気な説明

2008年10月27日 | 治水
ナギの会の調査で、浅野川下流の堤防で広範囲にわたって確認されたパイピング現象の痕跡について、県は「漏水の痕跡は2カ所でモグラの穴だった。パイピング現象ではない」と例によって能天気な説明。
議員や第三者委員会の権威者の先生方から疑問の声が出された形跡はない。

  (このブログに、浅野川のパイピング現象関連の記事多数あり。)

モグラの穴でも、ヘビの穴でも、アリの穴でも、堤防の中を水が通って中の砂が吹き出せばパイピング現象。
「掘ったのはモグラさんで河川課が掘ったんじゃありませんから、ボクらに責任ありません」といいたいのか?

仮にも河川管理を任されている大人の言うことかと、情けなくなってきます。

新聞記事を読んで、ブログに書こうと思っていたら、先にナギの会が記事にされたので、そちらをご覧ください。有名なハンス少年の話など。

石川県の植田剛史土木部長と再三者委員会のみなさんには、つぎの言葉をお知らせします。

蟻(あり)の一穴
「千丈の堤も蟻の一穴から崩壊す」とも。
どんな頑丈な堤防を築いても、アリ一匹分の穴が原因で崩れてしまうことがある、という意味。

(H)






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1 コメント

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モグラの支援者 (Unknown)
2008-11-03 06:41:39
パイピングについては、ナギの会掲示板の「ありの一穴」(No.401)と「モグラより怒りを込めて」(No.406)のスレが面白く参考になりますよ。

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