独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

尖閣に大挙して押し寄せる中国漁船を撃退する方法

2015年05月07日 06時06分14秒 | 軍事
もし中国経済が順調に発展するなら、おそらく、10年後に中国は経済と軍事においてアメリカを超越するだろう。その時、中国は世界秩序を変えようとしてアメリカやEUと激しく対立し、第三次世界大戦が勃発する危険が高まる。

このような人類滅亡の危機を回避するには、今、中国経済が破綻して、国家が分裂し、弱体化することは極めて望ましいことだ。そのために、世界恐慌が起きるとしても、人類滅亡という悲劇に比べれば大したことではない。

最近の中国経済は明らかに停滞期に入っている。公式発表では年率7%前後の成長を掲げ、これを新常態と呼ぶらしい。しかし、7%という数字はたぶん嘘であり、貿易統計など相手国があるためにごまかせないデーターに基づいた成長率は、すでにマイナス成長に陥っているとの説があり、信ぴょう性が高い。

まことに慶賀すべきことではあるが、傷ついた獣こそ極めて危険だということもまた真実である。今後、中国では暴動が今まで以上に頻発し、制御不能に陥る可能性が高い。すなわち共産党独裁政権が崩壊の危機に直面することになるだろう。

その時、共産党政権は、ソ連のように素直に崩壊しないと予想される。崩壊をまぬがれるためにあらゆる手段を行使するだろう。ナショナリズムを煽って国民の不満を抑え込むという古典的手法も当然駆使されるはずである。

ナショナリズムを煽るには、日本と戦争を始めるのが最も効果的であろう。戦争の口実を作るために尖閣に多数の漁民を上陸させ、日本側が漁民を逮捕しようとして死者が出れば、それを口実に軍艦を派遣して日本との戦争を開始する、というシナリオが考えやすい。

漁民を上陸させる手法として、数百隻の漁船で押し寄せるという可能性を日本側でも予想している。しかし、それを撃退する有効な手段は聞いたことがない。撃沈すれば、その時点で戦争開始のゴングが鳴る。

漁民を殺傷せずに撃退する方法はないものだろうか?

そこで考えられるのが催涙ガス爆弾である。漁船の大群の風上に催涙ガス爆弾を多数投下すれば、中国漁民は退散するほかないだろう。あるいは、尖閣諸島は無人島だから、島の風上に爆弾を投下して島そのものにバリヤーを張り、上陸を阻止するという手法も有効であろう。

この際使用される催涙ガスの成分は、多分既存のものでは効果が少ないかもしれない。海上で使用されるから、水に溶けやすい成分ではダメである。致死性ではダメである。効果が長時間持続しなければならない。必要なら、今から研究開発に取り組むべきだろう。
また、爆弾はヘリコプターから投下し、空中で爆発して催涙ガスを大量に撒き散らすような構造が考えられる。あるいは、容器が海面に浮かんで、ゴキブリ退治のバルサンのように、催涙ガスを長時間吹き上げるタイプのほうが良いかもしれない。

ウイキペディアによると、なお、1997年に発効した化学兵器禁止条約においては、「暴動の鎮圧を含む法の執行のための目的」に催涙剤等の「暴動鎮圧剤」の使用は禁止されておらず、戦争における戦闘行為で用いることが禁止されている。

上記のケースは一種の暴動鎮圧だから、化学兵器禁止条約に違反しないと考えられる。


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