イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

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食物連鎖 、あやしげな和風食器から話が飛んでパリに戻る、海外和食事情....やっぱりシブい日本語表記!

2019年05月04日 09時00分00秒 | シブい!日本語表記、日本関係なら何でもクール!
パリの話題は打ち切って.....


先週、「食物」と書かれた小皿をうちの近所のチャリティー・ショップで見つけました。

「すべて10ペンス箱」から掘り出しました。全部で3個ありましたが買ったのはひとつだけ。
10ペンスは今、15円足らずですね。

ディップ・ボウルだと思います。
お醤油にどっぷり浸すと何でもかんでも「和食」に様変わり。
しかも漢字で何か書いてあるディップ・ボウル!!もう正統性に疑いをさしはさむ余地なし!

イギリス人憧れの本格和風体験を約束するエキゾチックな小道具がたったの15円足らず!!!

パリから持ち帰った箸袋と相性抜群!


あ~、パリの話はもうやめるつもりだったのに引きもどされてしまいました。


フリガナに注目。

ポンピドー・センター Centre Pompidou がある、シャトレ Châtelet エリアにはなぜか怪しげな「日本料理屋」がいっぱい。ピンからキリまで各クラスを全部で5~6軒は見かけました。

パリに住む夫の甥はお友達(インド人らしいです)の家で食べさせてもらったスーシー(寿司)に夢中です。
パリのスーパーには瓶入りの一回使い切りの「スーシー・ソース」が売られているとか、夫の妹の家では以後 時々スーシー・ディナーをするそうです。

どうやらお酢で和えた外来米をスーシー・ライスと呼んでいる様子....

私が滞在中に一度ぐらい作って食べさせてやってもよかったのですが、慣れない外国で買い物もままならず....


憧れの日本料理を食べてみたいという甥の期待に応えるべく、ベトナム系の家族がやっているらしい、比較的庶民的な店構えの(狭苦しい)日本料理屋に入ってみることにしました。



店構えに反して、お値段はとても高く、味の方は....びっくりするほど期待外れでした。







マンチェスターにもけっこうたくさんある日本料理屋、多くはフィリッピン人や中国(正しくは香港)系の家族が経営しています。

自称正統日本料理屋のテッパン・ヤーキーやスーシー・レストランの無邪気な勘違いぶりはご当地流と温かく容認できる私です。
要するに地元のイギリス人が楽しんでいるのなら日本人の私があれこれ批判するべきではないはずですから。

今では私もイギリス人に混ざってうさん臭い中国人によるイギリス人のための「正統日本料理」をけっこう楽しんで食べています。

が、しかし、パリのここの料理は本当にどうかと思うものが....う~ん、フランス人はこれがおいしいと思って食べているのだろうか.....?!



エビフライにはあまーいエビチリソースが添えられてきました。
ご飯は真ん丸な型にはめてお茶碗に硬く盛られて出てきました。

甥はエビフライにしょうゆをたっぷりかけて食べた後、全く味のしないご飯を一口食べて残しました。

以前にも詳しく書きましたが、西洋人はおかずを食べながらご飯を食べる、口の中で味を混ぜる習慣がないのです。

油で炒めたマッシュルームはキノコに目がない夫も一つ食べて残しました。
他にもいろいろ竹串にさした野菜、肉がメニューにありましたが、どれもしょうゆをつけて食べることになっているようで、タレも香辛料もかかっていないようです。

竹串にさしてお団子状にして出し、しょうゆをかければ日本流、と思われているようですね。

「かき」とへたくそなひらがなが書かれたお皿はプラスチックでした!!!
ひらがなが読めないフランス人は日本料理屋のお皿になぜトマトの絵があるのかいぶかることでしょう。

私たちが滞在した凱旋門のそばの高級住宅街にあった、持ち帰り、配達たまわり専門の寿司屋です。


「寿司人」という屋号はなかなかシブいですね。
とても読みにくいのですが、濃紺ののれんに白抜きで正しい漢字で書かれています。

でも、あれ?ローマ字のサインは SUSHI REN 。「レン」って「人」の中国語読みじゃありませんか?

「食物」小皿はミシンをかけるとき、はずした待ち針を入れるのに重宝する大きさです。
「食物」と書かれているのに食物を入れる以外の使い方をするのは抵抗があるのですが....

パリのシブい漢字表記の続きです。


エッフェル塔 La Tour Eiffel のふもとの縁日のような屋台通りの量り売りの乾燥フルーツ屋。覆いもケースもなく、なんだかちょっとキタナイですね。

日本語表記は何のため?

もしかして、もしかして、もーのーすーごーい数の中国人観光客のことを日本人だと勘違いしている.....なんてことは、まさか ないでしょうね?
あるいは中国語と日本語の区別がつかない、とか....?

エッフェル塔の近辺でこの日 見かけた日本人と特定できる観光客は皆無でした。
半数が中国人、残りはヨーロッパ各地、アメリカ、中近東から来たらしい人、フランス人のお上りさん風もちらほらといった割合でした。









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2 コメント

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Unknown (石関@海外の日本の店)
2019-05-04 12:47:20
エッフェル塔近くの日本食屋さん、この、料理がへたな私でも勝てそうな!笑笑!私が店出しちゃおうかしら。日本と中国がごっちゃになるのは致し方ありませんね。しかし世界中に日本ファンもいるわけですから、そのような人や江里さんのような本物の日本人をあなどることはできませんねー。
たまにやる日本のテレビ番組で、日本に行ってみたい外国人を日本に招待しちゃう番組があります。これがまた半端ない外国人が招かれます。私が覚えているのでは天ぷらが好きすぎるのあるヨーロッパのどこかの国の青年が日本の小さな田舎の天ぷら屋で造り方を教わったり由来などを教えてもらって家族と親しくなって帰国する、心温まるよい番組がありまして、毎回見ています。日本を好きな人たくさんいますね!この番組を見てると、番組に出た外国人の中で、将来は自分で店を出したいと語る方も多く、日本はインターネットを通してかなり深いところまで知られているんだなとつくづく思います。
番組の宣伝みたいになっちゃいました。
その土地その土地の好みもとりいれながらホンモノの日本料理の店舗が海外に増えるといいなと、その昔、アメリカにいたときから私も感じていましたー。

思い出して書いちゃいました。
石関さん、 (江里)
2019-05-04 16:55:09
日本食屋はポンピドーセンター近く、エッフェル塔の下はドライフルーツの屋台です!!
外国で自分でも店出せると思う人は多いですよね。
でも日本人が食べる日本食と外国でこのんで食べられる日本食はちがうんですよね~。ポンピドーセンターそばはさすがにひどかったが。
前にも長く書きましたが、中華料理屋で料理に投入してぐっちゃぐっちゃに残飯状態にしないとぜったいにたべられない西洋人の食生活もマーケティングに取り入れないと。あと「味付けは卓上でお好みでどうぞ」が常識のイギリスの食文化とも相いれない日本の食事文化....いくら繊細に味付けしても、味見もしないでお醤油でじゃぶじゃぶにされちゃいますから。味っていうより「今、日本食食べてるぞ!」って気分を最高に盛り上げてくれるんですよね、お醤油じゃぶじゃぶは。

まあおいしければいいんですけど、パリの日本料理もどき、イギリスの食文化にすっかり慣れた私にも非常にまずかったです!!

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