ピークディストリクト国立公園 Peak District National Park の蜜の壷、カースルトン Castleton について、続きです。
村の中心の戦没者慰霊塔がある広場の奥の家々の間の狭い通路を抜けると、両側が切り立った崖の、ライムストーン・デール Limestone Dale に出ます。
羊でいっぱいの、ちょっとした上り坂です。
ちょっと見えているこの建物はこの村のもっとも知られた名所の12世紀の古城、ペブリル・カースル Pevril Castle です。
もちろん村の名前はこの古城に由来します。
町のちょっとはずれ、観光客のぶらぶら歩きにうってつけのちょっとしたハイキングコースなのですが、カジュアルな街着の観光客がはいている「歩きやすい革靴」ではごろごろしすぎで歩きにくそうです。
羊が短く食いちぎった緑の草地を歩けばいいんですね。(羊のうんこだらけですが)
この小道、湧き水が流れ下りてて、ちょっとした小川状態でした。
バスケットボールシューズをはいた若い女の子は水が滲みて難儀してました!
うちの夫はものものしいウォーキング・シューズ、私は町でも悪路でもOKの、底がぼこぼこ厚いドクターマーティンスのブーツで正解でした。
少し行くと視界がひらけて崖の上にでます。
本格的なウォーキングをする人達のために、まだまだ先に険しい道が続きますが、私たちは脇の牧草地に入って、村まで下りることにします。
カジュアルな街着の観光客たちもいっしょです。
さて、これはなんでしょう。
抜け落ちた羊毛でーす。
私が撮った、他のピーク・ディストリクトの写真にも、羊といっしょにこのモコモコが写ってるのに気づかれた方がいるかもしれません。
こんな風に鉄条網にからみついてたり
木の枝に引っかかったりしています。
地面にもふわふわ。
もちろん夫はものすごくいやな顔をしましたが私は拾って歩くことに。
丘を降りて、村へ入る道路にたどりつくまでにいつも持ち歩いているリユーザブル・バッグ(日本でいうエコバッグ)にパンパンに詰まりました。
大きなかたまりも。
灰色に薄汚れてみえますが、これは羊の自然の毛色なのです。
毛足の長い絨毯を芝刈り機で刈ったようなものすごい巨大なかたまりも多々ありましたが、そういうのはウンコがからまってたりして汚かったのです。
夫がそばに立ってて「これにさわるんじゃない!」とすごむし、さすがに拾いませんでした。
上半身ずるむけ状態の羊。
夏に向けて衣替えの準備中です。
他にもむさくるしい姿のヒツジがいっぱいいました。
お尻に勝利のVじるし。
モコモコは熱いお湯でよく洗って、泥や枯れ葉、枯れ枝などをていねいにとりのぞきました。
毛糸に紡ぐつもりだったのですが、ユーチューブでやり方を見たらものすごくめんどくさそうでした。
道具もいるし。
まだやっていません。
清潔なもこもこはスーパーでもらった袋にいれてしまってあります。
ヒツジ臭くて、家族の評判は悪いです。
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ありがとう。
村の中心の戦没者慰霊塔がある広場の奥の家々の間の狭い通路を抜けると、両側が切り立った崖の、ライムストーン・デール Limestone Dale に出ます。
羊でいっぱいの、ちょっとした上り坂です。
ちょっと見えているこの建物はこの村のもっとも知られた名所の12世紀の古城、ペブリル・カースル Pevril Castle です。
もちろん村の名前はこの古城に由来します。
町のちょっとはずれ、観光客のぶらぶら歩きにうってつけのちょっとしたハイキングコースなのですが、カジュアルな街着の観光客がはいている「歩きやすい革靴」ではごろごろしすぎで歩きにくそうです。
羊が短く食いちぎった緑の草地を歩けばいいんですね。(羊のうんこだらけですが)
この小道、湧き水が流れ下りてて、ちょっとした小川状態でした。
バスケットボールシューズをはいた若い女の子は水が滲みて難儀してました!
うちの夫はものものしいウォーキング・シューズ、私は町でも悪路でもOKの、底がぼこぼこ厚いドクターマーティンスのブーツで正解でした。
少し行くと視界がひらけて崖の上にでます。
本格的なウォーキングをする人達のために、まだまだ先に険しい道が続きますが、私たちは脇の牧草地に入って、村まで下りることにします。
カジュアルな街着の観光客たちもいっしょです。
さて、これはなんでしょう。
抜け落ちた羊毛でーす。
私が撮った、他のピーク・ディストリクトの写真にも、羊といっしょにこのモコモコが写ってるのに気づかれた方がいるかもしれません。
こんな風に鉄条網にからみついてたり
木の枝に引っかかったりしています。
地面にもふわふわ。
もちろん夫はものすごくいやな顔をしましたが私は拾って歩くことに。
丘を降りて、村へ入る道路にたどりつくまでにいつも持ち歩いているリユーザブル・バッグ(日本でいうエコバッグ)にパンパンに詰まりました。
大きなかたまりも。
灰色に薄汚れてみえますが、これは羊の自然の毛色なのです。
毛足の長い絨毯を芝刈り機で刈ったようなものすごい巨大なかたまりも多々ありましたが、そういうのはウンコがからまってたりして汚かったのです。
夫がそばに立ってて「これにさわるんじゃない!」とすごむし、さすがに拾いませんでした。
上半身ずるむけ状態の羊。
夏に向けて衣替えの準備中です。
他にもむさくるしい姿のヒツジがいっぱいいました。
お尻に勝利のVじるし。
モコモコは熱いお湯でよく洗って、泥や枯れ葉、枯れ枝などをていねいにとりのぞきました。
毛糸に紡ぐつもりだったのですが、ユーチューブでやり方を見たらものすごくめんどくさそうでした。
道具もいるし。
まだやっていません。
清潔なもこもこはスーパーでもらった袋にいれてしまってあります。
ヒツジ臭くて、家族の評判は悪いです。
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ありがとう。
油分があるから、針刺しにもってこいだそうです。
娘たちが小さいころ、シュタイナー教育系のお母様たちが羊毛ボールとかフェルト、羊毛をつめて作るウォルドルフ人形のつくり方を教えてくれました。羊毛を箱買いしたら、家中羊くさくなりました。
糸をつむぐのは大変そうですが、やってみたいなぁ。フェルティングのほうが簡単ですが、意外と量が必要なんですよね。
ドナ・ヌークにあざらしの赤ちゃんを見に行ったことがあるのですが、ふわふわがいっぱい落ちてましたよー。
つむぐのをあきらめて思いついたのがフェルトです。プロジェクトは考えてないけど、小銭いれを作るぐらいの量はありそう・・・・ですよね?
針刺しはすごくいい考えです。思いつかなかった。
日本のお母さんたちはシュタイナー教育好きですよね~。イギリスでは誰も知りません。
でウォルドルフ人形って何?羊毛ボールって何に使うの?グーグルで調べてみます!
箱買いしたくさい羊毛で何されたんですか。
アザラシの赤ちゃんにふわふわっ!?ありましたっけ?見たい。これもグーグルしてみよう!!!
本を借りて読んだときには、すでに子供がテレビを見ていたので断念いたしました。7歳までは夢の中に、はっきりした色彩のものは避けて、なんてのは、日本の幼稚園に通っては無理です...
高学年まであるシュタイナー学園は、日本に数か所しかないので、そこに引っ越す方もあれば、断念してしまう方も。
ウォルドルフ人形も流儀があって、研修をうけて資格を取った人しか作り方を教えてはいけないんですって。ドイツ人、たしかにきっちりしているけど、きっとこんなに厳密にはしていないと思います...
例えば、骨を感じるように手足を固くする、子供の想像力を奪わないように人形に表情を付けない、などなど...絵本の読み聞かせも抑揚を付けず、云々面倒くさかった...
手芸としては楽しかったので、箱いっぱいの羊毛を使ってウォルドルフ人形とかぬいぐるみを作りました。
日本でよく見た点々目のお人形、日本的だとずっと思ってたんですが、(昔のファンシーグッズのイラストみたい)あれ、ドイツの教育メソッドの正当派教材だったんですね!!
おどろき。
うちには女の子もいないし、いらない・・・
今回のChunさんのコメントに興味をかきたてられ、(知らなかったこと多し) シュタイナー教育について英語でもグーグルしてみました。
英語ではヴォルドルフ メソッドと言うんだって、知らなかった!どうりで聞かないわけだ・・・
どっちにしてもヨーロッパの中では後進国。知名度は低いし、現状の教育制度では取り入れにくいようです。
シュタイナーは今日の規準では人種差別者(人種によって潜在的能力が違うという意見)だったし、輪廻転生の信奉者なので、ここイギリスで彼の理念が根づくことはないでしょう。
日本でも、そんな主流教育から離れた育てられ方で終了後、社会に適応できるんでしょうか?
いくら情緒ゆたかな芸術性の高い人に育っても社会に認められなきゃ、寂しい人生だと素人考えに思ってしまうんですが・・・
実践している方にはそれなりの考えがあるし、実績があるからこそ続いてるわけで、私がどうこういうことじゃないのはわかってます。
ふわふわで、そのうちフェルトに挑戦してみます。イギリスの食肉用ヒツジのくず羊毛で手紡ぎは無理みたいです。
来週のピークディストリクトの記事ですこしかくつもりなのでよんでくださいね。
いわゆるキャラクターもののおもちゃや文具なんてもってのほか、お洋服だってオーガニックコットンというご家庭が多いので、小学校になってふつーのおうちに遊びに行って、初めて見るかわいいものを持って帰っちゃったり、ゲームに夢中になっちゃってほかの子と遊ばないということも起こります。
お子さんのカルチャーショックをいかに受け止めるか、お母様の対応によって、その後のお子さんの適応度合が変わる、というか...
それ以外にも最近の日本には、モンスターペアレントなるすごい親たちがいるので、信じられないようなことが起こりますよ(苦笑)
まさかずっとテレビやコンピュータなし?
一生社会と切り離すのは無理。
社会との接点が遅いほどカルチャーショックが大きく、適応性が低くなるはず。
ゲームと携帯電話を離せない13歳のうちの息子と同じ年。
モンスターペアレントって何?体にウロコでもあるんですか?ってはずがないのはないのはわかってます。
調べます。
私の学校時代、日本で苦情言う親はごく少数派。
内申書や推薦入学、就職の斡旋とかのことがあるので生徒も親も教師の言いなり、部活のレギュラーをはずされたり、の心配もあったでしょ?
状況がかわったんですね!?
いいこと、のはずなのに、頭に乗る親が社会問題にしてるんですね。
あ、でもイギリスのハイスクールにもすごい親がいて、えらい目にあったので。しかも、そこはお母さんがその学校の先生だったので、初めは相手側の言い分ばかりが通って娘たちは大変でした。もう少しでアイソレーションされるところでしたよ(苦笑)
いずれも集団に適応できない子が自然と孤立していくケースでしたが親がイジメを申し立て調査、公開の話し合い等要求しました。
2回目は、その子がボーダーラインの学習障害児で微妙な問題を含んでたんですが父親が本格モンスター。在学中何回も学校にのりこんでいます。(うちの息子もまきこまれた)
ハイスクール入学時に特別教育の選択肢もあったのに、あえて子供にとって厳しい道を選んだ意味なし。
「周りはみんな敵だ。自分の権利のために戦いぬけ!お父さんがついてるぞ!」と教え込まれて育ったその子の将来が思いやられます。
その子もモンスターに育っているのは障害のせいではなく、親のせいです。
さすが、自分の権利を主張することにためらいのない社会、日本とは違う。と勝手に思ってたんですが違わなかったんですね・・・
いずれにせよ、子供のためによくない。