イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

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クリスマスの飾り、ショーウィンドー編

2017年12月07日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
イギリスのクリスマス、続きです。

すべて、うちの近所で撮った、一般の個人商店の写真です。


作業服の専門店。


安全ベストなどを売る、工事現場や路上で作業をする人たち相手のビジネスですが、ベルベット調の真っ赤なリボンでショーウィンドーを巨大なプレゼントに見立てた、なかなか軟派な飾りつけです。

玄人センスのウィンドウ・ドレッシング!と思っていたら、偶然見かけた店舗ディスプレイ用品を売るウェッブサイトで このリボン飾りを見つけました!

なーんだ、お店のオリジナルのアイデアじゃないのね。

生花店。


クリスマスは書入れ時の花屋さん、どこも飾りつけに手をかけています。
生木のクリスマス・ツリー、生木を使ったクリスマス・リース、暖炉や、クリスマスのテーブルを飾る松の枝や柊の枝、ポインセチアや、クリスマス・ローズなどの鉢物など 季節限定品で店外にも売り物を広げて、クリスマス・ムードたっぷり。


刺繍やプリントのロゴを入れてくれる制服、作業服を販売している店です。


同じ短い商店街の通りに、2軒も作業服屋があるのがちょっと意外です。
上の写真の店は、工事現場や厨房で働く人のための 安全や機能性を考慮した、専門性の高い作業服を売っていますが、この店は、学校の制服を主に扱っています。

うちの息子2人の公立学校用の、校章の入ったトレイナー、ブレザー、セーター、体操服など、すべてここであつらえました。

職場用は、トレーナー、ポロシャツ、エプロンなど各色そろった、普通のカジュアルウェアーが主流です。会社名やロゴなど、少数から刺繍してくれます。

クリスマスムード満点の、恥ずかしい 「クリスマス・ジャンパー」、もちろん、特別に仕入れた季節限定品ですが、なぜ、制服店に・・・?

ちょっと考えて、思いつきました!販売員や、受付スタッフなど、従業員に着せるのです!
この手のマヌケなクリスマス・ジャンパーを着て接客している店員さんが、この時期、けっこういます。

私だったら着たくない!と思うのですが、ほとんどの人は自前らしいトナカイのツノを頭につけたり、サンタの帽子をかぶって大乗り気で着てい(るように見え)ます。

ああ、今年も写真を撮りました!季節の装いが痛々しい、肉屋のハムきり人形。


ハロウィーンの頃にはウェアウルフ(おおかみ男)の仮面をかぶって人間の太腿を切断していたのですが、そのころから、包丁を持った手を上下する単調な動きが止まっていました。

壊れたんだそうです。

さてクイズです。
うちの近所の商店街で集めた、以上のクリスマス飾りの、共通した、モチーフは?

プレゼント! (よく見ないと見つからないのもありますが)

クリスマスの朝、クリスマス・ツリーの下に積まれたクリスマス・プレゼントを一家全員で開ける のは、子供たちにとって、クリスマスの あるいは一年の 最大のハイライトです。

と言っても、子供時代をイギリスで過ごしたわけではない私には、何の感傷も、思いいれもありません。
子供が2人いるので、「郷に入れば郷に従え」式に、少なくとも子供が小さいうちは・・・義務的に毎年繰り返していた行事です。

兄弟の多いうちの夫には甥や姪がたくさんいるので、みんなが小さかったときは、本当に大変でした。
申し合わせて、大人へのプレゼントは、家族以外 割愛しましたが、一番多い時は、私一人で、60点用意した年がありました。

8割ぐらいはうちの子供用。

クリスマスの朝に包み紙を歓声とともに開ける行事を盛り上げるために、学用品や、手袋、新しいお弁当箱までつつみました!

そう、数が多くても、我が家は質素なほうなのです!

クリスマスプレゼントのために毎年一年、積立をしている人はとてもたくさんいますし、クリスマス互助会のようなものもあります。クリスマス負債も珍しいことではありません。

賢い人は、ここ10年来、クリスマスの翌日にはじまる「ボクシングデイ・セール」で半額になった商品を翌年のクリスマス・プレゼント用に買い込みます。

20も30も、親戚中から、親の友達から、ありとあらゆる知り合いの大人から 、サンタさんからも おもちゃやガジェット(ゲーム機など)のプレゼントをもらう子供たちは、本当に幸せなのか?

・・・毎年、毎年、至極もっともな疑問がマスコミなどで語られます。
私がイギリスで子供を持ってから、20年、子供への影響を考えて、やめるべき、いやいや、一年に一度ぐらいは甘やかされた幸せな思い出が必要だ等々、さまざまな意見を耳にしてきました。

イギリスの 子供に大量のプレゼントを与える習慣は、未だに 続いています。
経済効果も無視できないのかもしれませんね。

子供の欲しがるプレゼントを買ってやる余裕のない親たちの苦悩はおおきいですよ。

クリスマスの時に子供のために使った金額で愛情の深さが量られると思い込んでいる親もいるようです。

ヨーロッパの他の国々では、親が自分の子供のために、1;ほしがるものを一つだけ、2;本を一冊、3;靴下一足、4;果物とチョコレートなど、お菓子、5;学用品など必要なもの一品、の5品だけ与える運動が浸透してきているといいます。

イギリスにも、実行しようとしている親はいるようです。
フェイスブックを利用した呼びかけもありました。

60代のうちの夫が子供の頃は、それが標準だった、ということですが・・・

今はもう、滝水のようなプレゼント習慣、止まりません。
よその家庭でやっていることを自分の子供にしてやらない というのは とても勇気がいること!なんですよね。

イギリスの、今の若い世代は、日本人が思っているより、ずうううっと物質的ですよ。
物欲が強く、ブランド物や最新のスマートフォン、ゲーム機などへの関心がとても高いんです。

欲しかった物が手に入った時の嬉しさは大人になっても変わりませんね。だけど、今の若い人たちは それに飽きるまでの時間が 短かすぎるような気がします。
ゲーム機やスマートフォンなど、まだ使えるのに、新機種が出たらすぐに買い換える、持っているものに満足できない人たちが今のイギリスには多すぎる気がします。

毎年毎年、クリスマス・ツリーの下で開けられるのを待っている、大量のクリスマス・プレゼントがその原因だ、という説に十分納得できます。

ひとつ 包みを開けたら、もうひとつ、またひとつ・・・30分に30個も もらったプレゼントを開け続けたら、ひとつひとつへの ありがたみが 減る、というものです!

大人同士のプレゼント交換も常軌を逸しています・・・。この話は、またいずれ。



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2 コメント

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メリークリスマス (八幡@やんやーやマクビティーズ)
2017-12-12 21:57:26
すみません。いい歳して、ジングルベルの音が聞こえると、ウキウキしてしまいます。
何と言うのでしょうか、寒くなってきた時期に西洋風の暖かい料理とプレゼント。
もう笑顔のイメージしか湧きません。

もう子供も大きくなってしまって、息子にはもうカードゲームの限定カードをオークションで落札して渡してしまいましたし、娘は特別いらないようですし、クリスマスツリーも箱に入ったままです。
クリスマスを祝うのは、近所のイタリアンで一人で、となりそうです。
ああ、羨ましい (江里)
2017-12-12 22:11:24
クリスマスなんか祝いたいように祝えばいいんです。
日本では特に、イギリスでも子供のためにやってるようなものです。
ご主人を無くした年配の知り合いは、クリスマスはテレビを見ながら一人で過ごすと言っているのですが周りが承知しないということです。クリスマスを一人で過ごすなんてとんでもない。ということで、家族でワイワイに入れてくれようとするらしいけど、一人が気楽、をわかってもらえないと言っていました。一人が気楽と言い切れる彼女は強い人です。一人息子はオーストラリア。

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