イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

今回は食べた!全身日焼けブタの そぎ肉サンドウィッチ、噴水の上がるピカディリー・ガーデンズで

2017年05月21日 09時00分00秒 | 英国の食べ物、飲み物
先月の記事リンクを貼りました。↓
カテゴリーは「イギリスのキッチュ」理由は見ていただけばわかります・・・

イギリス人の飽くなき日焼け願望の体現!サンベッドに寝そべるオレンジ色に日焼けしたブタ!

先週用があって寄った、マンチェスターのピカディりー・ガーデンズ Piccadilly Gardens



お昼どきだったので、フード・マーケットによって久しぶりに仔ブタの丸焼き、ホグ・ロースト hog roast のサンドウィッチを買いました。

今回は香りがよく装飾性もたかいベイ・リーフ(月桂樹、ロリエ)とローズマリーで飾ったまともなブタのディスプレイ。







はい、今回は「イギリスの料理」カテゴリーでいきます。

以前も「イギリスの料理」カテゴリーで、ホグ・ロースト(プルド・ポーク)の話題を取り上げましたが、今回のは全身、「尾頭付き」です。

その、去年の記事を読んでくださいな。リンクを下に貼りました↓

ブタのまる焼き、ひっぱらなくてもプルド・ポーク


マンチェスター・タウンセンターのピカディリー・ガーデンズ脇で、毎週木、金、土曜日にあいているマンチェスター・ストリート・フード・マーケット Manchester Street Food Market。


ブタの尾頭付き、あるいはブタの姿焼きはもうおなじみです。
 
丸い白パン(バン bun) にまず、アップル・ソースをドロリと塗って、すでに細かくほぐしてあるやわらかい豚肉 ( 熱湯につけて保温してあるアルミのポットに入っています)をのせ、甘辛いグレイビーをべちょっと落としてくれます。

とろとろに炒めた玉ねぎの輪切りもリクエストしてのせてもらいました。

ディスプレイの丸焼きブタは無傷です。
ほぐして用意してきた肉は、別のブタの肉のようですね。

以前別の日の午後遅く、店じまい前に通りかかった時は頭と前脚、おしりと後ろ脚以外の肉がすべてそがれてブタの姿がすっかり崩れていましたっけ。
アルミのポットに詰めてきたのを使い切ってから、「姿焼きロースト」を切り分けるようですね。
見栄えのする客寄せ「姿焼き」の形をできるだけ長く保っておくつもりらしいです。

ピカディリー・ガーデンズで噴水を見ながら食べました。



バンから流れ出ているオレンジ色のソースは私が好みでかけた、ぴりぴり辛いピリピリ・ソース piri piri sauce 。
「ピリピリ」という南アフリカ原産の唐辛子を使ったポルトガル料理用のソースだそうです。

4ポンドは屋台の立ち食いにしては、お値段高めです。

おいしかったけど、とても食べにくかったです!

肉が膝に落ちました。
グレービーが上着の襟につきました。

すすめられて買った、クラックリング crackling、ローストした脂っぽいブタの皮です。

アルミ箔に包んである1つかみが1ポンド。


実は、けっこう好きなのです。
凄い高カロリーです。

以前働いていた高齢者施設の食堂でも、レストランの屋外ホッグ・ロースト・バーベキューでも、つまみ食いさせてもらっていました。

香ばしくってシャリシャリ、カリカリ。揚げた脂身が舌の上でシュワっと溶ける絶妙な食感・・・

この屋台、1ポンドとるのはガメツイですね。
たいていはサービスで、希望者にはトッピングしてくれるはずです。

しかもここのは、ねちねちぐにゅぐにゅ嚙みきれなくて、まずかったです!
サンドウィッチがおいしかったのに がっかりでした。

当たり外れがあるって初めて知りました!
「イギリスならではの珍味!イギリスにいらしたらぜひおためしあれ」と読者の皆様におすすめしたこともあったのですが、まずいのにあたると興ざめですね。

上にリンクを貼った、「去年の記事」で話題にした、私が売ったホグ・ローストのサンドウィッチには、絶妙、絶品のクラックリングをサービスでサンドウィッチにはさんでいました。

好評でした!

お客さんにはほしいかどうか、もちろん聞いてからのせました。カロリーが高いのでほしがらない人もいるはずです。




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3 コメント

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お願いネコちゃんがいませんね (八幡@やんやーやマクビティーズ)
2017-05-21 15:48:11
ブタのローストをサンドしたら、美味そうですね!
りんごのソースとかは甘くないんですか?

豚皮は、日本の鳥皮みたいなものでしょうか。
鳥皮も、焼き鳥屋でメニューになるくらいですもんね。
返信する
プルドポークとバビグリン (T子)
2017-05-21 21:29:06
去年、カンタベリーで初めてプルドポークのサンドイッチを食べました。各種ソースやトッピングを選べと言われても何がどんな味だかわからなくて適当に選びましたが、とても美味しかったです。ただ、大き過ぎるしソースはたれるし、大変食べにくかったので、今度は持ち帰ってお皿に乗せて食べたいなと思いました。

バリ島にも「バビグリン」という同じような食べ物があります。バビは豚のこと。祭礼用の食べ物です。
御飯に色々なおかずといっしょに、丸焼きにした豚肉を細か裂いたのをを入れて(ここまではナシチャンプルー)、上に焼いた皮(クラックリング)を載せまると、バビグリンです。
バリ人にとって一番のごちそう。祭礼の時は町内の人と一緒に豚を絞めて作ります。
旅行者は、バビグリンの専門店へ行くと食べられます。
イギリスに同じような食べ物があるのが、と言うか、”尾頭付き”で見せるところが不思議でした。
返信する
皮、尾、頭 (江里)
2017-05-22 08:41:35
ああ、鳥皮!食べたことないです!食べてみたいなぁ。
鳥皮をやっている焼き鳥屋さんって若い女性がエスコートなしに入れるふんいきじゃないです。焼き鳥ならおしゃれな居酒屋で、よく食べましたが。鳥皮は直火でパリパリでしょ?クラックリングは分厚くて長ーい時間オーブンでやくので、外はカリカリ中はサクサクです。
リンゴのソースは強烈に甘いです。ジャムみたいなものです。
私が売ってたプルドポークのサンドウィッチ(リンク参照)には、紙のお皿とプラスチックのナイフとフォークをつけてました!イギリス人はレストランでバーガーやサンドウィッチも切って食べますものね。いくらおいしくても食べにくいのは困ります。
ブタの丸焼きは世界中にあるはずってことは知ってましたが、祭礼用は、興味深いですね。バリ島でも!クラックリングもごちそうのうちなんですね。
いいなあ、行ってみたいなあ。
初耳です、バビグリン。ブタの丸焼きのある色鮮やかな祭礼風景を見てみたいのでグーグルサーチしてみます。バリ島でも尾頭付き?よし、見てみよう!
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