イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

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かわいい!ピンクの肌のお相撲さん、休日には読書でリフレッシュ!読んでる本がまたおしゃれ!

2019年07月07日 22時25分41秒 | マンチェスターのストリートアート
マンチェスターのおしゃれなエリア、ノーザン・クオーター Northern Quarter の....


...ピンクの肌のお相撲さん。


アート、インテリア、ファッションなどグラフィックな書籍とデザイナーものや、日本、北欧などから輸入したヒップホップな雑貨をおしゃれなディスプレイで販売するマグマ MAGMA という店です。

狛犬のように入り口を挟んだ2人、読書中です。



左側のお相撲さんが熱心に読んでいる本のジャンルがヒップですね。
GACHAPON, BONSAI,ART, COMICS, MOOMIN, @YAYVM, MINIMARISUM。

壁画アーティストが依頼を受けた時、店の業務内容と扱っている書籍の概要をサラッと研究して手早く反映させたようなチョイスです。
(例えば、ガチャポンに関する本が実際にあったのかもしれません)

もちろん、日本のサブカルチャーやアートはグラフィック・アートの業界では不動の人気です。

で、@YAYVM って何だろう?

グーグルしてみると、このアーティストが制作している、ファンキーな「スーシー」ピンバッチや「スーモー」顔ブローチなどを販売しているサイトに行きつきました。(さりげなくなく宣伝していますね)


お相撲さんのことは英語でスーモー sumo といいます。(相撲競技はsumo wrestling)。

sumo wrestler より今や「スーモー」の方が親しまれ定着しています。

日本にいた頃、欧米事情に詳しい人が「欧米では相撲は日本の神事としてとらえられている」と書いたものを読んだことがあります。
戦前にはそういった紹介が好まれたのだとか。

私が来たばかりの30年ぐらい前、日本人留学生の私に相撲に興味があると話しかけてくるイギリス人がけっこういましたよ。

初対面の外国人には相手の国の文化に敬意を示すのがエチケットと思っているちょっと知的な感じの人たちです。

当時、週末の深夜にBBCで相撲中継を放送していたらしく、(後で知ったのですが私と知り合うまで日本には全く興味のなかったうちの夫も熱心に見ていました。)エチケットというより、実際日本人の私と相撲について話をしたがる人がけっこういたのです。

相撲は神事で、相撲競技は一種の宗教儀式で...なんて思ってる人は皆無でした。
当時、お相撲さんは伝統技能を継承する社会的地位の高いスポーツマンだ、という認識が広まっていたようです。後日夫がそう言いました。

事情が一切変わった今現在、イギリスで「スーモー」といえば、ユーモラスでかわいく誇張された太った manga キャラクターのイメージです。



一種人間離れした要素もあるような...
「ニンジャー」と同様、ファンタジーの登場人物的なイメージも少しあるようです。
日本の国技である相撲競技から離れて、ユーモラスなキャラクターが独り歩きしている感じです。





(☝寿司じゃなくておにぎりじゃないの?)

マグマのお相撲さんたち、そういえば脚が長いですね。
タッチもマンガ風でもわざとらしいジャパニーズアイコン風でもなく、絵本調なのがちょっと新鮮です。






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