イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ブラモルホールは改装、修復中。ひさしぶりのブラモル・パーク

2016年02月27日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺

きのうにひき続き、ブラモル・パーク Bramall Park、うちの近所の広大な庭園公園です。






チューダー様式の大邸宅、ブラモル・ホール Bramall Hall、2年にわたる大がかりな修復中。


現在残る主要な部分は、16世紀に建てられました。



上の写真は、正面。オリジナルの16世紀の部分です。

(左側、手前に突き出した部分は、ヴィクトリア時代、19世紀中ごろの増築で、召使の居住区です。)

その後400年間、黒白ハーフチェンバーのチューダ様式を踏襲して改築増築が繰り返されてきました。

この反対側、絶景が楽しめる、丘の上にそそり立つ部分は、ヴィクトリア時代の増築も含まれています。どの部分がいつ建てられたかは、調べれば、すぐわかります。
今はしまっている売店にガイドブックも売られています。








上の、正面写真にちょっともどりましょう。

コートヤードににわか作りの移動式カフェーが出店しています。


ヴィクトリア時代の、鐘楼のある厩舎を利用したもとからあるカフェは、この大修復を機に、閉店。半分とりこわされてしまいました。



通る人はみな携帯電話で写真を撮っていきます。

ちょっと、ショッキング。

レンガ造りの厩舎を一部、ヴィクトリア時代に建てられた当時のままに復元して、広いガラス張りのスペースを増築するんだそうです。

カフェのほかに、パーティー会場(ブラモル・ホールは結婚式を挙げる人気スポットです)や、ヴィジター・センター、ギフトショップとして利用されるらしい。

もちろん賛否両論・・・・ガラス張り・・・・

正面写真に戻ります。


ガラスやさんが作業中。

鉄の枠でつなげてある小さなガラスが作り出す繊細なパターンの窓は、チューダー以前の建物の特徴です。
昔は大きな一枚板のガラスの製造ができなかったんですね。

オリジナルかどうかは、私は知りません、昔ふうの、小さなガラス寄せ集め窓をていねいに枠ごと取り外す作業をしていましたよ!!

「それ、どうするの?」と聞きたい衝動をおさえました。

移動式カフェで買った、アーモンド・スライス(ケーキ)と、コーヒー。


平日は、修復作業員がおもなお客のようです。サンドウィッチ、バーガー、甘くないパイなどお食事メニューもとても充実しています。

正面近くの、むくみ顔の天使の木彫り。
オリジナルです。


他にも、これ、誰?何?と疑問いっぱい、いろんな人物の顔や動物、植物などをかたどった木彫りがたくさんみつかります。

窓ガラスに顔をくっつけて、玄関ホールのなかをのぞきこんでみたら、家具がひとところに寄せ集められ、ビニールの覆いがかぶせられていました。

2014年 9月30日から10月2日にかけての本紙に、修復のまえの、ホール無料一般公開について書いた記事を載せています。
内部の写真が、みられますので、よかったら、バックナンバーを見てみてくださいな。


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