イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

住宅街の中の、原生林、小川、沼沢池、ガマの穂に、サギ・・・ハッピー・バレー、きのうの続き

2016年02月10日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
連日の雨続きで、増水したレディー・ブルック Lady Brook (小川の名前)。きのうの続きです。


ハッピー・バレー・ネイチャー・リザーブ Happy Vally nature Reserve はうちの近所、あるいて15分、住宅街の中の自然保存区域で、自由に散策できます。遊歩道はぬかるみで、どろどろ。

大人気の犬の散歩コースです。
どの犬の毛もどろどろ・・・

なぜか犬は冷たい水に飛び込むのがお好きみたいです。

お風呂が好きな犬はいないはずなんですけど、なぜでしょう・・・・・?
雨のあがった日曜の午後、散策道は右も左もぬれた犬だらけ。臭い!

住宅街の中の牧草地。


川岸からすぐ牧草地で、遊歩道との境界線があいまいです。農地には、許可なく立ち入ってはいけないことになっています。
犬の飼い主は、要注意。

聞いた話では・・・・・ヒツジの牧草地に許可なく立ち入った、つながれていない犬を撃ち殺す権利が、ヒツジの飼い主にはあるとか・・・・中世以来の慣用法で、ほんとかどうかは知りません。(しらべればいいんでしょうけど・・・・)

犬の飼い主は、よく口にします。



自然生物観測沼。


ラッキーなことに、サギを発見。


この沼沢池、増水で縁があいまいです。実はかなり危険です!!

自然観測用の、沼に張り出した木のデッキがもうけてあるのですが、水辺の周りに柵があるわけでもなんでもなく、ぬかるみの中を長靴をはいて歩き回れます。うっかり泥だと思って踏み入れたら沼で、足がぬけなくなる、なんてこともありそうです。

日本には、ないでしょうね、こんなところ。

サギの写真を撮るのにできるだけ乾いていそうな陸地をえらんで、ぐるーっとまわって沼の向こうにたどり着きました。

沼の向こうの丘の上は、現在うちの息子(13さい)が通うハイスクールのグラウンド。
石段があって、学校からこのネイチャー・リザーブに下りられるようになっています。

日が長く、道がぬかるんでいない夏には息子はこの遊歩道を通って下校することもあります。遠回りですが。
小川を渡った向こう岸に時々いっしょに帰るお友だちがすんでいるそうなので。

アメリカンドッグみたいなガマの穂。




ガマの穂は、お花屋さんで売ってます。
「イングリッシュ・フラワーアレンジメント」(日本で昔もてはやされてましたね~、今でもあるんでしょうか?)のモダンな盛り花に使われているようです。

沼地に足を踏み入れる危険をおかせば切って採って帰れるんですが、そんな不心得者はいないみたいです。





コメント (2)
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