イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ひさしぶりのストックポート、今日はカフェの軽食の話題

2016年02月07日 09時00分00秒 | 英国の食べ物、飲み物
リチャード・コブデン像のある、セント・ピーターズ・スクエア St Peter's Square に面した、カフェ・リトー Cafe Lito 。
    





イギリスに近頃、次々にオープンしている、コンチネンタル風、おいしいコーヒーと、軽食が楽しめるカフェ典型的な例です。

たいてい、どこも似たようなメニューとサービスですね。
ここもしかり。

本日のスープ soup of the day 」は、一種類だけ つくりおきして、いつだしても それなりにおいしい、カフェの定番。

これは、スペイン風 チョリッチョ・スープ。


辛いソーセージの入った トマトクリームがベースのスープです。

バターナッツスクウォッシュ・スープ。


バターナッツスクウォッシュというのは、南米から来たらしい肌色の皮のカボチャの一種です。
こってりしたかぼちゃのスープ。
ついてくるブレッド・ロール(丸パン)はブラウン(精白してない小麦)かホワイト(精白してある小麦)のどっちがいいか かならず、きかれます。

写ってるのはどちらもブラウン。

子供とお年寄りはたいてい、白いホワイトを選びます。子供はわかるけど...

以前働いていた、高齢者ホームのビストロ(食堂)ではホワイトしかおいてありませんでした。

ブラウンを欲しがるお年寄りは皆無だということでした。
ブラウンを欲しがる職員や入居者の家族の希望は、少数派で却下されていました。

お年寄りの一人は、「貧しかった戦前、食料の払底した戦中戦後の生活を思い出させるブラウン・ブレッドは見たくもない」と言っていました。
幼少時の食い物の恨み、ですね。

食物繊維やビタミンの豊富な精白していないブラウンのパンは、心なしか口当たりがぼそぼそしていて、栄養学の知識が普及してなかった昔はびんぼったらしいイメージだったと思います。

日本でも、玄米や胚芽米、お年寄りに不評でしたね。今はどうでしょうか。
そうだ、日本では「黒パン」っていっていましたよね?

イギリスの「ブラウン」は黒くも茶色くもない薄いベージュです。

これもイギリスでおなじみ、南米起源のラップ


何が巻いてあったか、忘れました。

その場で好みの具をつつんでくれます。

好みの具をイタリアのチバッタ・ブレッドではさんでトーストした、トースティー・サンドウィッチ


チーズ と、ハーブと干したトマトをはさんだヴェジタリアンむき。

カフェによってヴァリエーションがありますが、とろとろチーズで閉じるのはたいてい、どこもいっしょ。

もうひとつ、ジャケット・ポテトという、切り目を入れてローストしたじゃがいもに、溶けたあつあつチーズと具をのせてだす、イギリスの昔ながらの軽食も、おしゃれなコンティネンタル・カフェーに引き継がれています。

こんどいったら、写真を撮ってきます。


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コメント (2)
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