イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

セント・メアリーズ教会、その4、中世の石の壁、木造の梁、19世紀のステンドグラス  ・

2014年10月22日 09時11分06秒 | ストックポートとその周辺
セント・メアリーズ教会。Saint Mary’s Church


ストックポート・タウンセンターのマーケット・プレイス Market Place にある、ストックポート最大、最古の教会です。

昨日の続きです。

中に入って、18世紀に改築された長い身廊 nave 部分(列席者が着席するところ)をとおりぬけ、まず一番奥の内陣 chancel から見ていくことにしましょう。

1310年に建てられた、この教会のもっとも古い部分です。



祭壇をはじめ、聖歌隊席 choir、説教壇 pulpit などのある教会の要の部分です。

14世紀のオリジナル、石造りの壁!


床とステンドグラスは19世紀の改装です。


キリストの生涯の重要な場面、左から、受胎告知、生誕、最後の晩餐、磔刑、復活、聖母昇天


超特急、コマオトシ版ですね。

じっくり見ていると、ボランティアのおじいさん、フランクが案内を申し出てくれました。

撮影大歓迎だそうです。

日本語のブログに載せるというと大喜びで、日本の皆様にもぜひ来ていただきたいと言っていました。


14世紀の天井 vaulting の梁 beams。





700年以上前からここにあります!!

フランクによれば、中世のステンドグラスの時はもっとずっと明るかったんだそうです。
絵柄が細かく精巧になったので光がはいりにくくなったのかもしれません。


後ろをふりかえって、内陣から身廊、いりぐちを見渡します。

手前の天井付近、暗いアーチ形は内陣と身廊の境目です。天井の色が違いますね。


手前が700年前、奥が200年前に葺かれた天井です。


明日に続きます。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする