イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

ストックポートから日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。ストックポートってどこ?まずは本文をお読みください。

目まぐるしく動くリスの集団行動、食欲の秋、木の実を食いだめ、それでも冬眠の必要はなし 

2018年11月06日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
木彫りの(不気味な)フクロウ、ヴェーラのいる住宅街の中の小さな空き地。


ストックポート日報ではもうおなじみのケールグリーン自然保護区域 Calegreen Nature Consevation Area。

紅葉した葉が落ち、秋も終わりのブナの木林です。

今回は反対側からまわります。


地面に積もった木の葉がカサカサ動く小さな音がそこら中でします。

リスが4匹写っているのですが見えますか。


無理ですね。

もっと奥でも葉がカサカサ動いたりリスがパッと跳ね上がって気に駆け上がったり下りたり、素早い動きがあちらこちらで目に入ります。

同じ写真を拡大して汚いわっかで囲ったのですが...やっぱり小さくて見えませんね。



次は3匹一緒の写真です。


うーん。お尻を向けてしっぽを立てているのですが。
枯れ葉に埋まったブナの実を掘り出しているのです。

食べ放題のリスの天国。
食べられるうちにできるだけおなかに収めておく食欲の秋。

2匹...



じっとリスポーズで静止してくれた1匹に邂逅。




この小さな自然保護区域に住んでいるのはイギリスほぼ全土に広く生息する、グレー・スクイラルです。
イギリス固有の可憐な赤リスをイングランドからほぼ駆逐して生息範囲を広げているアメリカ産の外来種、イングランドでは害獣指定されているにくにくしい
食いしん坊リス!

おなじみの私のうちのバード・フィーダー各種に用意した野鳥用のエサをあつかましく食べつくす食い意地のはったグレー・スクイラル。


と言っても.....かわいいです。

地面に落ちた木の実が底をつくのも時間の問題です。それでも...

住宅地に住むグレイスクイラルはどうやら冬眠はしないようです。
冬中 住民が野鳥のために用意したエサを分捕っておなか一杯食べられるので体力の消耗を避けるためずっと寝ている、なんて辛気臭いことをしなくてすみそうです。

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秋冬の風物詩野鳥のエサやり、またまたおなじみのお呼びでない!ハイイロリスの登場甘くないリス社会、強いものが勝つ!

2018年10月19日 08時00分00秒 | イギリスの動物たち
またリス!


おなじみの外来種で害獣指定のグレイ・スクイラル gray squirrel。

どうやってさかさまにぶら下がっているのかよくわかりません。
まさか!もしかして....フワフワしているように見えるしっぽをかぎ状にしてひっかけているとか?


久しぶりに「バード・カフェ」のお客様である小鳥たちのためにファット・ボール fat balls を用意しました。


50個入りで4ポンド99ペンスはお得です。
スーパーで買いました。

園芸店で買うとけっこう高くつくのです。
ベジタリアンの夫が臭い臭いと嫌がる、牛脂と何か動物性の材料でできています。

皮製品の保湿クリームのようなにおいがします。
秋から冬にかけて動物性脂肪が野鳥のサバイバルのカギ、だとかでこのボール型(ファット・ボール)、棒状(ファットスティック)の、平べったい物(ファット・ケーキ)が売れています。

家で煮て固めて手作りする人も多いらしいのですが、作業の過程がものすごく臭そうです!

しかし、草食性(ですよね?)のリスが動物性の脂肪をガツガツ食べる!?


上の写真は台所の窓ガラス越しに撮りました。
裏庭のリスを撮った写真ですが、表庭の前を通る車や表に面した窓際に並べたガラス瓶が写りこんでいるだけではなく、赤いタコの形の洗濯物干しやかざぐるまや隣の子供が蹴りこんだサッカーボールまで写っています。

足しても足してもすぐになくなるファット・ボール、バードカフェ ターゲットの客層小鳥たちではなく ほとんどこの食い意地のはったリスたちに消費されているようです。

もうあきらめた.....

それでもたまにはあっと驚くハプニングもあります。
私がガラス越しに写真を撮っているにもかかわらず落ち着いて食事を続ける招かざる客、不敵なヤツ、ぶっとい神経!!と思っていたら...


目にもとまらぬ早業で、後ろの塀からひとっとびでやってきた別の強そうなリスに駆逐され、すごすごと退散。
上の写真では状況がよくわかりませんね。あっという間に決着がついた太い枝のぶら下がり特等席の攻防戦...

これは、一番上の写真のリスとは別の勝利リスです!



まったく同じ姿勢で同じ位置でガツガツ。

本当に、ファットボールは小鳥のために用意してあるのですが!!




うちに来るリスについて以前に書いた記事のリンクを集めてみました!!☟古い順に並んでいます。

外来種、害獣指定、招かざる客、貪欲、でもかわいい!あつかましいハイイロのリス

ネコも恐れぬ神経の太い、常習!泥棒リス


来なかったら、寂しい!招かざる客、貪欲であつかましい外来種のハイイロリス、やっぱりかわいい、無事でいてほしい

念願の食い意地のはったリス、サイモンの帰還!どうやら、別リス、立派な男性、バード・カフェの営業妨害は続く

泥棒リス!冬眠はどうした!ネコのイライラがつのる裏庭での略奪行為!


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貴族の領地の敷地内、放し飼いのシカ、イギリスの商魂は今一歩

2018年08月13日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
ダーナム・マシィ Dunham Massey では 約150頭のシカが放し飼いにされています。


(上はナショナル・トラストの案内ウェッブページから借りてきた写真です)

実際、いる場所にはぞろぞろいるらしいのですが…

私が見たのはこれ一頭。


ストックポート日報でおなじみ、ライム・パーク Lyme Park、タットン・パーク Tatton Park にもシカが放し飼いになっているのはもうご存知ですね。

いずれももとは貴族の大邸宅と庭園、その周りの広大な所有地がもとになったナショナルトラストが管理所有する公園です。

ライムパーク、タットンパークではいずれも、もっともっと野生の趣きで徘徊するシカたちですが、ダーナム・マシィのシカは、なんというかもっと飼いならされたイメージです。

邸宅、庭園のあるエリアに勝手に入ってきてのびのびすごしています。

邸宅前の植樹されたスペースにゆうゆうと現れた若いオスのシカが間近に見られて大満足。

植樹されたばかりの若い木の葉が食べたくてまわりをうろうろしているのですが、シカよけの金属の柵がジャマで食べられません。



ビジターの男性が勝手に葉をむしって地面にまき散らして食べさせています。


ハートのお尻が手の届くところにあるのですが、公園ではビジターがシカにさわることを厳重に禁止しています。

さわりたい!特に、ベルベットのようなうぶげのびっしり生えた角にさわってみたかったです。


シカがいた植林地はこの「ムーア人の日時計」の左側に広がっています。



間近に見られるシカはダーナム・マシィの呼び物のひとつです!

ビジターの手からエサを食べるように飼いならして、「シカせんべい」を売る、という発想がないのが本当に不思議です。

「シカにエサをやらないでください」という目立たない表示が入り口に一か所だけ見られました。
シカの野性を尊重してほしい、ということらしいのです。おさわり禁止もそのためです。

だからやる人はいないようなのですが、やっていいとなれば…やりたいです!

ついでに言えば、ほんとうに公園内はどこもかしこもシカの糞だらけ!

奈良のように「シカの糞」を名物チョコレート菓子にして売れば本当に儲かるのに!


イギリスの貴族の大邸宅がある敷地内のシカは何のために自然の状態で放牧されているのかご存知でしょうか。

ナショナルトラストが公園を管理する現在はもちろん自然保護の一環として、またビジターアトラクションとしても野趣あふれる景観の一部になっているようですが。

もともとは、貴族の狩猟パーティ用の獲物として飼われていたようです。

何十もある寝室を上流社会のメンバーに提供して何日もかけて繰り広げられる殺戮のうたげ、狩猟パーティは地方社交界のシーズンには田舎での社交イベントの華だったようです。

こちらは、話飛んで、ストックポートにあるナショナルトラストの史跡公園、おなじみライム・パーク Lyme Park。


入り口から駐車場までの長い車道沿いの丘の上や、園内の森林でシカの群れを見かけることがあります。

車から降りて写真を撮ることにはじめて成功しました。



ライム・パークとタットン・パーク Tatton Park のシカはダーナム・マシィのシカとは違ってなかなかそばには寄れません。

実はライム・パークも、タットン・パークもシカの数を厳重に管理しているらしく、毎年、パークレンジャーによってかなりの数のシカが射殺されています。

天敵のいない公園内でシカが増えすぎると自然の生態系に悪い影響を及ぼすからなのです。

射殺されたシカの肉は冷凍されて売店で売られています。

シカの特製ソーセージやハムも人気商品だそうです。

タットン・パークには普通のギフトショップの他に特製の食料品の販売所があります。


市販の瓶詰類などの他に、園特製のシカ肉製品、園内の動物農場の家畜を使った加工肉製品が売られているのです。


ダーナム・マシィのギフトショップにはシカ肉製品はありませんでした。

今度行く機会があれば、シカを見てくるつもりです。

自宅から車で35分、オートリンカム Alterincham の町はずれにあります。



「シカの糞」みやげは日本だけの発想だと思うでしょう?

ストックポート日報 に以前載せた、「パフィンの糞」と「カモメの糞」のチョコレート菓子の写真を探し出しました。


去年おとずれたランカシャーの海岸、モーカム Morecombe で買った、息子たちへのお土産です。
モーカム名物ではなく、いろいろな海岸地で売られています。

右側の「カモメの糞」は、海難救助隊を組織する由緒あるチャリティー団体「ライフ・ボート Life Boat」の基金集めのためのオリジナル・グッズです。
ライフボート基地がある(そしてカモメがうようよいる)海岸ではどこでも売られています。

ナショナルトラストも負けずに商魂を発揮してほしい!


ついでですから、ダーナム・マシィの「ムーア人の日時計」。


奴隷が異国情緒たっぷりの資産だった時代のおしゃれな庭飾りです。




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映画化されたピーターラビット、ここにもそこにも穴を掘り繁殖し続けるイギリスのウサギ

2018年08月11日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
イギリスの野原でよく見かける…


ウサギの巣穴、ウサギ穴。

上の写真はタットンパーク Tatton Park で撮りました。

ウサギは怖がりです。
人がいれば出てきません。

それでも時々は見かけます。

ピーターラビットみたいな濃淡ベージュのモコモコした野生のウサギです。



ウサギの写真は撮れませんでした!

警戒心が強く、動きが素早く、しかも保護色!撮影は困難です。

上の写真と、ピーターラビットのイメージは他のウェッブサイトから無断借用しました。


タットンパーク内に無数に生えている樫の大木の根元が…


ウサギの住宅密集地、というより地中でつながった集合住宅になっているようです。


同じくタットンパークで。木の切り株の下の、入り口にキノコのひさしのついた、瀟洒な一軒家タイプ。


私たちはこの木の下に座ってお弁当を食べました。


食べなかった小さなリンゴを玄関前(穴の入り口)に置き土産にしていったのですが、喜んでもらえたでしょうか。

ウサギは木の根元の下に住むのが好きなようですね。

イギリスでは野鳥は減ってきているらしいのですが、ウサギは確実に増えているそうです。



ウサギですが、ネズミ算式に増えているようです。

かわいい!ウサギですが、地域によっては害獣扱いされています。

ヨークシャー東岸の田舎町のパブで、ウサギのシチュー(hot pot)を食べたことがあります。
農家の人が、ビールの原料、ホップを食べて畑を荒らすウサギを猟銃で撃ってパブに持ち込むらしいのです。
ウサギ料理はその町の冬の名物になっていたようです。

農作物を荒らすだけではなく、ウサギの穴そのものも、大メーワク。

「ウサギの穴がかくれているボコボコの地面に注意。」「飲み物のみ」(注文した料理はもってきてもらえない。飲み物は自分で運ぶ)という標識のあるパブの敷地内の空き地。


だいぶ前に行った、マカスフィールド郊外のパブです。
おもしろいと思ったので写真に撮りました。

ボコボコあいたウサギ穴に足をとられて大変危険です。


ウサギを見かけるのは田舎の野原だけではありません。

マンチェスター空港の滑走路のわきをぴょんぴょん跳ねていたたくさんのウサギを離陸する前の飛行機から見たことが何回もあります。

線路わきにもけっこういます。都市の郊外を走る電車の窓から見ることがあります。

車がビュンビュン通る、広い道路の真ん中の広い草地の中央分離帯にも群れで跳ねまわっていたのを見かけました。

いずれも、人が通らない、入れない場所ですね、ウサギの天国でしょう。


先日行ったナショナルトラストの公園、ダナム・マーシィ Dunham Masseyのカフェや受付、ギフトショップなどのあるにぎやかなビジターセンターのすぐ前の、人が落ちないように柵で囲われた小さなくぼ地が、ウサギの住宅密集区域でした!







夏休みで大勢のビジターが行き来する前を大きなウサギ3匹がぴょんぴょん跳ねまわっていたのです。

気が付いた私が立ち止まったとたん、2匹はさっと姿を消し(目にもとまらぬ速さで穴に入ったと思われます)もう一匹は複雑に絡み合う木の枝の下にピタッと体を伏せて私たちが立ち去るまで目を閉じ、身動きもせず、完全に気配を消しました!

毛皮の色が、白茶けた地面の色とほとんど同じなのです。

人気史跡アトラクションのど真ん中にあつかましく住み着いているくせに、何をそんなにコソコソすることがあるのか!?
いっそのこと池のカモや白鳥のようにビジターにエサをねだって堂々とふるまったほうがラクだと思うのですが。

…2週間前からイギリスで封切りされている、ピーターラビットの実写(?)映画。


予告編を見た限り、あまりかわいいとも思えないのですが…
楽しみにされている方、見てもいないのにごめんなさい!

私はそもそも服を着せられて擬人化された動物イメージがあまり好きではないのです。

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成長の記録!暑さにまけず、水量の減ったカエル池で育つオタマジャクシ生存者の身体に劇的変化!

2018年07月11日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
昨日は、イギリスの夏らしく久しぶりに少し涼しかったです。

今回の記事の写真は先週末に撮りました。暑い日でした。



ハッピー・ヴァレーの川沿いの遊歩道はおそらく、ストックポート日報 で最も多く取り上げられたうちの近所の景観でしょう。
ハッピー・ヴァレーの川沿いの遊歩道の始まりにある、カエル池(命名;私)

連日の晴天で、池の水位が明らかに減っています。


かろうじて深さが残っているあたりです。


この日も最高気温が30度近く、肌が陽にさらされるとひりひりしました。

泥の上に放置してあるこの丸太(もしかして電信柱かもしれません)…


…は、前回来た時は水中深く沈んでいて、たくさんのオタマジャクシがまわりを覆う緑の水藻にチュパチュパ吸いついていました。

はい、オタマジャクシです。



池の中に突き出している観測デッキの脚のあたりが一番水量が多く、オタマジャクシの集まりもよいようです。



水量だけではなく、あれだけうじゃうじゃいたオタマジャクシの数も明らかに減っています。

オタマジャクシ観察用のピクルスの空き瓶「タドポット tadpot」(命名;私)をかなり下に下がった水面にぐっと腕を下ろしてすくい上げて、やっと捕獲したサンプル・タド一匹。


見えますか?見えるでしょ?脚!脚!





今度は間違いなく脚です。

何回か別のオタマをすくって確認しました。(観察が終わったものはちゃんと池に放しています)

大きいの、小さいの、サイズは個体によってまちまちですが、おそらく同じ時期に孵化したらしい同期オタマは成長の段階も同時に進行するようです。
みな、後ろ脚があります。

ビンを軽く揺らして刺激を与えるとひらひらと弾みで体から離れる様子が観察できるのですが、泳ぎに脚は全く不要なようです!

しっぽだけをゆらゆら動かしてオタマジャクシ泳ぎをしています。

わきにぴったりとくっついていて、どんなによく見ても、浅い池の水のなかでは、脚が生えていることが全くわかりません!!!!!

はぜたガマの穂。



前回は明らかに池だった部分が完全に干上がって、やわらかめの土あるいは硬めの泥になっていました。

いつもは池と地面の境があいまいで、足をとられるとずぶずぶ底なし沼にはまりかねない怖い場所の泥の上を気を付けて歩いて、極楽の蓮の花のかなり近くまで寄れました。


元気に育ってほしい。オタマジャクシ!

オタマジャクシ成長の記録の記事のリンクを、新しい順に貼りました。☟

またまたオタマ、かわり映えしない?そんなことない!よく見ると.......♩♩

おなじみカエル池 幼少期のトラウマがカエルの生涯に与える影響の考察

カエルの卵がかえる春のおとずれ、オタマジャクシの命のはかなさ、うじゃうじゃ


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イギリスの野の花、フォックスグロヴ、ハチが出たり入ったり

2018年06月25日 21時33分05秒 | イギリスの動物たち
庭の話題、続きます。

フォックスグロヴ foxglove、キツネの手袋。日本名ホタルブクロ。


さかりをすっかり過ぎちゃった写真です。
二年草で、本当に2年ごとにうちの庭いっぱいに勝手に咲きます。
これは、コンポスト容器のある、手入れの悪い裏庭。

同じ種類のフォックスグロヴでも、背丈は30センチから170センチぐらいまでまちまち。。

これは低い方ですね。

さかりには、実がびっしりついたトウモロコシのようにてっぺんから下の葉の部分まで花がいっぱいにつくのですが。

キツネが手袋としてはめるには小さすぎますが、ホタルブクロには納得できます。

ホタルはいませんが、ふわふわのハチ、バンブル・ビー baumble bee が出たり入ったり、忙しく蜜を集めています。
ハチが入るのだから、ホタルも入りますね。










フォックスグロヴはもともと、イギリスの野の花なのです。実際、野原やあまり木の密生していない林の散歩道などでよく見かけます。
ピーク・ディストリクトのどこを歩いていても、石垣の根元などたいていどこかに咲いています。

コテージ・ガーデン(イングリッシュ・ガーデン)には欠かせないイギリスらしい花です。
以前住んでいた家の小さな庭に、タネをまいて育てたのが先祖です。

引っ越す際、二株ほど植木鉢に移して持ってきたのが勝手に細かいタネをまき散らし、うちの今の庭で子孫を増やしています。

品種改良で、今はあらゆる暖色系の色のタネや苗が手に入るそうですが、この写真の種類がイギリスに太古から咲き続ける原生のものだ、というタネのカタログの説明を読んで購入したのですが....

他に植えた覚えもないのに、前庭の細長い花壇にはなぜか、アプリコット(アンズ)色のが時々咲くのです。
私たちが引っ越してきてから、コンクリートをはがして土を入れた花壇です。

どこから来たんだろう。

謎、多し。フォックスグロヴ。
聞いた話によると、何十世代も同じ場所に生え続けると、ある世代から突然どんな色のものも純白に変わるらしいのです。

10日ほど前に撮った、前庭の花壇の写真を見つけました。


今年は同じ色の先祖代々受け継がれるピンク色ばかり、それも残っているのはすべてスン詰まり。
奥に150センチほどのが先発で咲いていたのですがすっかり花が落ちて、写真ではどこにあるかわかりませんね。今年は前庭も裏庭もすべて原生ピンクでした。

日本でも咲いているそうですが、私は日本で見たことがありません。
きれいな水の流れるホタルの生息地にでもひそかに自生しているのでしょうか。

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ぬくぬくと育つ新生児の眠りを覚ますコンポスト掘り、白日の下にさらされる九つ子!

2018年06月25日 08時00分00秒 | イギリスの動物たち
先週の話です。

庭の奥のコンポスト容器の下の穴から、分解されたたい肥(もうすっかり黒土!)を掘り出しました。

これがうちのコンポスト容器☟。


下の部分にあるフタを外すと一番古い熟成した黒土が取り出せます。

良く分解発酵された黒土が満載。スコップでざくっざくっと掘り出していると上から垂れ下がってきた巨大な古い植物の根っこ…手でつかんで思いっきり引っ張り下ろすとドボッとかたまっていっしょに落ちてきたのが…


赤ちゃんネズミ!!!!!!!!!

ピンク!はだか!おそらく生まれたて!九匹!目が開いてない!くねくね!



ああ、どうしよう。落ち着こう。お母さんネズミはどこだ!?

誘惑には勝てず、一匹そっと指でつまみ上げてみました。
やわらかい薄い肌が熱い!!

ごめんね、といって何事もなかったようにもとの位置に戻す。


うちのネコは家のなかです。
昼間にキツネが出るとも思えない。ちょっとの間目を離してもだいじょうぶでしょう。

家のなかから携帯電話をとってきて、ビデオで撮影。上の写真を含めて何枚か写真も撮りました。

フタをしようかどうしようか迷いつつ、そばでバケツにとった新鮮な黒土から分解されていない木のくずや紙片など取り分けてビンの上から中に戻す作業などしていたら(見守ってたつもりなんだけど)

あれれ、減ってる?



ずっと見てたら、びっくりするほど巨大なうすグレイのお母さんネズミがビンの下の地面に掘ったらしい穴を通って登場。子ネズミをさっと口にくわえ、一瞬私と目があって、身を硬直。我に返ってまたコンポスト容器の下に掘った穴を通ってどこかへ姿を消しました。

あーびっくりした写真を撮るの忘れた!

最後の一匹を連れに来た時、何とか撮影成功!


うちの凶暴ネコに見つからないように、立派な不潔なドブネズミだかゴミネズミだかに成長してほしい!

感動の母性愛!一匹一匹どこか安全なところに運び出したようです。


このコンポスト容器は、庭づくりをしているイギリスの家庭にはたいていあるようです。

うちが手に入れたのは、10年ほど前、国中でリサイクルの気運が高まっていたころです。

けっこうお手頃な価格で、ストックポートの市当局が販売していました。一番小さいサイズで1メートル30センチぐらいの高さです。
ごみの量を減らす運動の一環です。

台所で出た生ごみと庭ゴミ、それに冷凍食品やシリアルの箱(灰色の薄いボール紙)を開いてちぎって加えます。


ボール紙には栄養分は入っていないはずですが、サクサクしたテクスチャーに仕上げるのに不可欠だそうで、私はかなりの分量を加えています。
もともとの庭の土は湿り気味で砂や空気の含有量が足りないようなので。

栄養重視で厚紙をいれない生ごみだけで作ったたい肥はべとべと手触りが悪くなります。

半年ぐらいで分解されてコンポスト(たい肥=黒土)になるようです。気温や水分の量、ゴミの内容にもよるようですが。


底なしの容器は直接地面の土の上に置きます。
毎年取り残す、栄養たっぷりの黒土をしたって、ミミズがたくさん這い上がってきて、生ごみの分解を助けます。

ついでにかってにはいりこんだネズミ!およびじゃない。

ゴミネズミ母、去年捨てたトマトの鉢植えの枯れた巨大な根っこに巣づくって出産育児をするつもりだったようです。
次々と投げ込まれる野菜くずを食べてぬくぬく快適に暮らしていたようです。

植物の根っこはなぜか何年も分解されないようなので細かい繊維の間に潜り込めば、生き埋めになることもないんじゃないかと思うのです。

(分解されなかった根っこの部分は土を丁寧に払って、市の庭ゴミ回収の日に出します。一年草が枯れた後、用済みの鉢植えの土を枯れた植物の根っこつきでコンポストに入れ、養分のなくなった土のパワーアップを図ります)

私のコンポスト容器が安全ではないことをわかってくれたようで、一家そろってあたふた夜逃げ(昼過ぎでしたが)
時々、上のふたを開けて、大きな園芸用のフォークを手あたり次第ザクザクさして上の層と中間の層を混ぜ返しています。

この夏は肩の調子が悪くてまだやっていなかったのが幸いです!

コンポスト自慢!


パティオの鉢植え、ハーブとレタスとトマトはすべて自家製コンポストで育っています!

(品の悪いプラスチックの風車は蒔いた種を掘り返して食べてしまう小鳥よけです)

混じりけなしの100%オーガニックコンポスト!
…にもかかわらず、園芸店で買った合成液体肥料を使っています!意味ない? 私はそういうことはあまり気にしないのですが、皆さんはいかがでしょうか?

昨日撮影、手入れの悪いうちの庭です。


勝手に大木が生えているので、日当たりも悪い。

パティオ。




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人恋しい牛たちにあえる、ピークディストリクトの、はずみで通った小さな集落、その名もカウスデイル!

2018年05月20日 22時32分41秒 | イギリスの動物たち
ピーク・ディストリクトの町、バクストンのはずれにある、有名なバクストンの青いサンゴ礁 Blue Lagoon of Buxton に行ってみたくなったのです!

あまり乗り気のしない夫を説得、ピーク・ディストリクトを少し歩いてみたくなったのでとりあえずそっちの方角に行くことにして...道に迷いました!

私の携帯電話のアップ、グーグルマップに導かれて通った村、カウスデイル Cowsdale。


ストックポートを通って、遠くロンドンまで伸びている国道A6から出ているものすごい上り坂の小道をあがると、美しいボタン桜が迎えてくれました。

うちの近所の桜はすっかり散って葉が茂っているというのに、標高が高いピークディストリクトだからでしょうか、今花盛り。先週の木曜日です。

アップダウンの激しい、眺望の素晴らしい丘陵地にある小さな集落です。ハイキングコースの通り道らしく、次々と通るウォーカーが立ち止まって桜の写真を撮ってから石壁にある踏み越し段を超えて行きます。

家が数件の集落を通りすぎると乳牛の放牧地!


道のわき、左側に車を停めて、牛のいる右側にわたって牛見物。


イギリスの牝牛たちは、例外なく好奇心旺盛。
草を食んでいたり、寝そべっていたり、やってることを一時中断、全員で申し合わせたように、こちらに急ぎ足でやって来ます。

ゥモ~ゥモ~と大変な騒ぎ。



鉄線の柵沿いにずらああっと揃った牛!



以下は以前にも、「牛モチーフのパッケージ」を紹介する記事で書いたことですが、もう一度。



日本では「ホルスタイン Holstein」と呼ばれている、ウシ柄として日本でもおなじみのこの黒白ぶちの乳牛、イギリスでは、「フリージアン Fresian 」といいます。



ホルスタインとフリージアン、はたして本当に同じ種類なのか気になったので、前回の記事を書いた時にちょっと調べました。

同じものでした。

オランダのフリーシアンと、ドイツのシュレスウィッチ=ホルシュタイン(現地発音)それぞれの地域を起源とする品種を掛け合わせて生まれた この品種の正式名は「ホルスタイン・フリージアン」。酪農関係者の間では、国際的にこの名が使われることが多いそうです。

一般的に「ホルスタイン」の名称が通用するのは、アメリカと、明治時代にアメリカから酪農技術を学んだ日本だけだそうです。



牛の温かい濡れた鼻にさわろうとして、鉄線の柵の外側にある、イギリス北部に特有の石を積んだだけの壁、ドライストーンを少し崩してしまいました。

来た道を振り返ったところ、通り過ぎたカウスデイルの集落が向こうに見えています。


右側の白い花のさく野草は、カウ・パースリィcow parsley

別の場所で撮った写真です☟


野原に咲くイギリスの初夏の花。牝牛のパセリ。

カウスデイルに人なつっこいウシの群れ、咲き乱れるカウパースリィ。

道の反対側にとめてある車に戻って牛たちに手を振りました。



私たちが通り過ぎるまで、柵沿いにずらっと並んでモーモー別れを惜しんでくれました!

今日の話題は、「ピークディストリクト」カテゴリーではなく「イギリスの動物」!

で、バクストンの青いサンゴ礁には行けたのかって?


答え;行けませんでしたっ。顛末は次回に。

バクストンの青いサンゴ礁についての記述のある記事のリンクです。☟
ソロモンの神殿、立派なのは名前だけ...それでも素晴らしい屋上からの眺望、ダービーシャーのサンゴ礁まで見える!


訂正!
上のリンクの記事に載せた写真はバクストンのサンゴ礁の写真ではありませんでした!詳しくは次回に!

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タットンパークの観光農場、最終回 ニワトリの種類の多さにおどろく

2018年04月20日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
チェシャ―のナッツフォードのはずれにある、ナショナル・トラスト所有の大公園、タットンパーク Tatton Park の農園に行ったレポート、3回目です。



☟昨日までの記事を読んで下さい。タットンパークの他の場所について書いた ずうっと以前の記事のリンクも貼ってあります。

広大なエステートの一角のイギリス伝統の再現農場、コヒツジが、ブタが、ウシが・・・・動物なんでもおさわりし放題
タットンパーク, イギリスの食生活に偉大な貢献をしてきた 今日はブタ!

タットンパークは、珍しい種類のイギリス固有種の鶏の飼育にも 力を入れているようです。

農場の敷地内を好き勝手にうろつきまわって、家畜の囲いの中にも出入り自由。



この農場で 一番お気楽に 楽しく過ごしているのはニワトリのようにみえます。

農園が開演中は ずっと扉をあけはなした鳥小屋もあるのですが 日中は ほっつき歩いているニワトリが ほとんど。




この場所は、日に何回か 来園した子供たちがニワトリにエサをやるスポットのようで、いつ通っても ニワトリが集まっています。


豚舎の外の干し草をいれたコンテナでくつろいでいた2羽。



農場の建物に孵化室があります。卵を温めるふ卵器と、孵化して2日、1週間、2週間目のひよこが成長の段階ごとに分けられたガラスケースの中でヒヨヒヨ
いっていました。

2日目のはふわふわで、目がくらくら するぐらいかわいい!

2週間もたつと、ニワトリとひよこの中間ぐらいの、「毛をむしられたニワトリ」に近いグロテスクな様態になります。それはそれで目が離せない面白さなのですが...


ちょうど入った時は、テーブルの前に座った子供たちのための、「ひよこ おさわりタイム」だったのです!
子供がいっぱいで、写真が撮れませんでした。

息子とガールフレンドは、子供たちを優先的に座らせた後、末席でひよこおさわりに参加していました。



☝ふ卵器から出したばかりの生まれて3時間のひな!

写真ではよくわからないのですが、小さな脚にフワフワのうぶげがびっしり生えていました。

☟左手前の脚に羽がもしゃもしゃはえたオンドリが父親じゃないかと思うのですが。


私はイギリスのブタ(とウシ)についてはかなり詳しいのですがニワトリについては実はあまり知識がありません。
造形的に非常に興味があるのですが。

ふ卵器で温められていた卵は、母トリに見捨てられた捨て子だそうです。

ヤギも興味深いです。


ヤギの多くは、体がくさいです。
なんだか わきがのようなにおいがします。

ヤギはなぜか高いところに上りたがる習性があるようです。

勝手に入り込んでいるニワトリたちと仲良しです。

ヤギ舎の柵の上でえらそうにしている、シャモのような羽毛の美しいニワトリ。



話 変わって....

裏の放牧場です。
ガチョウと...


トナカイがいます。


角の一本抜けたオスと、メスのつがい。一年に一回抜けて生え変わるそうです。



トナカイは、もちろんイギリス固有のシカではありません。アイスランドやラップランドなどの寒いところに住んでいる、クリスマス伝説でイギリスの子供たちにはすっかりおなじみの動物。



サンタクロースのそりを引っ張るトナカイはクリスマス前に子供たちがサンタクロースにプレゼントのリクエストをする、「サンタズ・グロット―」のマスコットとして活躍するのではないかと思うのですが。

気候の温暖なイギリスでのんびり草を食む生活、悪くなさそうです。
仕事は一年のうち、3週間だけ。


タットンパーク内、農場を出たところの放牧場の周りで 新しく植えた白い花の咲く灌木を斜めに倒して柳の枝を編みこんでゆく、伝統のかご編み生垣造りプロジェクトが進んでいました。



速報;きのう4月19日は記録破りの暑さで、日中最高気温が28度前後。


洗濯ものが一時間で乾きました。


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タットンパーク, イギリスの食生活に偉大な貢献をしてきた 今日はブタ!

2018年04月19日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
昨日の続きです。
タットン・パーク tatton park のホーム・ファーム Home Farm。

名物の ブタ


上の写真は、ピンクの皮膚にジンジャ―色の毛のタムワース Tamworth 種のティリー。

裏の放牧地にいたのを連れ戻されてきたところです。
豚舎の外に、心霊写真のように写っているのは私の夫です。

放牧場から帰ってくるところを目撃。外側の個別の戸口から入れられました。
私は中までまわって、自室に落ち着くところを見届けました。

その30分前の、放牧場でのティリー。


記念写真。


向かいの囲いの中(後ろ側が林で斜面)の、ミドル・ホワイト middle white のモリィ。



泥に埋まりこむように寝そべって身動きもしないティリーと違って、とても人なつっこく私たちが囲いのそばに来ると寄ってきました。
さわられるのを嫌がらないばかりか、頭をすりつけるような動作で、痒い所を掻いてくれ、と要求しているようなのです。

なでるのはお安い御用ですが掻いてやるのはどうもちょっと...バリバリ分厚いフケが爪の中に入りそうで...デッキブラシかなにかがあればよかったのですが。



うちの夫にひじょうになつき、私はその場にいなかったのですが、夫と息子と息子のガールフレンドが離れた場所から口々に「モリィ!」と呼んだところ、夫のもとに駆け寄ってきたんだそうです。

モリィも豚舎に帰ります。




ミドル・ホワイトは小さめの品種です。

日本でもイギリスでも、養豚の主流品種は、生育が早く、体の非常に大きなラージ・ホワイトlarge white(の改良種)。
イギリス原産の 世界中に拡散しているブタです。

タットンパークにオスが一頭飼育されています。

入れ違いに放牧場に出されたのは、ブリティッシュ・サドルバック British saddlback のシエナ。


ブリティッシュ・サドルバックはブタの標準サイズ。


オスはもっと大きいですよ。



(ホーム・ファームを出て、帰りがけに外から放牧場を見ると、ティリーがゴロンと寝そべっていたのと全く同じ黄金のスポットにシエナも寝そべっているのが見えました)


かぎ型の豚舎。



裏側です。


奥へ伸びている細長い建物が豚舎。裏の窓からブタの放牧場がよく見えます。

生後三か月ぐらいだったかな?ブリティッシュ・サドルバックのティ―ンエイジャーたち。


シエナの娘と息子です。


同じく、生後三か月ぐらいだったと思います。タムワースのティリーの娘とバークシャー Birkshire 種のティ―ンエージャー(今回、親は見かけませんでした)


今回見た、一番 小さい子ブタ。3週間はたっています(表示があったのですが、わすれました)


母ブタのお乳を飲んでいる赤ちゃんブタを見られなくて ちょっと残念です。
ラージホワイトとグロスター・オールドスポット Glouster old spots の混血。

グロスター・オールドスポット、この農場にいたかしら?

他にも、おなじみの種類のブタで、以前見たことのある品種のブタを見かけませんでした。
いつ見てもいる、タムワースのトゥルーラは健在。10年以上、子供を産み続けています。

今回見た、唯一のオスブタ、ラージホワイトのロウレンス。


離れた豚舎でずうううっと同じ態勢で寝続けていました。

牙とおおきな睾丸が男らしい、種ブタ!上の写真の子豚たちの父親です。



このかわいらしい建物....


最初に訪れた15年ぐらい前から、なんだろうなあと思っていました。
ファームの外から見える、正面です。

このすぐ裏に、ティリーのいたブタの放牧場があります。(あ、ティリーが建物右手にチョンと小さく写っています!今 気が付きました)


今回、入場料を払って中に入って、ブタの放牧場側から見て納得しました。


(☝柵の右側がティリーのいる放牧場、左はトナカイとガチョウの放牧場です。え、トナカイ?詳細は明日)

「屠殺小屋」として、公開されていました。最近オープンしたようです。

うーん、伝統的な農場にはなくてはならない施設。教育効果満点です。
目を背けるわけにはいかない現実。

入口に「注意!屠殺に関するビジュアルな情報が目に入ります」という標識がありました。
子供(特に小さい子)に見せるか見せないかは親の判断に任せる方針のようです。



実際の屠体の展示はもちろんありませんでしたが、青く塗ったかべに、実物大のブタの影がブラーン ブラーンとプロジェクターで映しだされていました。

天井からはブタの半身肉、もも肉がつるされ、ブリキのトレイには内臓が、バケツには血の塊がそれぞれ模型であらわされていました。

梁からさがった たくさんの鉤が、怖かったです!そこに ずっと あったのか、再現用の小道具か...?

繰り返します。目を背けては いけない現実!

肉をいぶす かまど。


屠殺場の外には何も知らずに明るい外の原っぱに寝そべっている ティリーがみえます。

かまどの中に仕掛けてある音響設備のスイッチがはいり いきなり、「クリスマス前にかわいがってた子ブタを殺されることになったトミーという農場の男の子と、仲良しの屠殺業者のミスターなんとかの会話劇」がはじまり とても聞いていられなくて、外に出ました。

ベジタリアンの夫はもちろん、息子も中に入るのを拒みました。

いったん私と入った息子のガールフレンドは梁から下がった鉤を見て、「もういい」と言って逃げ出しました。

明日に続きます。

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広大なエステートの一角のイギリス伝統の再現農場、コヒツジが、ブタが、ウシが・・・・動物なんでもおさわりし放題

2018年04月17日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
久しぶりに タットン・パーク Tatton Park、ストックポートの南西、チェシャ―のナッツフォード Knutsford の町はずれにあるナショナルトラスト所有の大公園 です。

今までに何回かストックポート日報 でも取り上げています。2016年6月1日の記事リンクを貼りました☞ タットン・パークの庭園総集編、イギリスといえば、やっぱり樫の木・・・他

この回に、それ以前に載せたタットンパークに関する記事すべてのリンクも貼ってありますので、ぜひ開けてみてください。

今回訪れたのは、ホーム・ファーム Home Farm



1930年代の、典型的なイギリスの農場を再現している、生活史博物館のようなアトラクションです。


呼び物は、動物!!!(建物の写真はほとんど撮りませんでした)

私たちは特に子供たちが小さかった時には動物を見に、さわりに、においをかぎに、一年に一度は!訪れていたのですが、ここ3年ほどご無沙汰でした。

今回はもう小さくない上の息子とそのガールフレンドを連れて、雨もようのどんより曇った週末に 久しぶりの再訪です。


動物とのふれあいを提供するだけでなく、前回行った時よりも1930年代から50年代のイギリスの比較的規模の大きい農場の機能を再現する、生きた歴史博物館としての設備が充実していました。

入場料は大人が7ポンド(1,075円)。高い?いえいえ、その価値は十分にあります!

イギリス固有の羊毛用のヒツジ各種を飼育しています。




コヒツジの生まれる季節、ラミング・シーズンです!





イギリス中、ちょっと町の外に出ると どこもかしこもコヒツジでいっぱい!

田舎の放牧場のヒツジたちは、すべてとっても怖がりです。
中には好奇心旺盛な、おちゃめなコヒツジが寄ってくることもあるのですが、警戒心の強い母ヒツジがすぐに呼び寄せてしまい、そばによるチャンスはめったにありません。

その点、ここは 観光(教育施設?)農園ですから 母ヒツジもコヒツジも仕事と割り切っているのか、完全にリラックス。
おさわりし放題。





農耕馬シャイヤ・ホースが 散歩から帰ってきました。


馬房に帰ります。


左側が、農場の管理人(邸宅の雇人です)一家が住んだ家。右側は事務所です。


1930年代の農家のインテリアが丁寧に再現されています。

入ったところ。


入口の左。


かなり広めのパントリー兼スカラリー。キッチン設備もあるようです。

物置や洗い物に使われていたようです。

二階の子供部屋。


かなり狭い、夫婦の寝室。


階段の踊り場から、入り口を見下ろしたところです。


左に見えているのは、大きな調理用暖炉のある、台所兼居間。


ヒツジの囲いに戻ります。





かわいい!かわいい!

タットンパークの広大な敷地内にはものすごい数のヒツジ各種が放牧されています。
ここに一時的に集められたのは、ごく一部。

イギリス各地のいなかでよく見る改良種の畜肉用ヒツジではなく、すべて、純血種のイギリス固有のヒツジです。

農業のあり方が採算重視に傾きがちだった戦後の一時は絶滅しかかった種もあるらしいのですが、一部の篤農家や、ナショナルトラストの努力によって着実に頭数を増やしているようです。

ヒツジだけではなく、ニワトリとブタのイギリス伝統種の飼育繁殖にもたいへん力をいれています。

ニワトリも、ブタも(そして牛も)短期間で効率よく育ち、卵をたくさん産む改良種の飼育が主流になり、古くからの品種が長い間忘れ去られていたのですが、大丈夫!絶滅を逃れた古来種のいくつかはこのタットンファームで元気に子供を産み続けています。



子の牝牛は、red pollという、絶滅を免れた貴重な品種だそうです。


脚の付け根に手術の後の毛ぞりあととくっきり縫い目がありました。

子の囲いにもう一頭いたレッド・ポルの他にはウシはいませんでした。


農場の入り口近くのヒツジの放牧場に、まだいた!メスのシカ!


親シカに見捨てられ、ヒツジに育てられたシカ!

10年以上前、テレビで取り上げられ有名になりました。
乳兄弟のコヒツジと切っても切れない仲になり、乳離れしてからもシカの群れに戻るのを拒み ヒツジたちといっしょに農場の囲いの中に住むことを選んだ、自分をヒツジだと思っているシカ!

その後、親友のヒツジは死んでしまったということですが、まだヒツジの放牧場にいました!!

次回に続く。

こんなに撮ってどうする!?というぐらい写真をたくさん撮ってしまいました!
農場の動物となるとみさかいがなくなります。

何回かに分けて、載せます。


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目撃!羊の大脱走!14世紀の国宝級の価値のある大広間のある邸宅の庭園をうろつく間抜けな群れ

2018年01月18日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
週末、マンチェスターの北の町、ボルトン Bolton に行きました。



土曜日と日曜日に、ボルトン郊外のホテルでチェスの試合に出場した夫の車に同乗して。
チェスの試合観戦をしたわけではなく、ボルトンの町で車を降りて、ひとりでいろいろ見物しました。

日帰りです。ストックポートの自宅から、高速道路を車で40分ぐらいかかりました。直線距離で28キロだそうです。

今回の話題は、ボルトンの町や1日ずつ分けて行ったどちらも第一級保存指定建築の中世の邸宅、ハリース・ウッド Hall i'th Wood とスミスィル・ホールの話題ではなく・・・

2日目、日曜日に行ったスミスィル・ホールの庭園に乱入してまた静かに出て行ったヒツジの群れについてです。

スミスィル・ホールは、ボルトン市が管理する、入場無料の、中世の邸宅です。第一級保存指定建築。



スミスィル・ホールに関しては、またあらためて・・・(☝この写真は、駐車場に面した、入り口、見た目はリッパですが19世紀の建て増しです)

受付の人と話をしていたら☝写真右側にある窓からちょっとびっくりな光景が目に入りました。

駐車場に乱入してきた、羊の群れ!


かつては、この邸宅に属する牧場村だったこのあたり、今は自然公園として開放されています。

その一角にある、入場料を取って一般公開もしている農場からかたまって脱走!

受付の女性と私は同時に外に出て、門の外に追い戻すはずだったのですが・・・

ぐうぜん居合わせた小さな子供が大きな声を上げたからか、こうふんして・・・



邸宅裏の、庭園に群れになって侵入してしまいました。



一糸乱れぬとまでは言いませんが、かたまって移動する団体行動がすごいです。






黒いセーターの受付の女性は、羊の群れのあとをおいながら、携帯電話でどこかに連絡を取っています。


野次馬は、私と子連れの2家庭。

林に入ります。



行き止まり





さまざまな種類のヒツジが入り混じっています。


手前のヒツジが、人懐っこいんです。



ヒツジは臆病で頭の悪い動物として知られています

この時も、見知らぬ場所に来て、集団心理でおびえが仲間同士伝播したのか右に左にうろうろする様子がかなりバカっぽかったのですが、いったん群れの動きが止まると行き場のない群れの、全員がピタっと落ち着きました。

羊の群れの中に立ってる私、夢のよう。

人懐っこいヒツジは頭を私の足に摺り寄せてきます。


かわいい。ヒツジ臭い脂っぽい羊毛の中に手をぐっと突っ込んでみましたが、嫌がりません。

受付の人によれば、一般公開している農場のヒツジなので、入場者に触られたり手からエサをもらったりに慣れているんだそうです。

リーダー格のヒツジの合図があったのか、全員そろって、邸宅の横の、別のサイドの駐車場へ抜ける狭いゲートへ向かいます。







駐車場へ出たところで連絡を受けた農場のスタッフが、トラクターであっという間に農場に追い戻していったということです。

残念。羊の群れの動きと中世の邸宅を遠景から眺めて堪能していた私が遅れて駐車場に入った時には、もうすべて、終わっていました!

次回は、2軒の中世の邸宅と、ボルトンの町の様子を少しお伝えします。

☟ストックポート日報発刊数か月後に、ボルトンを訪ねた時の記事を書いています。リンクを下に貼りました。☟

マンチェスター郊外の町、ボルトン その1  ・

マンチェスター郊外の町、ボルトン その2



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泥棒リス!冬眠はどうした!ネコのイライラがつのる裏庭での略奪行為!

2018年01月13日 22時34分33秒 | イギリスの動物たち
また!うちの庭でガツガツ、小鳥用のエサを食いあさるリスの話題です。

数週間前の写真


以前最後に書いた、異常に長い題の、リスの記事のリンクです☟
念願の食い意地のはったリス、サイモンの帰還!どうやら、別リス、立派な男性、バード・カフェの営業妨害は続く


ああ、上の記事を読み返していたら、以前の記事のリンクが貼ってありました。
それを開いたら、また別の「リス記事」・・・それにもまた以前の「リス記事」・・・私もしつこいですね。

リスの写真がかわいく撮れているので、よかったら読んでみてくださいな。

前回に引き続いて、うちのネコ、ホレイシオまた登場。



久しぶりに、ホレイシオのホビー、「スクイラル(リス)・ウォッチング」が復活!
もちろんバード・ウォッチングもやりますが、スクイラル・ウォッチングのほうが熱が入るようです。





毎日毎日、ネコが見ている前でどうどうと、鳥のエサ台から、穀類や木の実を乾燥させて砕いた、冬の野鳥用のエサを手でかきとって・・・


木の枝に座ってせわしない動きで食べていきます。





「おれはここで食べたいだけ食べてやる。止められるものなら止めてみろ」とでも言わんばかりの不遜な態度。
窓の内側のホレイシオには手も足も出ません。

この記事の写真は3日に分けて撮りましたが、おそらく、同じリスだと思われます。
実は個体の区別ははっきりしないのですが、うちに来る泥棒リスはみんなサイモンということになっています。

元祖サイモンではないのは確かなので、サイモン・ジュニアと呼ぶこともあります。もちろん元祖サイモンとの血縁関係があるかも不明。

それに☝の写真の個体はどう見てもメスです。
シモ―ンとでも呼びましょうか。

サイモン/シモ―ンのような、都市近郊に生息するハイイロ・リスは、冬眠しないものらしいのです。
木の実が落ちる短い秋に食いだめして、脂肪をたくわえる野生動物の習性は、この近所でも毎年繰り返し見られるのですが、家々の裏庭を回れば、野鳥用のエサ台に、冬中ごちそうのお供えが取り放題・・・

体力的に消耗する、キツい冬眠などしなくても、冬が越せますね。

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イギリスではめったに見ないトンボが我が家で危機に直面、恩を売るめったにないチャンス!?

2017年07月10日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち

私が子供の頃、日本でトンボをよく見かけました。今でもいますか?

先週の水曜日、午後いっぱい、庭に続く台所のドアを開けっぱなしにしていました。
まだ明るい夕方、ふと気が付くと、庭側の窓際でざざざざざという小さなエンジン音がしています。

大きなトンボでした。


私と同時に気が付いたらしい、ネコのホレイシオが興奮して捕まえようとします。

まずホレイシオを、台所から出して・・・写真に撮った後、救出作戦開始です。


25年以上住んでいるイギリスで、トンボを、この目で見たのはこれで、3回目です!
(あ、「オタマジャクシの育つ池」で、交尾をしている無数の爪楊枝のように細く繊細なエレクトリックブルーのナントカヤンマは別です)

その三回目が、我が家で!

しかもこんなに巨大なの!頭の先から尻尾まで、10センチ足らず。

だいぶ前から、窓の外に出ようと必死で、ガラスに頭を打ち付けてエンジン音を発し続けていたためか、疲れ気味。
ひっくり返って、脚をばたばたしています。


死んだマネ?

ちょっと指で触ると、起き上がってまた低く飛び回ります。
青い瓶の後ろにある窓を開けて外に誘導を試みるのですが、興奮しきって、あいた窓に気が付かない!

刺激するのを中止して、窓をあけたまま、私が台所を出ました。
台所のドアはもちろん締め切って、ネコが入るのも防ぎました。

しばらくして戻ってきたら、静かになっていました。
ああ、よかった、外に出たのね。と思ったら…・

忘れたころの翌日、夕食の時間に、台所を横切った反対側、表玄関側の窓でざざざざざという音がします。

外に出てなかった。
紗のカーテンの向こう側で必死のエンジン音を出して飛んだり落ちたりしています。


今回は、夫がカーテンで追い込んで、開いた窓まで強制的に誘導しました。

窓際で記念撮影。


一瞬ポーズをとってくれたあと、元気いっぱい、高く飛んでいきました。

トンボにとっての24時間はおそらく人生の半分以上に当たるのじゃないでしょうか。
ストレスとともに大変な時間の損失が気の毒でなりませんが、なんとか持ち直して、短い一生を終える前に子孫を残す算段をしてほしいものです。

それと、「トンボの恩返し」。期待しています。

親を助けたお礼にトンボ眼鏡をかけた青年(子孫)がある日 突然 玄関先に現れる・・・などという発想はイギリス人には全くありません。
助けた動物に恩返しをされる物語なんて、そういえばイギリスにはなさそうです。
夫も息子も、「何を言ってるんだ?意味ない」とバカにします。

この善行がお釈迦様の目にとまっって・・・なんて発想ももちろんナンセンス極まりないそうです。



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念願の食い意地のはったリス、サイモンの帰還!どうやら、別リス、立派な男性、バード・カフェの営業妨害は続く

2017年05月31日 09時00分00秒 | イギリスの動物たち
5月8日の記事を見てください。↓

来なかったら、寂しい!招かざる客、貪欲であつかましい外来種のハイイロリス、やっぱりかわいい、無事でいてほしい

うちの庭に来る小鳥たちのために、エサをいろいろ用意した心づくしの「バード・カフェ」を荒らすお呼びでない!リスのサイモンを襲った災難について書きました。

その後・・・

一週間ほど前に、塀の上で久しぶりに見かけた、リス!!!


ガラス越しの不鮮明な上の写真が一枚撮れただけ。

その後、もう一度枝の上で見かけたのですが、カメラが手元になく、写真が撮れませんでした。

ビクビク逃げ足が速く、エサをガツガツやっているところは見られませんでした。
そういえば近頃、バードカフェのエサはどれもヘリが早いような・・・と思っていたら・・・

来た!!昨日の写真です。



堂々と「リス除け」のピーナツ・フィーダ―に顔を突っ込んでガリガリ齧っている!



どこが「リス除け」!? 細い顔が入るじゃないの! さすがにピーナツの粒を丸ごと取り出すことはできません。

一週間前に見た臆病なリスと、同一かどうかはわかりません。

確かなことは、3週間ほど前にネコのホレイシオが大けがをさせたメスのリス、サイモン/サリーではない、ということです。


それが証拠に、遠目にもはっきり、男の子だということが歴然!






神経が図太い!ガラス戸を開けて、写真を撮っても逃げもしません。


「リス除け」のピーナツ・フィーダ―、けっこう高かったんです。

ピーナツをいれる内部の筒状のメッシュが、ぐにゃぐにゃに曲げられていました。
クルミの殻も噛み割るパワフルな齧歯!

まわりに摑まる太めの枝のない、突き出した枝の先に移し替えました。
新サイモン、食べられるものなら、食べてみろ!
小さな小鳥だけがフィーダーの外柵にとまってかわいくチョンチョンついばめるはずです。

リス客も利用できる、ぶら下げ式のエサ台にのせてあるパン屑や少し湿気たシリアルは、欲張り新サイモンの好みには合わないようです。

意地でも好物のピーナツを食べる!
「リス除け」フィーダーに挑むチャレンジとスリルも好物を味わう楽しみの一部なのかもしれません。

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