イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

ストックポートから日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。ストックポートってどこ?まずは本文をお読みください。

久々に登場、ストックポートで見かけた皮膚たるみ犬、かわいい!

2019年09月01日 09時00分00秒 | イギリスの犬
5年ほど前、ストックポート日報の連載が始まったばかりの時にも特集したことのある天下の珍犬種、だぶだぶ皮のシャー・ペイ Shar Pei


ああ、かわいい...

今回もまた、子犬です!
名前はキック。

かわいい...!

シャーペイ(沙皮)という中国語の犬種名で予想がつきますね、同じく渋い顔つきをしたチャウチャウと同じ、中国原産。
シャーペイというのは砂のような皮膚という意味の中国語だそうです。

成犬になったら紙やすりのような硬い短毛になるそうです。

中国古代からの犬種に西洋の闘犬、マスチフ系を掛け合わせた獰猛な闘犬として確立した犬種ですが、戦後中国の文化大革命の頃、元貴族や富裕な市民に飼われていた背景が中国共産党に毛嫌いされたため、中国本土ではほとんどすべてが殺されて絶滅したのだそうです。

ひどい話です。
香港で発見された生き残り200頭をもとにアメリカ人が繁殖に力を尽くし性格のおだやかなペット用の犬種として新しい犬種としてよみがえらせました。

日本ではまだあまり見かけないそうですが、イギリスではけっこう見ますよ。

ストックポートのタウンセンター、おなじみの景気の悪い通り、プリンセス・ストリートのチッピー(フィッシュ&チップスレストランのことをイギリスではこう呼びます)の外の席に座っていた若い女性の飼い犬です。



かわいい...!

毛布をかぶっているような柔らかい余分な皮膚が引っ張るとのびる、のびる!
たるむ、たるむ!

つきたてのお餅のようでした。



かわいい...!!!!

どうでもいいことですが、右側の男性は飼い主の女性と電話番号の交換をしていました。ナンパでしょうか。





シャー・ペイの子犬の皮のあまり具合は座っているときにより強調されます。
以前の記事のリンクを貼りました☟

座っているシャーペイ子犬の胴回りを取り巻く多数の「リング」に驚愕してください。

全身毛布をかぶっている!!イギリスで人気の珍犬種、シャー・ペイ  

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動物愛護王国イギリスの知る人ぞ知る動物虐待の真実、それでも人々の善意が定着させた引退レース・ドッグ引き取り活動

2019年07月11日 09時00分00秒 | イギリスの犬
イギリスではとてもよく見かける犬です。


ほっそり優雅な体形のグレイハウンドgreyhound
今までストックポート日報で紹介しなかったのが不思議なぐらい人気の犬種なのです。

人懐こくしかも犬くさい体臭が一切ないという理想的なペット犬種!






そして、イギリスで飼われているグレイハウンドの実に多くが引退したドッグレース用のレースドッグ(競争犬)の払い下げなのです。

純血種がタダで手に入る!
...実際は斡旋協会などに引き取る際に義援金を自主的に寄付するか、あるいは一定額(少額のはずです)を請求されるかで、全く無料というわけではないようです。



ものすごく寒がりだそうなので、秋冬の外出にはフリースやキルティングのコートが欠かせません。

コートを着たグレイハウンドはあまり優雅には見えませんね。


パブ見かけた美しいブルーの毛並みのやはり引退レース・ドッグ。


基本的には手入れは不要だそうですが、ブラシをかけて布で磨くとベルベットのような毛並みがピッカピカに輝くそうですよ。

さて、レース・ドッグの話題です。
ドッグ・レースは、イギリス伝統の、ギャンブルと社交が楽しめる、どちらかといえば労働者階級の娯楽です。

レース・ドッグは競走馬よりお手頃で繁殖もたやすく、多数所有して儲ける人がけっこういるようです。

速く走れる期間は1歳から3歳ぐらいまで。レースドッグの選手生命は異常に短いのです。
それを過ぎたら直ちに殺処分するのが業界の習わしです。

1990年ごろはじまった、引退したレース・ドッグを引き取ってペットとして一般家庭にあっせんするチャリティ―活動が軌道に乗り、殺処分される数は激減、町で見かける間抜けなコートを着たペットのグレイハウンドの数は激増しています。

よいことだ!

...と思って、グレイハウンド救済関連のウエッブサイトを見てみたら、現在でも年間に殺される頭数はイギリス全国で8,000をくだらないらしいのです!ショック!

奨励されている獣医による静脈注射での安楽死にかけるお金が惜しいので自宅で撲殺、銃殺する野蛮な飼い主が多いというのも問題視されています。

病気でもない若い犬を走る速度が少し落ちただけで虐殺する蛮行、動物愛護でしられるイギリスでまかり通っているのが非常に腹立たしい!
過酷な運命から救うために引き取る飼い主がとても多いのです。


レースの時以外、狭いところに閉じ込められていたので、屋内ではじっとして、いたずらもしない飼いやすい性質ではあるらしいのですが、やはり元レースドッグです。、屋外で引きひもを外したとたん疾風のように駆け出して捕まえられないということもよくあるそうです。

ペットのウサギやハムスターを見るとおいかけて殺してしまうこともあるそうです。
もとは貴族に飼われていた狩猟犬だったそうなのです。血が騒ぐのでしょうね。


グレイハウンドの小型版、ウィペットという犬種もたまに見かけます。




貴族から払い下げられたグレイハウンドをイギリスの小作人が品種改良して庶民の狩猟犬として定着させたのがウィペットの祖先だといわれています。

マンチェスターのアンティーク・ビレッジで店番をしていた不格好だけど人懐こい招き犬。


驚くなかれ!



.....両親が、スタッフォードシャー・ブルテリア Staffordshire bull terrior とグレイハウンドの引退レースドッグだというハーフ!



顔立ちにグレイハウンドの面影がないとも思えませんが、ガニガニ、ずんぐりむっくりした体形のはどう見ても闘犬系!



スタッフォードシャー・ブルテリア☟


フォト・ライブラリー・サイトから勝手に借りました。

労働者階級の特にこわもての男性が連れて歩いている印象が強いスタッフォードシャー・ブルテリア、物憂げな顔立ちとガニガニした肢体が私好みです。


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床屋の招き犬

2019年06月17日 09時00分00秒 | イギリスの犬
近所の理髪店の、どうやら看板イヌあるいはまねきイヌらしい賢しげなビーグル犬。


以前にも何回か書きましたが、イギリスでは職場に飼い犬を連れて出勤するのは決して珍しいことではありません。
飼い犬といつも一緒に居られるし、犬の気持ちも安定するらしいです。

(バスや電車に犬をのせることもできます)

床屋さん(経営者)のような自由業だったらなおさら、お客さんに愛嬌を振りまき、集客効果も期待できるし一石二鳥。

おとなしく、人懐こく、よく言うことをきく犬であることは必須ですが。



この犬、通りがかった人が足をとめたら目をじーっと見て「だんな、伸びてきましたね、そろそろ散髪いかがです」と声をかけていそうです。

招き犬ですから。

私を見て激しくしっぽを振ってくれました。


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イギリスで見かけた見慣れないスイスの犬、牛乳缶を載せた荷車を引く懐かしの「フランダースの犬」、その日は非番

2019年04月05日 09時00分00秒 | イギリスの犬
2週間ほど前、ピーク・ディストリクトの有名な小さな観光地、カースルトンに行った時の写真です。


駐車場のチケットを買って車まで戻ってきたら夫が大きなイヌになつかれて幸せそうでした。

(うちの夫はもともとイヌよりネコが好きなのですが)

バーニーズ・マウンテン・ドッグ Bernese Mountain Dog のメガンです。
サセックス公夫人(プリンス・ハリーの妻)と同じ名前です。

人の足の上にドカッと座るのが癖だとか。
夫の足の上にドカッと座っている写真を撮りたかったのですが、写真を撮っていいか飼い主にきくと、ほかのたいていの犬の飼い主と同じで犬にポーズをつけようとしてくれたので動いてしまいました。

ドッグ・ショー用に訓練された犬ならともかく、カメラの前でじっとポーズをとってくれるイヌなんているわけありません。

ところでこのバーニーズ・マウンテン・ドッグですが、スイス犬です。見かけが似ていますが有名な山岳救助犬のセント・バーナードより小型です。

もともとアルプスの使役犬としてウシの群れを牧草地から牧草地へ誘導する仕事をさせるために繁殖された犬らしいのですが他に.....

スイスでは牛乳缶や農作物を農地から町へ、町から町へ運ぶ荷車を引く犬として知られているそうです。

フランダースの犬?!

イギリスでは犬に荷車を引かせる習慣はなかったそうですがヨーロッパの田舎ではよくあることだったみたいですよ。

(「フランダースの犬」はベルギーを舞台にしたイギリスではあまり知られていない英文学です)

このメガンもイギリス各地の農業祭や子供たちのフェアなどに招かれてフランスから取り寄せた木製の荷車を引くデモンストレーションをしょっちゅうしているそうです。

メガンの飼い主のヴァンに載せてある荷車を見せてもらいました。フランスダースの犬のアニメでパトラッシュが引いていたのと同じ形のもの...のように見えました!





葉の落ちた背後の木の向こう、丘の上に有名な中世の古城(廃墟)が写っているのですが...ちょっとわかりませんね。



飼い主と話している間すっかりくつろいだメガンが今度は私の足の上にドカッと座ってくれました。


頭の上の写真を撮ってみました。

足の上がじっとり温かくしばらくすると重さでジーンとしてきました。



飼い主夫婦はメガンをヴァンにおいてどこかに食事に行ったようです。

私たちがカフェで食事を終えて駐車場に帰ってきたら、メガンののったヴァンがまだ隣に止めてありました。飼い主はまだ帰ってきていませんでした。

外から声を掛けたら親しげに窓のそばまで寄ってきてくれました。かわいい!


「フランダースの犬」のパトラッシュの犬種が(ほぼ)特定されたのは比較的最近だとか、グーグルして調べてみたらちゃんと書かれていました。
ブービエ・デ・フランダースという名のフランドル(英語でフランダース)地方の大型の使役犬で黒くてむくむくしています。

他にも諸説あるようですが、黒いむくむくではかわいく表情豊かに描けないのでアニメのデザイナーが日本ではよく知られたシェパード犬のような立ち耳でセントバーナードのような毛並みの賢そうな犬のキャラクターを作り上げたのだそうです。

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シュルーズベリーのてんてん犬, 招き犬転じて閉店後は人恋しそうなフレンドリーな番犬

2019年03月29日 09時00分00秒 | イギリスの犬
シュルーズベリーのワイル・コップ....古い建物がぎっしり立ち並ぶ目抜き通りの、これもシャット(抜け道)ですよね?


(建物の写真を撮るのを忘れたので、インターネットをあさりました。☝の写真は上階のオフィススペースを賃貸している不動産業者のウェッブサイトから勝手に借りました)

シャットめぐりのガイド・リーフレットには記載がなかった、広い駐車場を抜けて平行に走る裏通りに出る抜け道です。



ドッテッド・ドッグ(てんてん犬)ギャラリー The Dotted Dog Gallery という現代作家の工芸やイラストの限定プリントなどを扱うらしい興味深い小さな画廊を見つけました。

まだショッピングの人々が大勢通りを行きかう土曜日の4時過ぎ、もう閉まっていました!

店内には招き犬らしいてんてんイヌが閉店後の見張り番をしていました。


吠えもせずにしっぽを振って寄ってきます。

入ってみたかった。犬を触ってアート鑑賞、夢心地....


あ、今日はイヌの話題です



たまに見かける、ダルミーシャン Dalmetian(ダルメシアン)、スタイリッシュです。


湾曲した窓がてんてんイヌギャラリーのショーウィンドウです。



通り抜けてバラックス・パッセージ Barrack's Passage とコンパスィズ・パッセージ Compasse's Passege の反対側の入り口のある裏通りに出ました。



リンクを下に貼りました。☟
シュルーズベリーの古い建物がごちゃごちゃ無秩序に並ぶ魅力的な大通りの興味深いシャット(路地)ガイド・リーフレットおすすめのものとそうでないものと
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正真正銘イギリスの犬、憂い顔、間抜け顔のブルテリア...風光明媚な山峡のまちで見かけたお婆さん犬

2019年02月20日 09時00分00秒 | イギリスの犬
現在のところ、いいえ、かなり長い間、私が一番気に入っている犬種、ブルテリア bullterrier


原産はイギリス、正真正銘「イギリスの犬」です。
現在のイングリッシュ・ブルドッグ English bulldog の原種で、絶滅しているオールド・イングリッシュ・ブルドッグ old English bulldog といろいろなテリアを掛け合わせて19世紀の初めに作り出されたもともとは雄牛(bull)と戦わせる闘犬(ブル・ファイティング bull fighting )用の犬種なのだそうです。



ところで、このブルテリアは14歳。チークという名前です。

ものすごいお婆さんですね。
白内障で目がほとんど見えないそうです。

犬は鼻が利き、勘がいいのでかなり遅くに途中失明してもあまり不自由はないそうです。
人に声をかけられて頭をなでられるのが大好きだというので、もちろん激しくなでなでしました。

憂愁の色濃いこの顔つき!密生したビロードのような柔らかい短毛!(短毛の犬は体温がじっくり手にかんじられるのが好きです)安定のいい体躯!鼻の周りや口元、耳の中がピンクなのも愛らしい!何もかも好き、ブルテリア!


そんなに好きなブルテリア、ストックポート日報初登場なのが不思議です。

実はあまり見ないのです。
見かけたのは初めてではないのですが写真を撮らせてもらったのは初めてです。

同じくオールド・イングリッシュ・ブルドッグから派生した闘犬の犬種、スタッフォードシャー・ブルテリア Staffordshire bullterrior はイギリス中どこにいても頻繁に見かけます。
どちらも特徴のある憂い顔。

私の個人的な意見ですがこのブルテリアのほうが端正な顔立ちで全体的にノーブルだと思うのですが。


闘犬用に作り出されたもともとのブルテリアの犬種はほぼ廃れ、現在の間の抜けた容貌の気性のおだやかなブルテリアは20世紀の初めに復活した犬種だそうです。

チークは地域の人気者で、どこに行っても声をかけて頭をなでてくれる人が集まってくるそうです。

長生きしてほしい!






昨日まで駆け足観光の話題を連載したシュルーズベリー、その翌日、夫がチェスの試合の2日目に出場している間にタクシーをよんで、有名な景勝、歴史遺産観光地、アイアンブリッジ Ironbridge (地名です!!)に行ってきました。

アイアンブリッジは、世界初の鉄製の橋、その名もずばり「アイアン・ブリッジ」が架かった小さな町、アイアンブリッジ渓谷 Ironbridge Gorge にあります。

私たちが一泊したホテルのあるテルフォード Telford から10キロぐらいです。



町の入り口、チークと飼い主にあったのはこの手前(この写真を撮るために立っている位置)です。


アイアンブリッジの話はいずれまた。


●オールド・イングリッシュ・ブルドッグ関連の以前の分かりやすい記事です。リンクを下に貼りました☟
イングリッシュ・ブルドッグの原種!ブラモールにいたお行儀の悪いアメリカン・ブルドッグ

●スタッフォードシャー・ブルテリアに関する古い記事のリンクです☟
正真正銘イギリス産の犬!スタッフォードシャー・ブルテリア  ・

●最後に座り方のだらしない憂い顔の犬特集☟
すわりかたのだらしない犬!なぜか、悲しい顔が多い・・・


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どう見てもパグ!言われてみればなんとなくビーグル?あまり意味のないイギリスで人気のデザイナー犬、パグル

2018年09月29日 08時00分00秒 | イギリスの犬
昨日、ストックポートのタウンセンターで見かけた犬です。


「パグ?」と飼い主に声をかけたら、「違う、パグルだ」と訂正されました。

パグル puggle は時々見かけるイギリスではけっこう人気の、パグとビーグルを掛け合わせて出来た「デザイナー犬」の一種です。

デザイナー犬というのは異なった種類の犬種どうしかけあわせて、よりかわいらしい見かけのイヌを創作するアメリカではじまった好みの犬種の注文制作のようなブリーディングです。

うーん、これどう見てもパグですが。
哀愁漂う表情といい巻き上がってお尻に張り付いたしっぽといい…ああ、色も。


口吻のつぶれ具合が足りないのとパグにしては大きめなのがビーグルっぽいといえなくもないですね。

名前はデクスター。
偏見か?どちらかというと労働者階級の人がイヌにつけたがる名前の典型です。

「お、マミーが出てきた」


デクスターと飼い主の男性は安売り衣料店の前でデクスターのマミーが買い物を終わるのを待っていたようです。
こちらに向かってくる水色のトラッキー(スエット上下)着用の女性がマミー。

去年ストックポート日報 に載せたパグルの記事です。☟リンクを貼りましたのでぜひ読んで下さい。

もっとずっとビーグルらしい端正な顔立ちのパグルの写真が載っています!

かわいい!パグとビーグルの合体犬、イギリスで大人気


デザイナー犬といっても所詮は雑種です。
よりパグに近いイヌ、あるいはビーグルに近いイヌ、生まれてくるまで見かけは予想がつかないものです。
子犬の時にビーグルっぽかったからといって成犬になってからもビーグルっぽい特徴を保っていられるかどうかも保証がありません。


デクスターは、どう見てもパグです!

純血種は犬種固有の病気を遺伝で持っていることが多いらしいので、悪い遺伝を回避する目的で犬種を掛け合わせることがあるそうです。
しかし、パグとビーグルの組み合わせはどっちの先天的疾患も併せ持つイヌが多く生まれることが報告されているとか?

ジャックラッセル・テリアとパグのかけ合わせも見ものです!名付けてジャッグ!

ずいぶん古い記事ですが写真がありますので見てください。☟

かわいいけどなんかへん、しつけの悪いジャックラッセルテリアとパグの混血  ・
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雨の日のバス停、荷物のように抱えられてバスを待つ忠犬。

2018年09月23日 09時00分00秒 | イギリスの犬
平日の午後、雨がしとしと降る、ストックポートタウンセンターのバス停で、バスを待ちました。


傘をささなくてもいいぐらいのサラサラ雨がほとんど毎日降り続けるイギリスの秋冬の到来です。
日本の夏の通り雨のようにシャーっと降ってからっとあがる雨はめったになくて、一日中ダラダラ小雨が降ったりやんだり。



金髪の女性の小脇に抱えられ、じっとしているお利口な中型犬。



あまり静かにじっとしているので、イヌだということにしばらく気が付きませんでした。

話をせずこっそり写真を撮ったので、名前も犬種も不明です。

10分近くはこうして待っていたはずです。
片手で重いでしょうに、持ち替えることもおろすこともなく時々ゆすり上げて持つ態勢を多少調節していました。

ストックポート日報でもたびたび取り上げている、バスや電車に乗るイヌ。
ほかの乗客に迷惑をかけない限り、公共交通機関にイヌをのせるのは全く問題ありません。

私の乗るバスが来る前に別のバスにイヌを連れて乗り込んだこの女性、窓際の席に落ち着いたのが外から見えました。

犬は床におろしたようです。
窓の外からは見えませんでした。
膝に乗せると隣に座り合わせた人が嫌がるかもしれないという配慮でしょうか。

バスを待つ間ずっと抱えていたのはイヌの足が濡れるのを防ぐためではないか、と思うのですが。



さてこの女性、一日雨が降り続くこの日、濡らしたくないイヌを連れてタウンセンターのどこで何をしていたのか?

もしかして、職場で、仕事?

4時前です。早朝シフトの終業は3時だし、イギリスではすっかり一般化したオフィスのフレクシブルタイム制、ちょうど早めの退社時間です。

商店や理髪店に飼い主と出勤するイヌの話題もストックポート日報ではおなじみですが、イギリスではどういう事情かオフィスに飼いイヌを連れてくるのも決して珍しいことではないのです。

おそらく上司と同僚の同意は必要だとは思いますがおとなしくしている限り犬連れを禁止する理由は思いつきません。
規律の問題とか考えればあるでしょうけど。

介護の仕事をしていた時、夜勤にたびたびシェパード犬を連れてくる同僚がいました。
引き継ぎミーティングにイヌも参加して、後は一晩中スタッフルームで寝ていたようです。

夫が以前働いていたソフトウェア開発会社には夏休み中の小学生の息子と飼い犬のブルドッグを連れて出勤してくる男性がいました!
ブルドッグ見たさに訪ねたことがあります。

息子は空いた席で一日中コンピューターゲームをしていたようです。
ブルドッグも空いた席に陣取って机の上にあごをのせて寝ていました。




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行儀がいいだけではなく、あまえ上手なバスに乗る犬

2018年08月27日 09時00分00秒 | イギリスの犬
以前にも書きましたが、イギリスでは犬もバスや電車に乗れます。


物憂げな表情とガニガニした姿態が何とも愛らしい、おなじみスタッフォードシャー・ブルテリア、「労働者階級」のお気に入り犬種です。


ラーラ、9歳、ほかの犬種が何分の一か混ざっていて子犬のような面立ちですが、けっこうなおばあさん犬です。

この飼い主は自分のイヌをかわいいと言ってくれる見知らぬ人に喜んで話をしたがるタイプの人でした。

お行儀よく、飼い主の足元にじっとすわっていました。

上の写真2枚は私が自分の席から撮った写真です。

飼い主に写真を撮る許可をもらって前方に移って撮りました。


(二階建てバスです。車内前方の床スペースにかなり余裕があるのは車いすで乗り入れるのが可能なように、です。2階はぎっしり座席が並んでいます)



撮影後、自分の席に戻って、撫でさせてもらいました。

足元を離れる許可を飼い主にもらって、私の膝に前脚をのせて甘えるラーラ。かわいい!

飼い主はしかりつけて下りるように言いましたが私が「かまわない」といったら、膝の上に上がってきました。

飼い主がまた下ろそうとしたのですが、ネコ以外の動物(しかもかなり大きい)を自分の膝に乗せるという、おそらく人生で初の体験をしている事実に興奮して、「このままでいい」といいました。

ラーラがあごを私の肩にのせリラックスして後ろの席の青年に頭を撫でられる、というのが次のステージ。

私の上半身に体を押し付けてくるイヌの重さと温かさとにおい(くさい)を楽しんでしばらくそのままでいました。

見知らぬ人の見知らぬイヌにバスの中でここまでなつかれたのは初めてです。

道や公園でバカ犬を見ることは稀ですが、あります。
他のイヌに唸り声をあげたり、引きひもを引っ張ったり…

でも、バスや電車の中でしつけの悪いイヌにあったことはいままで一度もありません。
荷物のようにじっとしているイヌをバスや電車に乗せてはいけないという理由は思いつきません。

他の人に迷惑をかけるようなイヌはおそらく車掌や運転手に次の駅か停留所で下りるように言われるのでしょう。


お行儀の良いイヌはトクです。
自家用車を持っていない飼い主とバスや電車に乗っていっしょに行ける範囲がぐんとひろまるのですから。

8月の終わりのイギリス、寒くなってきました。
今晩、冬用のかけぶとんを出すつもりです。

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天下の珍犬!全身モップで覆われたハンガリー産の犬をマンチェスターで目撃

2018年08月23日 09時00分00秒 | イギリスの犬
最初の写真がよそから借りてきた画像で恐縮です。


この、「ほんもののモップに紛れたモップみたいな犬イメージ」は今までインターネット上で何回か見たことがあります。
今回 子供向きのジョーク・サイトで見つけたのを転写しました。

本物のモップイヌを目にする機会があるとは!?


しかも、2匹!

ハンガリアン・シープドッグ Hungrian sheep dog。子犬です。


マンチェスターの運河が流れる、おしゃれな水辺の住宅地、アンコート Ancoat 地区のヨーロッパ直輸入の、あるいは一般のスーパーにおいていないような珍しいパッケージの食品や高級日用雑貨など専門のコンビニで見かけました。

写真を撮らせてほしいというとたいていの犬の飼い主はポーズをつけてくれたり、中には聞いてもいないのに犬種についてのうんちくを語ってくれたり、とにかく喜んでくれます。
とにかくほぼ間違いなく協力的なのです。

この飼い主は嫌がりはしませんでしたが、他人の関心を喜ぶタイプの人ではなさそうでした。

2匹のうちの一匹は私のほうによって来ようと、親しみを見せていたのですが飼い主が引きひもを引き、こちらへ来ないようにしていました。
…そういうわけで、なでるのは遠慮しました。
このごわごわした「縄状」と形容されるべきなのでしょうが、「細くのばしてねじった粘土」に見える壮観な被毛にさわってみたかったのですが!

犬種を聞くとハンガリアン・シープドッグだと答えてくれたので、家に帰って調べました。

別名がずばり「モップ・ドッグ」!正式名がコモンドール komondor。

起源はシープドッグ、といってもヒツジの群れをコントロールする牧羊犬ではなく、荒れ野で放牧していたヒツジの群れをオオカミから守る「護羊犬」だったのだそうです。

成長するにつれてねじれがきつくなり、ガチガチに固まった縄状の毛がオオカミの攻撃から身を守ったのだそうです!

勇ましい出自からは想像もつかないかわいらしさ!


一般の人がペットとして飼うのは異常に難しいそうです。
想像の通り、ねじれてかたまった縄状の毛をほぐして洗うことはできず、棒状にかたまった房を一本一本洗うしかないのだそうです。
(そうなったらもう洗わなくてもいいと思えるのですが)

「モップみたいな犬」イメージは比較的知れわたっているにもかかわらず、実際目にすることがないのも納得です。


飼い主は黒人女性でした。
薬でのばした直毛だったのが残念です。

飼い犬と同じ、「ドレッドロックス dreadlocks」で決めてもらいたかったです。

ドレッドロックス

成長したらこんなふうになります。


これもまた、犬種解説サイトから借りました。



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他人ごとではない?犬を連れて路上に座るホームレスの事情はいろいろ

2018年08月20日 09時00分00秒 | イギリスの犬
イギリスの負の一面。

マンチェスターのピカディリー駅そばの歩道で。



都市にはたいていホームレスが地面に座って道行く人々に小銭をねだっています。

多くは犬連れです。

以前にも何人かホームレスの(イヌが目的の)写真を撮らせてもらってストックポート日報に載せたことがあります。


ちらっとのぞいた帽子の中にはおもらいもたっぷり、この写真に写っているのと同じスタッフォードシャー・テリアを含む3匹のイヌを連れて、通りがかりの人にスナック菓子やコーヒーをもらって話しかけられている、ショッピングエリアの名物になっている人もいました。

いつ見ても犬連れでギターを抱え、道具立てはカンペキ(でも、ギターを弾いているところを見たことがありません)のその人はおそらくプロでした。


その人をもう一年以上見かけません。
公営住宅にでも入って、定職を見つけていることを心から願います。

忠犬 白黒2匹と黙って座っているこの人は聞かせるギターの腕も道行く人の足をとめるだけの愛想もなく悲哀感がいっぱいです。



1ポンドあげて犬の写真を撮る許可をもらいました。犬を褒めると本当に喜んでくれました。

普通の人がホームレスになる過程はいろいろ。
失業して家賃や住宅ローンが払えなくなるのはイギリスでもよくあることらしく、多くの人が人ごとではない、と考えているようです。

若者の家出、離婚など家庭の事情もあるようです。


イギリスでは、上に上げたような事情では完全な路上生活者に落ちることはまずないはずなのです!

手続きを踏めば職が見つかるまでは家賃相当の住宅手当が支給され、私営あるいは公営住宅に優先的に入居できるし、順番待ちがある場合やドメスティック・バイオレンスの被害者など緊急の場合などには臨時の宿舎にただちに収容されるはずなのです。

それなのになぜホームレスがいなくならないのか?

いろいろな意見がありますが本当の路上生活者には薬物/アルコール中毒から抜けられない、問題行動があるなど、宿舎での共同生活ができない人が多いらしいのです。

共同生活上の規則にしたがうことができず、薬物依存から抜け出すプログラムへの参加を拒んで路上生活を選ぶ人がいるそうなのです。

メンタルヘルスに問題を抱えている人や軽度の知的障害があって孤立しているなど、福祉受給のための煩雑な書類手続き等をこなせない人も多く、行政の支援の細かさが要求されるところですね。

路上で物乞いしている人の多くは夜には公営の宿舎などに帰ります。

犬連れで入居できる宿舎では、寄付などによる犬のエサも支給されるようです。
ホームレスの犬用にドッグフードの現物寄付を呼び掛けて、大きな箱を設置しているスーパーがあります。

仕事を探している間や病気の療養中に受給できる手当や障害者手当を受けるためには煩雑な手続きや、医療関係者など専門家による審査があります。
それらがわずらわしいために、福祉の受給金より物乞いして得る「お貰い」で気楽に生活する選択をする人も多いらしいのです。

もちろん事情はそれぞれです!



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オシツオサレツ無残!暑い夏、双頭のイヌもなげやりざんぎりカット

2018年08月04日 09時00分00秒 | イギリスの犬
どっちが頭でどっちがしっぽかわからない犬。


…というのは大げさでした。もちろんわかりますね。



コッカプーのルーシー、暑いのでさっぱり思い切ったざんぎりカットにしてもらったそうです。
コッカプーはコッカースパニエルとプードルの混血。人気の犬種です。

プードルの血が混じると、おとなしく、賢く、性質の良い犬になる可能性が高くなるのだそうです。


以前に詳しく書いた以前の記事のリンクです。
戌年の新年あけましておめでとうございます 久しぶりに、イギリスの犬!

正統派トリミングを施されたコッカプーの写真が冒頭にのっています。

…といっても、しょせんは混血。コッカプーの見かけは一定していないらしいです。親(コッカ―スパニエルとプードル)のどちらにより似ているのかによって見かけに大きく差があるためです。

ですからざんぎりカットにされる前のルーシーがどんな姿だったのかの参考にはなりませんね。

(プードル交じりなのにサラサラヘアーなのも解せないのですが)

飼い主のティーンエイジャーの女の子は純白のざんぎりルーシーとは対照的に全身黒づくめ(黒いティーシャツに黒いレギンス)であつくるしい忍者ルックだったのが印象的でした。

話かわって、(こじつけもいいところですが)同じくどちらが前だか後ろだかわからない双頭の動物オシツオサレツのトピオリ―、偶然車で通りかかったら、
枯れていました!


車を停めて、戻って写真を撮りました。


前回写真を撮ったときから、20日ぐらいたっています。

残念です。まるで亀の子たわし。

半身枯れ色でしたが残る半身がまだみどりでしたので蘇生の希望を持っていたのですが!いかんせん、暑かったのです!半月ほど雨が降らない異常乾燥が続いていたのです。

以前の記事のリンクです。☟
前庭に出現、双頭の珍獣! 西洋古典園芸技法の傑作例を見る!


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懐かしい犬を見かけた!らしくない日本犬、スピッツ!え、本当に日本犬?そのようです。

2018年07月19日 09時00分00秒 | イギリスの犬
ストックポートの町を歩いている時、懐かしい犬を見かけました!


「これ、スピッツじゃないの!?」と飼い主に聞いちゃいました。

飼い主は大喜びで、「そう、ジャパニーズ・スピッツよ。そういうあなたは日本人でしょう!?」

飼い主は、日本人の私に呼び止められて非常に喜んだようです。




その時まで、まったく知りませんでした。
1970年代に爆発的に流行した「スピッツ」と全く同じこの犬種は ジャパニーズ・スピッツ Jpapanese spits というそうです。

たしか日本では単に「スピッツ」と呼んでいました。
英語では必ず「ジャパニーズ」をつけて呼ぶらしいのです。日本原産の、日本犬なので!


えええーっ、スピッツって洋犬じゃなかったの!?
見た目も、犬種名もいかにも洋犬であることを物語っているじゃありませんか。

飼い主は、私が日本人なのにスピッツが日本発祥の犬種だということを知らなかったことと、日本ではすっかり廃れて私が子供の時以来まったく見る機会がなかったことにひどく驚いていました。

で、この2匹。

アイスィクル(つらら)とアレクシス。



同じブリーダーのところから来た、年の離れた兄弟だそうです。

どちらも落ち着きがなく、クルクル回って引綱を絡ませたり吠えたり、特に弟のアレクシスがひっきりなしにキャンキャン吠えて持て余すことこの上なし。



飼い主はドッグショーで見て一目ぼれ、ブリーダーを探し出して即購入したそうです。

この人の姉(か妹)も最近飼いだしたそうです。

この人の姉(か妹)のジャパニーズ・スピッツは、「日本語からとった…」何回聞いても思い当たる言葉が見つからない(したがってすぐに忘れた)ローマ字つづりにした漢語っぽい響きの日本語をイギリス人が好き勝手に発音した…軍艦のような名前でした。

大和とか武蔵みたいなのではなく、「咸臨丸」のような名前でした。
姉(か妹)も知らないらしい意味を聞かれましたが、聞いたことない言葉だし発音も悪いし「固有名詞じゃないの?私にもわからない」と素直に答えておきました。

それにしても、意味を知らない外国語の名前をよく自分の犬につけるものだと思いませんか。
お坊さんのような名前は落ち着きのないバカ犬にまったくふさわしくありません。(かわいかったけど!)

帰宅してさっそく調べました!

驚き!スピッツというのは耳がとんがっていて口吻が小振りに突き出した原始的な犬の種類の総称なんだそうです。


日本産のすべての犬種(秋田犬、柴犬等)やハスキーなどエスキモー犬や、チャウチャウやポメラニアンも「スピッツ」に分類されるとか!
ジャーマン・スピッツ、デイ二ッシュ・スピッツなどなど、ヨーロッパ各国の名を冠した、「~スピッツ」のつく犬種名もたくさんあります。

ジャパニーズ・スピッツのことも、今では日本でも「日本スピッツ」と呼んでいるようです。

日本スピッツは1920、30年代に満州経由で渡来したヨーロッパ系の原始的な犬種を日本国内で改良して定着させたのが始まりだとか。

戦後日本で大ブーム、1970年代の二度目のブームの時に私も何匹か目にしています。
1950年代にイギリス人とスェ―デン人が自国に持ち帰り世界中に広めたのだそうです。

イギリスでも今では珍しいですよ。
この飼い主も希少価値が自慢のようですし、27年イギリスにいる私も見かけたのはおそらくこれが初めてです。

当時人気が廃れた原因のキャンキャン無駄吠えは、室内犬として十分かまってやるなど飼い方やしつけなどによって抑えられるそうです。

日本では人気が復活中だとか?
イヌはつないで外で飼うのが1950年代、60年代には常識でしたが、神経質でかまってもらいたがりのこのタイプの犬にはむかなかったようですね。


写真が撮りたいという私のために 何とかじっとしてポーズをつけようとしてくれたのですが無駄でした。
お犬様に言うことを聞いてもらうために、いつも犬用ビスケットをポリ袋に入れて持ち歩いているそうです。




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パブの常連、同伴犬

2018年05月17日 09時00分00秒 | イギリスの犬
4月のはじめに撮ってストックポート日報に載せようと思って忘れていた写真が出てきました。

パブの常連客といつも同伴するらしいスタッフォードシャー・ブルテリア。




ストックポートのタウンセンターにある、庶民的なパブ。





(2、3年前にはなかった本棚の壁紙を最近貼ったらしく、中途半端におしゃれになっています。)


イギリスでも、盲導犬など介助犬以外の犬は飲食店への入店が原則として禁止ですが、ごく最近 おしゃれなカフェなどで、飼い主のあしもとに座る小型の犬を見かけるようになりました。

店の方針によるらしいのです。

マンチェスターなどの大都市のしゃれたアパートメントにペットの犬と住んでいる人たちは、買い物したりカフェに寄ったりするちょっとした町なかの外出も犬の散歩の機会といて利用しているようです。

犬と入れるおしゃれな飲食店が「行きつけの店」になるのも納得です。

10年以上前に、日本に帰った時に東京郊外で「犬も入れる」レストランを見かけました。

犬の同伴を許すだけではなく、犬も犬用の高い椅子に座って、テーブルにつき、飼い主といっしょにテーブルにのった犬用のお皿から食べていました!
犬連れでない客はまず絶対、利用しないでしょう。

たとえ食器は別でも、テーブルで、というか人間の客と同じ高さで犬が犬のエサを食べているのを見て、犬好きの私もかなり嫌悪感をおぼえました。

「どこがいけないの!?」と思う愛犬家がこれを読んで嫌な気分になられたならごめんなさい。
いくらかわいい家族の一員でも、犬は犬らしく、床で犬の「エサ」を食べてもらいたい、というのが私の私見です。

日本の「犬も同席」カフェを見て、「異文化だ!」と嘆息していた夫に これは日本の文化ではない、とくどくど説明しました。

日本では犬は靴を脱ぎ履き出来ないので家に上げないという伝統まであるではありませんか。

それ以後、日本でこの手のレストランが増えている、という話も聞きません。あくまで「特殊な需要」ですよね。

夫は、近ごろのイギリスの飲食店に犬がいるのにも嫌な顔をします。
私は、犬くさくない しつけのいい犬が 飼い主の足元で静かにすわっているだけで、ものを食べたりしないのなら 許せるのですが。かわいい犬ならなおさら。


上のストックポートのパブの常連犬はどうやら、近ごろのおしゃれなカフェ文化とは関係なく ずうっと以前からこのパブに限って出入りを許されているようです。
「僕たちはいつもこの時間にここにいるよ」と飼い主のおじさんが言っていました。

以前にも書いたとうり、イギリスでは犬もバスや電車に乗れるのですが、飲食店に犬が出入りするのはやはり日本と同様、衛生上問題があると思う人が多いんだと思います。


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イギリスにはめったにいないタキシードを着た紳士、ボストンテリア・・・フランスの先祖との違いを解明

2018年04月22日 09時00分00秒 | イギリスの犬
スーパーでレジの順番待ちをしている時、全面ガラス張りの正面壁の向こうに夕陽を浴びて座っている男性と、珍しいボストン・テリア Boston terrierが見えました。


(上の写真は、外に出て撮ったものです)

日が長くなってきています。
夕方、7時を過ぎた夕暮れのスーパーマーケットの駐車場です。

私の車は、反対側、スーパーの建物の裏にとめてあるのですが、支払いを終わって重いカートを押して正面ガラスの壁の前まで、見に行きました!

ボーティ、オス。5歳。


小さいけれど成犬です。




人懐っこくて、いい犬です。

なでても手がくさくなりません。

たぶん、ボストン・テリアの実物を見たのはこれが初めてだ、と思うのですが、実ははっきりしません。

イギリスで大人気のフレンチ・ブルドッグは実に数多く見ています。
ボストン・テリアとへちゃむくれた顔がたいへん似ているフレンチ・ブルドッグが今ほど見慣れていない時に、ボストン・テリアを見て混同している...なんてこともあり得ます。

飼い主とボーティは、買い物しているボーティの「マミィ」を外で待っているようです。

「ボストン・テリアでしょう?」と言って近寄ると 大喜びしてくれました。

やはり、フレンチ・ブルドッグと間違えられることが多いということです。

熱烈になでなでさせてもらっているところに、女の子とお母さんが駆け寄ってきて、なでなでに加わりました。


「これ、ボストンテリアでしょ?」というお母さんに、飼い主の男性は「よくわかったね、今もその話をしてたところ」と驚いていました。

女の子とお母さんはフレンチ・ブルドッグを飼っているんだそうです。


ボーティが、見慣れたフレンチ・ブルドッグではなくボストン・テリアだということは直感でわかりましたが、フレンチ・ブルドッグと イギリスにはめったにいないボストン・テリアの見分け方を具体的には思い浮かべられません。

調べました。両者の違い。

フレンチブルドッグ(以下 F)は耳の先が丸く、ボストン・テリア(以下 B)は耳がとんがっている。
F は白、茶、黒白、グレー(ブルー)キツネ色と色さまざまだけど、B は基本的には黒白のタキシード柄のみ(愛称がアメリカの紳士 American gentleman)。
F は短足でずんぐりむっくりだけどBは脚が長く、胴体も引き締まっている。B のほうがプロポーションの上で頭が小さい印象。体型のため、F はガニガニ歩くが B は優雅に....だそうです。

ボストン・テリアはアメリカのボストンで19世紀の後半に完成された犬種です。
先祖には、フレンチ・ブルドッグがいるそうです。

「のらくろ」はボストン・テリアだという説もあります。


飼い主の男性の写真も載せちゃいましょう。


4月にティーシャツ、ショーツ(短パン)姿の飼い主に、タキシードで正装の飼い犬。
脚を横に投げ出して、だらしない座り方のフレンチブルドッグが多いのですが、このボーティは、正座の姿勢が端正です。

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