イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

ストックポートから日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。ストックポートってどこ?まずは本文をお読みください。

イースターといえば卵!卵の形のリアルなかわいいチョコレートを使った鳥の巣ケーキ、作り方は簡単なのですが....

2019年04月11日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
季節感あふれるキッチュなディスプレイでおなじみのベーカリ―のチェーン店、グリーンノールス Greenhalghs のコンフェクショナリー(スイーツ)、イースター・バージョンです....


....が閉店間際に撮った写真です。品ぞろえが寂しいですね。

3月の初めに早々とはじまったイースター・ディスプレイの記事のリンクです。☟開けて読んでみてください。
いよいよ登場!イースターテーマのビスケット、これを見なければストックポートに春は来ない?!

上の写真の左手前のバタークリームのネスト(巣)にちょこんとのったかわいい卵(ガラス越しに撮った写真のうつりがあまりよくないのですが...)を見てください。

同じくストックポートにある、超安売りベーカリー、パウンド・ベーカリー Pound Bakary のショーウィンドウです。


日本語で言えば「100円均一」のような身もふたもない露骨なネーミングのこのチェーン店、たいていのものが1ポンドで、安いものなら2個、3個、あるいは4個とまとめて1ポンドで売られているのです。

お昼時には長蛇の列ができます。

いえ、そんなことはどうでもいいのです。

イースターの頃に食べられる丸パン、ホット・クロス・バン hot cross bun の両側にもかわいい卵ののったお菓子がディスプレイされています。

で、右側のどぎついケバい黄色のものは何だろう....?アイシングのかたまり でしょうか、今度行って聞いてきます。(買って食べてみる気はちょっとしません)
イースターの頃のイギリスを彩るダフォデイル(黄水仙)の色なのはわかるのですが....
卵をのせれば何でもありのコンフェクショナリーのイースター・バージョン!

イースター時期のお菓子作りに欠かせないこの、小さいかわいい卵!


イギリス最大手のチョコレート製造会社、カドベリー UK が1967年から製造販売している、高さ2センチほどのチョコレートの卵です。

製品名は、ミニ・エッグ Mini Egg!
芸のないネーミングにあきれる。

白、黄色、ベビーピンク、水色の春らしい色合いの硬い砂糖に覆われたぎっしりミルクチョコレート.....おいしくてけっこうそのまま食べられます。
イースターの時期に限らず、年中販売されています。
色も形も、卵の殻のようなマットな質感もとてもリアルです。

パウンドベーカリーの写真の左側はイースター・ネスト・ケーキ easter nest cake という、昔から子供たちに大人気の小さなサイズのお菓子です。

私が撮った写真が今一つなので、お菓子作りウェッブサイトから写真を借りちゃいます。


コーンフレークを溶かしたミルクチョコレートで固めただけの簡単なレシピです。

うちの子供たちが小学校の低学年だったころ、毎年ボランティアのお母さんたちと学校で作って持って帰ってきていました。

これは、イギリスのお料理ウェッブサイトでは最も権威あるBBC Good Food から拝借しました。


シュレデッド・ウィート shreded wheat を砕いてコーンフレークの代わりに使って、より鳥の巣に見た目が近い優れたアイデアものです!
シュレデッド・ウィートというのは、糸のように細い小麦のビスケットを中が空洞の枕の形にまとめた朝食用のシリアルです。


誰でも簡単に作れそうなのですが、このミニ・エッグが手に入らなければ作れませんね。
ミニ・エッグ、日本にもありますか。

他にものせてサマになるお菓子があるかもしれませんね。


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イギリスのおやつとデザート番外編、国内最大規模のチャリティー・イベントに協賛!赤鼻のタート

2019年03月12日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
チェリー・べーカウェル・タート bakewell tart


ストックポート日報ですっかりおなじみになった製菓会社、ミスター・キップリング社 Mr.Kippling 製です。

ずいぶん前にストックポート日報に載せたベーカウェル・タートについての記事3本を読んでください。リンクを下に載せました☟

かわいい!イギリス伝統の焼き菓子、新シリーズ化決定!

イギリス伝統の焼き菓子 アイシングに描かれた羽模様、ピンクのジグザグ・・・

ミスターキップリングのスライス、装飾性にすぐれた2選

チャリティー・イベント協賛の期間限定バージョンの箱入りを買ってきました。


イギリス最大のチャリティー・イベント、コミック・リリーフ Comic Relief のキャンペーンが盛り上がっています。

プラスチック(現在は硬いスポンジフォーム)の赤い鼻をつけた参加者が面白いことをして寄付金をあつめる国家を挙げての大イベント、一年おきに開催されています。

寄付金集めのオリジナル・グッズや売り上げの何パーセントかが寄付にまわる協賛商品が飛ぶように売れています。

国内外の恵まれない特に子供にスポットを当てた義援金集めだけではなく、公正な社会の実現をアピールする機会でもあるチャリティー・イベントです。

ハイライトは、今年は3月15日、今週の金曜日のレッド・ノーズ・デイ Red Nose Day
テレソン(というらしいですね、日本でもやっている24時間テレビ愛は地球を救う!のような寄付呼びかけチャリティー番組のことです)がBBC 国営放送で一日中放送されます。

当日は全国の学校や職場、行きつけのパブや所属するスポーツチームなどでも義援金集めのイベントを実施して楽しみます。
集まった義援金の多寡を競い合うサークルどうしなどもあるようです。

1988年に始まったこのイベントについては今週中にまた書く機会があると思います。



芸能界を中心に各界の有名人がかなりの力の入れようで協力して盛り上がります。


箱を見て気が付きました。
ミスター・キップリング社製のベーカウェル・タートの製品名はチェリー・ベーカウェルス cherry bakewells になっています。

いずれにしても、レッド・ノーズ・デイの協賛企画にぴったりの製品、気の利いた企画ですね!

そもそも「赤い鼻」というのはコメディアンの元祖、ピエロの大きな赤鼻からきているはずなのです。
それなのに、今ではイベントのシンボルであるレッド・ノーズは毎年デザインの違うコミカルな赤い顔のキャラクターに成り代わっています。



☝2019年バージョン。
箱入りで売られているので、開けるまでどのデザインに当たるかわからないのが子供たちにとってはワクワクですね。

右上の緑のカエルデザインは8万個に1個の超レアなデザインだとか。
宝くじに当たるような確率です。

子供2人が小学校に通っていた時は毎年(隔年)買っていました。
レッド・ノーズ・デイには子供たちも先生もレッド・ノーズをつけて学校に来ます。
送り迎えの保護者にもつけてくる人がいましたねぇ。

私も金曜日はチャリティー・ショップ、オックスファムでボランティアをするので、店内で売られていいるレッド・ノーズを買ってつけるつもりです。(どれが当たるか 実は楽しみです!)
世界中の慢性的な貧困を根絶するのが目標のチャリティー団体、オックスファムもコミック・リリーフに協賛しています。




初公開、ベーカウェル断面。

ショートクラスト・ペイストリー>↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。

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メレンゲ・ネスト, とくにイギリスらしくもないメレンゲをイギリスらしく食べて見せる工夫.....レトロなお菓子

2019年02月26日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
きのうが卵黄を使ったカスタードのお菓子で今日は(こじつけくさいですが)卵白をかたく泡立てたお菓子、メレンゲ meringue


英語ではメリングといいます。「目リング」と発音すると完璧に通じるはずです。

メレンゲは取り立てて、「イギリスらしい」お菓子ではないかもしれませんが、これはどうだ!?

スーパー、セインズベリーで買ったメレンゲ・ネスト meringue nest、8個入って1ポンド20ペンス。

メレンゲ・ネストはイギリス独自のイギリスらしいメレンゲの食べ方のはずです!


ネスト nest はご存知のように 鳥や動物の巣という意味ですが、ほかに「ちんまり、こんもり、ぴたっと収める、押し込める (意訳;私)」といった意味でもよくつかわれます。

メレンゲ円盤の真ん中にくぼみがあるでしょう?


実はこれも先日買ってみるまでどうやって食べるか判然としなかったものの一つですが、グーグルしてみるまでもなく夫が懐かしい!といって食べ方を教えてくれました。

「ネスト」なんだから、何かをくぼみに載せて食べればよいのはわかりきっているのですが、ラズベリーを載せるのが正当だとのこと!

夏に大収穫だった庭のラズベリーを冷凍庫から出してきました。


お菓子作りが得意な人はイギリスのお菓子作りには欠かせないジャムを作って重宝するのでしょうが私はずぼらで、半解凍状態のズルズルシャーベット状のものをヨーグルトといっしょに食べて楽しんでいます。


自宅で収穫して冷凍したラズベリーは市販の冷凍ラズベリーと違って解凍してもグズグズ、ズルズルで、お料理の本に載っている写真のような美しいデザートの飾りには使えません。
....私の冷凍の仕方が悪いだけなのかもしれませんが。



グーグルして見つけたきれいな食べ方写真にはたいていミントの葉が添えてあります。


ちなみに夫が好む子供の時からの食べ方は、まずネストに載せたものごとスプーンでぐっちゃぐちゃに砕いて
1;崩れたラズベリーの汁に浸して食べる、
2;カスタードや生クリームにあえて食べるなどなどで、1;を実行して見せてくれましたがせっかくのディスプレイが台無し。私も真似しましたが。

(写真に撮ったケーキ皿では食べにくいのでアイスクリームやヨーグルト、カスタードを食べるときに重宝している日本のごはん茶碗にうつしてたべました)

息子はラズベリーを載せずにビスケットのようにシャリシャリかじって食べました。

卵白と砂糖(28%)だけで作られているそうです。かなり甘かったです。

酸味の効いたラズベリーが甘さを中和してくれたので、かなり食べやすくなりました。

メレンゲといえば、さくっとした口当たり、口の中でシュッととろける....のを期待していたのですが、ホロホロ、ボロボロ....日本でむかーし食べた「焼きメレンゲ」とは違うものでした。

口当たりだけを表現するのなら、落雁(らくがん)に近かったかもしれません。

これも、町のカフェやティ―ルームなどで出されているのを見かけたことはない、それでも大きなスーパーに行けば簡単に手に入る「懐かしのイギリス菓子」の一つのようです。


夏に旬の生のラズベリーとちゃんとミントも添えてきれいなディスプレイで試してみることにします。






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年配の人には懐かしいらしいお菓子、エッグ・カスタード、思ったよりも甘くない....世界中にたくさんあるカスタードを使ったお菓子の1バージョン

2019年02月25日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
エッグ・カスタード egg custard


60代のうちの夫がとても懐かしいお菓子だというエッグ・カスタード、実は私は最近初めて食べました。

近所のコンビニで売られていたので夫が買ってきました。
別に珍しくもないのです。そういえば大手のスーパーに行けばいつでも手に入ります。

町のティ―ルームやコーヒーチェーン店においてあるとは思えません。

ちなみにうちの夫が懐かしがるこのエッグ・カスタード、やはりおふくろの味、ではなく学校給食(スクール・ディナー school dinner)で食べたのだそうです。

牛乳にたっぷりの卵黄と砂糖を混ぜたカスタードをショートクラスト・ペーストリー(しっとり厚いショートブレッド状のパイ皮)に流し込み、オーブンで焼いた単純なお菓子です。
中世の頃からほぼ同じ製法で作られ続けているそうです。



名前のイメージから「プリン」(英語ではクレム・カラメル crème caramel)を硬くしたものを想像したのですが、食べてみたらそれほど(思ったほどは!)甘くなかったのが驚きです。

ストックポート日報 でご紹介してきた今までのイギリス独自のお菓子類はすべてねっとり甘く、くせになるくどさが特徴だったのですがこれはけっこう大人向きの味かもしれません。

ほろ苦く香りが高いナツメグの粉がかかっているところも大人っぽいですね。



冷蔵庫から出して冷たいまま食べても電子レンジで温めて食べてもおいしい。

世界中にカスタードを使ったお菓子があるそうです。

調べてみたら、ペイストリーにカスタードを入れた似たようなお菓子もけっこうありました。

香港、マカオで中華料理のデザートとして食べられているエッグ・タルト egg tart (蛋撻)というものがあることを初めて知りました。

イギリスのエッグ・カスタードとポルトガル(マカオの宗主国)のエッグ・タルトをもとにイギリス人が考案した、と書かれています。

カスタード・タートとかカスタード・パイともいうそうです。
イギリスではもっぱらエッグ・カスタード。まれにエッグ・カスタード・パイと呼ばれることもあるそうです。

スーパーで小さいサイズのエッグ・カスタードを買いました。




味は同じ。




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ミンス・パイの季節です!イギリスのクリスマスのハイライト(私見)!カロリーなんか気にしないで食べられる時に食べる!

2018年12月19日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
12月になると解禁、いえ、今では夏の終わりの九月ごろからスーパーマーケットで出回っているミンス・パイ mince pie


毎年楽しみです!
大好きなんです!

ストックポート日報では毎年おなじみの話題ですね、今年は趣向を変えて、デザイン・バリエーション。

バターをたっぷり練りこんだサクサクのショートブレッドの浅いカップにミンス・ミート mince meat を詰めたクリスマス期間限定(のはずの)あまーい小さなパイ。
もとはその名の通り切り刻んだ牛肉や羊肉を脂肪で練ってスパイスを練りこんだ肉入りパイだったそうですが、ここ200年ほどは現状の、カラント(小粒のブドウの一種)やサルターナ(白っぽい干しブドウ)やレモンの皮を大量の砂糖とねっとり煮詰めてスパイスを効かせたフルーツ・ベースの具の入ったパイのことをミンス・パイといいます。



かすかに酸味のあるどっしりした甘さです。



一番上の写真のミンス・パイはスーパー、セインズベリー Sainsburry の、9つで1ポンドのお徳用、普及版。

中味を見せるために半分に切ったミンス・パイはほんの少し値段が高い「ディープ・フィルド deep filled 」タイプ。


お徳用より、高さがあります。中味もたっぷり。
ショートブレッド地のパイ生地を型抜きをした柊の葉の飾りが載っています。どちらもセインズベリー製。

すべてのスーパーが独自の「普及版」と「ディープ・フィルド」タイプを製造販売しています。
デザインは微妙に違います。

オーガニック版、高級版、一口大、切り分けて食べる大型のなど、バリエーションは多彩です。


これは、同じくセインズベリーの特製、雪の結晶デザイン。


店内で箱入りが売られていますが、セインズベリーのカフェでコーヒー、紅茶とのセットで食べられます。

おなじみ、飲食コーナーのある街のベーカリー チェーン店グレッグスのミンス・パイは粉雪を想定した粉砂糖が振りかけてあります。



甘党の下の息子が大好きで、はい、私もあわただしくて煩わしい12月の数少ない楽しみのひとつ、「コーヒー、紅茶とミンスパイ」を楽しみにしているもので...私のうちでの消費量はちょっとしたものです。
どこの家でもけっこう食べているんじゃないでしょうか。

手づくりする人もいるたくさんいるようです。

中味の「ミンス・ミート」はスーパーで売られている大きな瓶詰めを利用する人が多いようなのですが、スーパーやコンビニでできあいが格安で買える今ではショートブレッドのクラスト(パイ生地)に詰めて焼くのはけっこうな手間で割に合わないと思うのです。
(ショート・ブレッドのパイ生地も冷凍が売られていますがやっぱり手間はかかります!)

手づくりする人の多くは星形に抜いた生地をミンス・ミートの上に直接載せるようです。
レシピにはたいていその写真が出てきますし、息子たちが子供の時にお手伝いした学校のクリスマス・フェアではたいていPTA が持ち寄ったたくさんの手作り星のミンスパイが売られていました。



上の写真は、高級志向デリカテッセン、オーガニックショップなどで販売されている Lottie Shaw 社製の高級品。Lottie Shaw no のウエッブサイトから勝手に借りてきました。小型のミンス・パイが4個で3ポンド80ペンスは高いです。

マンチェスターのオーガニックショップで見かけたのですが、買いませんでした。
わざわざ、手作りを強調するためか、型抜きした星が載せてあります。

最後に...


イタリア人が経営する、イタリアン・カフェで見つけた、ヴィエネーズ・ミンス・パイ Viennese mince pie なるものを買って食べてみました!

ウィーン(ヴィエナ)由来のレシピなのか!?期待にわくわく。

普通のミンス・パイと味は変わりません。
調べてみたら、イギリスのオリジナルレシピでした~。

ミンス・パイそのものがイギリス独自のものなのですから!

思った通り、キップリング社のオリジナルのビスケット/ケーキ、ヴィエネーズ・ウィール Viennese whirls を使ったミンス・パイだというだけです!
ヴィエネーズ・ウィールの命名ウィーンはこじつけ、純イギリス菓子です。

2年も前に書いたヴィエネーズ・ウィールについての2本の記事をぜひ読んで下さい。リンクを下に貼りました。☟

  


ワルツを踊る人々、ウィーン、どっちもまったく関係なし。ヴィエネーズ・ウィールス

これが本家のウィーンの渦巻き、イギリス伝統のお菓子

日本ではなじみがないと思うのですが、どうでしょうか。

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ハロウィーンのおきみやげ、大量に出たカボチャのランタンの中味の処理法、ケーキを焼いたら何とか成功

2018年11月04日 08時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
10月31日のハロウィーンの夜、息子とガールフレンドがうちで作ったカボチャのランタンです。


カボチャのてっぺんを切り取って中をのぞくともうすでにけっこう がらんどうです。
いえ、タネやら絡まった紐状の果肉の繊維やら、いろいろ詰まっていましたが。



それらをスプーンで丁寧に掻きとって、さらにできるだけ中の空間を大きく、外皮を薄く(目鼻の穴をあけやすく、また火をともした時に内側からぼうっと光が透けて見えるように)するために内側の硬い果肉を削り撮るのがなかなかの重労働でした。

これが中味!


オレンジ色の紐状の果肉の繊維はぐじゃぐじゃ処理がめんどくさそうなので捨てました。量はじゅうぶんです。

カボチャの中味を使ってパンプキン・ケーキ pampkin cake を焼きました。

アメリカでハロウィーンの後に焼くという、とろんと甘いスパイスのきいたカボチャのクリームの詰まった「パンプキンパイ」を期待されていたと思うのですが、けっこう めんどくさそうです。

冷凍のパイ皮も売られているのですが、パイを作ったことはないので簡単に断念。
イギリスではおなじみの「キャロットケーキのバリエーション」だという BBC のレシピを参考にしました。



カボチャの硬い果肉は電子レンジで5分加熱したらぐにゃっとやわらかくなりました。
生の状態で500g 必要です。

・セルフ・レイジング・フラワー 300g
・しっとりした精白されていない砂糖 300g
・重曹 ティースプーン3杯
・ミックス・スパイス(シナモンの香りがきついです)ティースプーン3杯
・サルタナ(干しブドウの一種、私は省略しました)175g
・食塩 ティースプーン半分
・オレンジの皮をすり下ろしたもの(私は省略しました)1個分

以上を振るい入れてよく混ぜます。
それにやわらかくなったカボチャの果肉を混ぜて...

・テーブルスプーン一杯のオレンジジュース(私は省略しました)
・よく溶いた卵4個
・バター200g
を混ぜたものを加え、160℃で30分、
簡単です!



あれれー、


表面がよく焼けている部分と色が薄い部分があります。

熱を均等に分配するためのファンがあるメインのオーブンが故障している、という言い訳はストックポート日報の読者の皆さまに耳にタコでしょう。
小さい料理をする際便利な 小型のオーブンのコンパートメントを使ってオーブン料理をしています。
ファンがないので熱が均等にいきわたらない ということを忘れていました。途中でぐるっと回すべきだったのですね。



例によって勝手にいろいろ省略したにもかかわらず、舌触りはしっとり、スパイスが香りたちかなりおいしくできました。

息子と、息子のガールフレンド(大型カボチャの中味の提供者)に供したら、好評でした。

私を含め食べた人全員の感想が「カボチャの味がしない!」
しなくて、いいのです。

このカービング(カボチャのランタン作り)用のカボチャ、スカスカして味がなくすごくまずいんです。砂糖とスパイスでごまかしたぐらいがちょうどいいようです。
レシピでは、キャロット・ケーキのように もっちりねっとりした濃く甘いバタークリームで表面を覆うことになっていましたが私はこれも省略です。

キャロット・ケーキが大好きな息子は「バタークリームがあったほうがよい」と主張しましたが、夫は「バタークリームなしのほうがさっぱりしていてよい」と、パーキンのように四角く切ってつまんで食べていました。

パックマン。


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おなじみのジャファ・ケーキ ハロウィーン版、えぐさとシャレのくだらなさで子供ウケをねらったわりには大人志向のライム味

2018年11月02日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
昨日のハロウィーン記事に続きがあります。

近所の子供たちへの「トリート」用に買い込んだ個別包装のお菓子のひとつ、ジァファ・ケーキ Jaffa Cake


トリック・オア・トリートはハロウィーンの夕方、日没後に怖い仮装をした子供たちが近所の家々のドアをノックしてまわり、お菓子をおねだりするアメリカから来た最近の風習です。

お菓子の名門、マクビティーズ MacVity's 社のお菓子のハロウィーン・バージョン、前回の記事もぜひ見てください。☟

えぐさで購買欲に訴えるイギリス伝統のケーキのハロウィーン版、一流メーカー品でパッケージデザインのこの品のなさ!わざとです。

外袋のイラストによると、どうやらタコの脚(またか!?)、ミミズ、カエル、得体のしれない巨大生物の眼球を煮詰めたらしいドロドロ物体が原料のようです。

コードロン(魔女が秘薬を作る大なべ)の中では丸ごとライムとレモンが煮えています。

そう、オリジナルのジャファ・ケーキはオレンジの硬いゼリーがのっているのですが、このレモン&スライム・ケーキ・バー Lemon & Slime Bar にのっているのは薄気味の悪い蛍光グリーンのライムとレモンの甘苦いゼりーです。


光の当たりぐあいで、色が悪く写ってしまいました。

いいなぁ、このレベルの低いシャレ!レモン&スライム!slime (ねちょ~、ドロ~ン)は lyme のかけ言葉です。
ライムの味のお菓子はあまり子供たちにウケないものなのです。
フルーツ味のグミの詰め合わせ袋などにたいていいくつか入っていて評判が悪いのです。それでもお菓子会社、作り続けていますね。

息子も息子のガールフレンドもいらないといいました。
いくつかトリック・オア・トリートの子供たちのバケツの中に入れてやり、私が残ったひとつを食べました。

ほろ苦いレモンとライムの味がけっこう大人っぽく、もう一つ食べたいぐらいでした。酸っぱくはありません。



おなじみ、マクビティーズ社のジャファ・ケーキのオリジナルロゴ、オレンジの皮文字がハロウィーンらしいライム蛍光グリーンのライムの皮文字に変えられています。

去年書いた、オリジナルの元祖ジャファ・ケーキについてのうんちくと裁判顛末の記事をぜひ読んで下さい。リンクを下に貼りました☟。

マクビティーズの勝訴、裁判沙汰にまでなったケーキか否か論争、晴れて認定、ビスケットサイズのケーキ、ジャファ・ケーキ




昨日11月1日、ストックポートタウンセンターに行ったら、ショッピングセンター中、クリスマスの飾りつけが完成していました。

スーパーアスダのハロウィーン用品売り場は一晩のうちにすっかりクリスマス用品売り場に様変わりしていました。

中央図書館の柱に括りつけられたきのうの魔女と墓石のディスプレイ。


たぶん取り外すのを忘れたのだと思うのですが。忙しかったのかもしれません。

図書館員お勧めの本のディスプレイは「怪奇スリラー、黒魔術テーマ」などのおどろおどろ本から一斉に「ダガー・プライズ(英語で書かれた推理小説の最高傑作賞)受賞作」に替えられていました。



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昨日に引き続きパーキン、手づくりに挑戦、手順は意外に簡単だが思わぬ失敗表面がこげた?!

2018年10月26日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
昨日の続きです。
今回はヨークシャー・パーキンYorkshire parkin 手作り編。

昨日の ストックポート日報 記事のリンクです。☟以前の、パーキンに関する詳しいうんちくを述べた記事のリンクも貼ってあります。
イギリス北部の季節限定ケーキ、ショウガの香り高い秋の味覚パーキン、市販品を食べきって手作りに挑戦する決意!



材料はすべてうちにあるものばかり!

ヨークシャー・バーキン(あるいはただのバーキン)は長い間イギリス北部限定で食されていたという素朴な伝統のケーキ。
今ではスーパーでも出来合いが手に入ります。

各家庭にレシピのバージョンがあるといっても言い過ぎではないほどバリエーションが多彩なのだそうです。

ウェッブサイトをいろいろみた結果、端正な顔立ちが売り物でおしゃれにアレンジしたイギリス伝統料理が人気のシェフ、ジェームス・マーティンの「古典レシピ」を拝借しました。

1 セルフ・レイジング・フラワー(1カップの小麦粉に対しティースプーン1杯半の割合ですでにバーキングパウダーが配合されている小麦粉)...225g
 漂白していない砂糖...110g
 ジンジャー(ショウガ)の粉...ティースプーン1杯
 ベーキング・ソーダ(重曹)...ティースプーン1杯、
 以上をボールにふるい入れ、よくかき混ぜる。

あまり日本ではなじみがないと思うのですが、どうでしょうか、グラウンド・ジンジャー ground ginger 、乾燥したショウガの粉です。


イギリスではビスケットをはじめお菓子によく使われます。


2 卵...1個
 牛乳...200ml
 以上を混ぜる

3 バター...55g
 ゴールデン・シロップ...110g
 以上を弱火にかけた小鍋に溶かしてよく混ぜる



トローンとした黄金色のゴールデン・シロップ golden syrup 。ライト・トリ―クル light treacle のことです。
ゴールデン・シロップというのはライル社 alyle's の登録商標らしいのです。

これはケーキ作り用のゆるく色の薄いタイプです。ライル社の昔ながらのデザインの缶に入ったオリジナルのゴールデン・シロップは水あめのようにかたく濃い山吹色をしています。

トリ―クルというのは砂糖を精製する過程でできるカスのようなものなのだそうです。

頭がくらくらするような甘く香ばしい香りが台所いっぱいに広がります。

 2を1に混ぜ入れ、よくかき混ぜてなめらかなクリーム状になったら、いい匂いのする3をさらに混ぜ入れ、よくかき混ぜる。

直径22㎝のケーキ型に入れ...


180℃のオーブンで一時間。


ひゃー、表面が、こげた!
うちのオーブン、実はメインのコンパートメントが壊れていて、上段の「グリル」ラックのオーブン機能を使ってたいていのロースト料理をしているのです。
温度設定が正確にできないようです。
....と、オーブンのせいにする...
こまめに開けてみるべきだったのです。
(クリスマスまでに新しいオーブンを買うつもりです)

切ったら中はふっくらしっとり、完璧な出来です。


ショウガの匂いがほんのりします。

あ~、やっぱりこげている部分は隠しようがありませんね。


切って冷まします。

気にしません。ストックポート日報はお菓子作りブログではありません!

ビスケットの缶に切ったパーキンをぎゅうぎゅう詰めて蓋を閉め、二晩ほど置くことにします。


ショウガの作用で作り置きができるらしいのです。そして作ってすぐにたべるより、しばらく置いた方が味がよくなるということなのです。

....というわけで、私はまだ味見をしていません!
大きなひとかけをつまみ食いしたうちの息子は「見かけと違ってとっても美味しい!」と激賞してくれました。
「見かけと違って」はひと言余計です。

昨日の ストックポート日報 にのせた、ベーカリーで買った市販のパーキン。


こげ色が私のお手製パーキンとあまり違いません!!




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イギリス北部の季節限定ケーキ、ショウガの香り高い秋の味覚パーキン、市販品を食べきって手作りに挑戦する決意!

2018年10月25日 08時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
ベーカリーで、買ったパーキン parkin


9月の終わりごろからイギリスで、とくに北部で出回る、季節限定の素朴な秋のケーキです。

トリ―クル(糖蜜)の苦みのある甘さと ショウガの香りがツンと来る かなり大人っぽい味のケーキです。

「ヨークシャ・パーキン Yorkshire parkin 」として知られています。



以前に詳しく書いた ストックポート日報 記事のリンクを貼りました!☟  ぜひ読んで下さい。
イギリス北部の地名を冠した、ご当地以外ではあまり知られていないはずの、お菓子2種



今月の初めに見つけて買ってきて、二週間ほどで食べきりました。

イギリス南部のケント州で生まれ育ったうちの夫には全くなじみのないお菓子だそうです。

たぶん、今ではイギリス中で、少なくともロンドンのような大都市ではおなじみ、とまではいかなくとも食べてみたいと思う人には食べられているのではないでしょうか。

週末に、パリのイギリス大使館に勤めている夫の妹がパートナー(生まれも育ちもロンドン)を連れて泊りに来ます。
イギリス北部の秋の味覚、自家製パーキンを食後のデザートに出す!ことに決めました。

懐かしのイギリスの味!(でもないぞ、と夫は言います。)と喜んでもらえることを期待する!

ウェッブサイトで、レシピも見つけました!
缶に密封して寝かせると風味が増すものらしいのです。
まあ、一晩おけば十分でしょう。


トリ―クル・トフィー triacle toffee という、口の中でねっとりする、キャラメルのような飴も秋の季節限定で出回っています。




味は日本の黒飴にそっくりです。
昔からあるらしい、黒飴そのものの硬いタイプのものもありますが、このねっとりキャラメル状のほうがよく見かけるようです。

風邪をひいていためたのどをやわらかく通る優しい甘さと感触で、コートのポケットに、バッグにいくつか入れていつも持ち歩いています。




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えぐさで購買欲に訴えるイギリス伝統のケーキのハロウィーン版、一流メーカー品でパッケージデザインのこの品のなさ!わざとです。

2018年10月18日 08時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
近所のコンビニで夫が食後のデザートに買ってきた「ケーキ」。


子供っぽい!

私が一連のミスター・キップリング社製ケーキのハロウィーンバージョンを買ってきてストックポート日報 用に写真を撮っていたことから「こんなのがあるのは知らなかっただろう?」という挑戦のようです。
(取材協力のつもりかもしれません)

ビスケットとケーキの名門、イギリスを代表する製菓会社のひとつで、工場のひとつがストックポートにあるマクビティ―ズ社 MacBity's の ダイジェスティブ・ビーストリィ・ベークス Digestive Beastly Bakes 

beastly というのは「いやな、ぞっとする、ゲー」というような意味の形容詞です。

えぐいパッケージのデザインが子供心をそそります。でも、これを見て食べたくなる大人がどれだけいるのだろう。私は食べましたが。

魔女が魔法の秘薬を製造する大なべ(コードロン)の中の青い薄気味悪い液体の中でタコの脚と得体のしれないニコニコ生物が煮えています。
(タコは私の好物ですが!イギリス人の子供たちにとってはわくわくするようなキモチワルイものなのでしょう)

でんでんむし、クモ、カメレオン、コウモリの翼、それと赤い玉はドラゴンの眼球のつもりでしょうか?
とにかくそういう気持ち悪い(いかにも魔女が好みそうな)いきものがごちゃごちゃ溶け込んだケーキだと言いたいのでしょう!
わかりました。気持ち悪いです。



細かく砕いたおなじみ、マクビティーズ社製のダイジェスティブ・ビスケットがバターで固められて 「チョコレートケーキのもと」 と混ぜて焼かれている、「トレイ・べーク tray bake 」に分類されるケーキです。

トレイ・べークは、金属のトレイに平たく伸ばした材料をオーブンで焼き、四角く切り分ける膨らまないタイプのふるくからあるイギリス伝統のケーキの製法です。

これのどこががハロウィーンバージョンなのか?というとごちゃごちゃ薄気味悪い材料が混ぜ込んでありそうな断面、でしょうか。
チョコレート層にまぶした紫と黄色の砂糖粒も毒々しくてブキミです。

見ての通りの、子供とイギリス人一般が喜びそうな甘くてくどい味でした。
二切れ食べてしまえるサイズですが、くどいので ひときれでやめておけば充分満足、苦いコーヒーによく合います。

これがおなじみダイジェスティヴ・ビスケット digestive biscuit。


チーズケーキのケース(土台)にも細かく砕いてバターで固めたダイジェスティブ・ビスケットが使われています。

以前に詳しく調べて書いた、マクビティーズ社製のダイジェスティブ・ビスケットについて書いた記事のリンクです☟。

消化を助ける!そんなわけない。かつては健康食、今ではイギリスのお茶請けビスケットの筆頭、その名も霊験あらたかな、ダイジェスティブ・ビスケット


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ひさしぶりにキップリング社製イギリス伝統のお菓子、季節限定ハロウィーンと秋の風物詩版!

2018年10月15日 08時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
久しぶりに!ストックポート日報お気に入りの菓子メーカー、キップリングス Kippling's の登場です。

ハロウィーン期間限定版、フィーンディッシュ・ファンシーズ fiendish fancies


fiendish というのは凶悪な、極悪なというような まがまがしい ひびきの形容詞です。

これが オリジナルのキップリングス社の登録商品、フレンチ・ファンシーズ French fancies です。


「愛国版パッケージ」に入って売られていた元祖フレンチ・ファンシーズについて、EU離脱が決定された国民投票の開票日に書かれた思いっきり感情的な記事のリンクをそっくりそのまま貼りました!

もううんざり、愛国的なパッケージデザイン!中味はかわいい、フレンチ・ファンシー・ケーキ

今読んでみると非常に興味深いので、ぜひぜひ開けて読んでみてください!!

ハロウィーンの色、オレンジにこれまたハロウィーンのアクセント色、黒のシマシマで、なんとなくトラの皮に見えなくもないアイシング。


オレンジ色はもちろん、アメリカのイメージ、カボチャの色ですが、紅葉、日が短くなって窓に早々と灯る灯りの色、焚火の色..といった秋一般のイメージでもありますね。



元祖フレンチ・ファンシーと同じで中味はスポンジケーキ。上のふくらみには生クリームが入っています。

アイシングがまたカボチャの味かと期待したのですが、はっきり言って甘いだけ、何の味もしません。オレンジの味でもありません。


さて、次!

テリファイング・トフィー・ウィール terrfing toffee whirls


terrifing というのは、おっかない、恐怖のというような意味の形容詞です。

このキップリング社製のヴィエネーズ・ウィール Vienase whirl がオリジナルです。


こちらも以前のストックポート日報に詳しく由来など書いた記事があります☟

これが本家のウィーンの渦巻き、イギリス伝統のお菓子


ヴィエネーズ・ウィールはバタークリームとラズベリー・ジャムがバタービスケット(ショートブレッド)にはさんでありますが、テリファイング・トフィー・ウィールにはトフィとバタークリームがはさまれています。



トフィーはハロウィーンと密接なつながりのあるお菓子です。
秋の夜の焚き火を囲んだパーティには伝統的にトフィーを絡めて棒に差したリンゴを食べたそうなのです。

(今でもこの時期になるとスーパーで売り出されています)

で、こちらがキップリングス社製のトフィー・アップル・スライス toffee apple slices


こちらのオリジナルは、キップリング社の登録商品、エンジェル・スライス angel slices


以前の記事のリンクです。☟
イギリス伝統の焼き菓子 アイシングに描かれた羽模様、ピンクのジグザグ・・・

ハロウィーンはもともとイギリス古来のドルイド教に由来する神秘的なお祭りだったのですがキリスト教の万聖節と結びついて現代に残ったのだそうです。
かがり火のまわりで樽にはった水に浮かべたリンゴを手を使わずに口で加える縁起担ぎの遊びが中世にはやったとか、リンゴは秋の収穫を象徴する果物だったのだそうです。

イギリスの夏の夜は深夜までくれないので花火は日暮れ時間が早くなる秋の風物詩なのです。
パッケージの花火のイラストは特にハロウィーンとは関係なさそうですが、秋の限定。

11月にはかがり火をたき、花火を盛大に上げるガイ・フォークス・ナイトがあります。



トフィー・アップル・スライスはまさにトフィー・アップルの味です!

トフィー・アップルというのは、日本の夏の縁日で売られているリンゴ飴のように棒に差した丸ごとリンゴにトフィーがからめてある秋のお菓子です。



厳密には、かなり人工的な日本で売られている「ファンタ・アップル」のような味のリンゴ風味です。
上にかかったやわらかめのアイシングがトフィー味です。
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子供だましのハロウィーンの商魂!それでも誘惑には勝てずドラキュラ伯の指輪を入手

2018年10月12日 08時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
ストックポートタウンセンターで買い物の途中、軽いお昼ご飯を食べに寄ったベーカリーのチェーン店、グレッグス Gregg's で。


スプーキー・リング・バン spooky ring bun という、フェアリー・ケーキを買いました。

プラスチックの指輪付き!

店内で食べると95ペンス(141円)、持ち帰りだと80ペンス(118円)。
子連れではない私と夫がプラスチックの指輪付きフェアリーケーキを子供のお土産ではなく、「店内で食べます」と言って会計してもらう際の抵抗感...はちっともありませんでした。

ベジタリアンの夫は、チーズ&オニオン・パイを食べました。



私は、ソーセージ・ロール。


ペイストリー(サクサクしたパイ皮)でニュルっとしたソーセージの中身(イギリス特有の半生タイプのソーセージを薄皮から搾りだしたものを想像してください、それを平たくのしたものです)を包んでこんがりオーブンで焼き上げたスナック菓子です。コショウ味がきいています。

デザートはスプーキー・リング・バン。


にっこり笑ったドラキュラ伯のハート型の顔が愛くるしいプラスチックの指輪!

スプーキーというのは怖いという意味です。ハロウィーンのキーワード。

ハロウィーン期間の限定商品なのは明らかですが、一番上の写真を見てください。オレンジ色の顔はカボチャのお化け、ジャックオーランタンのようですが、白い顔は何だろう。宇宙人?....ハロウィーンテーマには不適格なような?

このフェアリー・ケーキの毒々しいオレンジ色のアイシングはオレンジ風味かな、と思って食べてみたら、どうやらカボチャ風味のようです!
シナモンのスパイスのきいたカボチャパイの中身のような、あるいはサツマイモの芋きんとんのような味でした!

大人の小指サイズのドラキュラ伯の指輪♥


アメリカ人の秋のお楽しみ、ハロウィーンのお祭りは比較的最近イギリスでも習慣化されてきました。
(もともとは古代ドルイド教の儀式から発生したイギリス中世のお祭りらしいのですが、それはさておき...)

お菓子や飾りつけにイギリスの秋を思わせる趣向が感じられるので、ハロウィーン当日(10月31日)までに少しずつ写真に撮ってお見せします。




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誇大広告か不当表示か箱入りのケーキミックス、出来上がりは今ひとつ驚きの値下げに納得?電子レンジでカップケーキ

2018年10月03日 08時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
4週間ほど前に買ったスーパー、セインズベリーの自社製品、「電子レンジでできるカップケーキのもと」


スティッキ―・トフィー・マグ・ケーキ4個分のもとが小分けして小袋に入っています。トフィー味シロップも別に4袋ついています。


カップケーキはケーキ用の型(ティン・カップ tin cup)に入れて焼くのでカップケーキといいますがこれはマグカップでチンするので「マグ・ケーキ」。

(ところで、イギリスにはソーサーのついた「紅茶カップ」を所有している人があまりいないってご存知でしょうか。)


もともと3ポンドぐらいする「不当価格」だったのが1ポンドの特売になっていたので、話のタネに買ってみたのです。
賞味期限は来年の12月末で、まだまだ先。ものすごい価格破壊の理由は?

大さじ3杯のセミ・スキムド・ミルク(イギリスで一番一般的な半脱脂乳)を混ぜてスプーンでよーくかき混ぜて……


電子レンジで50秒、「ピーン ping」(英語でチン!)
出来上がり。


え!箱に書いてある通りやったのに、膨らみ方が箱の写真と違う!

詐欺!

ぜんぜんおいしそうに見えません!

まあ、とりあえずは、スティッキー・トフィー・プディングの味と口当たりは楽しめました。
しかし見た目が…。


投げ売り価格の原因はこれか?

スティッキー・トフィー・プディング(他)に関してずいぶん前に書いた記事のリンクです☟
ドーム型のあま~い蒸しスポンジケーキ、シロップやソースをかけて、さらにあまく!


以前にもアメリカ経由ではじまったカップケーキブームについて書きましたが「電子レンジでカップケーキ」もそのころ大評判になった調理法です。
カップケーキのキャラクター製品が出回るなどの空前のブームは去りましたが、カップケーキ消費は定着したようです。


お料理ウェッブで一番基礎的な「ココア風味のマグケーキ」レシピをみつけたので翻訳して無断転載します。

小麦粉大さじ 4杯
砂糖大さじ 4杯
ココア大さじ 2杯
卵 1個
ミルク大さじ 3杯
バター大さじ 1杯
バニラエッセンス小さじ 1/4杯

以上をマグカップ1杯に入れてよくかき混ぜ、電子レンジで3分、チーン。

簡単じゃないですか!
誰が3ポンドも出して箱入りミックスを買う?
(売れなかったのでしょうね、値下げに納得)

上記のレシピ、今度試してみます。



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晩夏から晩秋へ、イギリスの季節を彩るベーカリー(パン・ケーキ屋)のウィンドウ・ディスプレイ

2018年09月10日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
夏の終わりの、おなじみグリーンノール Greenhalgh's のウインドウ・ディスプレイ。


ジンジャー・ブレッドのコレクションに、 定番のスクービドゥと 人気の続くユーニコーン。それにネズミの顔面正面が加わりました。
後列、フェアリー・ケーキの投げやりな飾りつけも注目に値します。

次の週にはスクービドゥが姿を消して!昔ながらのオーセンティックなジンジャー・マンの形のジンジャー・ブレッドが新登場!


ディスプレイスペース中央にあったジンジャー・ブレッドが売れてしまったのかもしれませんね、とってつけたようにフルーツ・スコーンがぽつんぽつんと置いてあります。

左の魚はディズ二―のキャラクター、ニーモのようです。真ん中の動物キャラクタ―、どこかで確かに見た覚えがあるのですが、判別しません。なんだろう。


そして!

ついに登場、ハロウィーン・バージョン!


先週の金曜日7日に撮った写真です。
ハロウィーンは10月30日です。一か月も先ではありませんか!



左からブードゥー(呪いの藁人形)、ミイラ人間、ハロウィーンバージョンとして新装復活したスクービドゥ。

スクービドゥの目がスライム・グリーン(ハロウィーンの色)になっていて、吸血鬼のように牙が出ています。

レモンケーキ、スティッキー・パーキン・ケーキ、ヴィクトリア・スポンジ、(ローフとホール両方)それに5色のレインボー・プライドケーキもディスプレイに並び、盛りだくさんです。

ハロウィーンから、11月5日のボンファイヤ・ナイト bonfire night(ガイ・フォークス・ナイト Guy Fawks Night)までカバーした、イギリスの晩秋を彩る「ジンジャーブレッド、カップケーキ季節の風物詩バージョン」の予告が出ています。


ボンファイヤ・ナイトに欠かせないトリ―クル・トフィー(糖蜜を固めた黒飴のような飴)とトリ―クル・トフィーを焼きこんだマフィンも売り出すようです。

特にハロウィーンにバカに力を入れているようです。

ボンファイヤ・ナイトというのは11月5日、大掛かりなかがり火をたき、花火をあげて秋の深い夜のひと時を楽しむイギリスの奇習です。
1605年に国会議事堂を爆破しようとして失敗したガイ・フォークスの「火薬陰謀未遂事件 gunpowder plot attempt」を記念する理解不能な起源の、要するに「寒い夜に皆で出歩いて燃える火の回りに大勢集まる」という原始的な興奮を提供する、長くて暗い冬の訪れへの覚悟を決めるような行事なのです(私の解釈が多少入りましたが)。

秋の恒例チャリティ・イベント、ワールド・ビッゲスト・コーヒー・モーニング World's Biggest Cofee Morning の支援もしているようです。


今年は9月28日にマクミラン・カンサ―・サポート Macmillan Cancer Support というチャリティ団体の基金集めに協力する何千もの一般の人たちが全国一斉にティー・パーティを開きます。
招待客はケーキを持ち寄り善意の寄付をしておしゃべりを楽しみます。

募金はガン患者のサポートに使われます。

ワールド・ビッゲスト・コーヒー・モーニングやハロウィーン、ボンファイヤ・ナイトを飛び越えて…

先週の写真をもう一度載せます。

クリスマス


私が週に一度ボランティアとしてお手伝いしているチャリティ団体、オックスファム Oxfam が運営するチャリティショップのクリスマスカードディスプレイ。

この写真を撮ってから一週間、ただの一枚も売れていません。だから、早すぎるんです!!誰も見たくもないはずですってば!

本部から新たに違うデザインのカードが何種類かどさっと届いたようです。


店舗奥の廊下に放置されていました。

厳粛な戦没者追悼記念日 Armistice Day=Remembrance Day (今年は11月11日)もまだでした!

戦没者への追悼が終わると町は堂々とクリスマスへの期待に賑わい出します。

(ショッピング街はハロウィーンが終わり次第飾りつけを始めますが)


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ケーキの種類が豊富なマンチェスターのくつろげるカフェ

2018年09月05日 09時00分00秒 | イギリスのおやつとデザート
マンチェスターのカフェ、ネクサス・アート・カフェ Nexusu Art Cafe


ピカディリー・ガーデンズ Piccadilly Gardens のすぐそば、Dale Street にあります。



地下の、実に広々としていてくつろげる隠れ家のようなカフェです。

名前の通り、アートやカルチャーイベントの開催スポットとして一部の人には良く知られています。

運営スタッフは「コミュニティー・カフェ」という呼び名を好んで使っているようです。

月に二回開催している ライフドローイング(日本風に言えば、クロッキー、裸体の写生ですね)の会にたいてい参加しています。

壁には地元の(無名)アーティストの写真や絵画など2D作品が常に展示されています。



私も過去に版画の個展をやらせてもらったことがあります。

コーヒーとお茶の種類が実に多彩なのですが…



今日のテーマはイギリスのおやつとデザート。

このネクサスの売り物は、すべて自家製の個性豊かなケーキ類!

独自のアレンジのイギリス伝統のケーキ類にアメリカ風のレパートリーを加えて、行くたびに違うケーキが日替わりで出てきます。

来るたびにケーキを食べるのを楽しみにしているのです。

撮った写真をいくつかお見せします。

マーブル・ブラウニー marble brownie。


ブラウニーはココアと小麦粉を固めて焼いた平べったいケーキ。
ネクサスのはマーブル状のチョコレートがけ。



モーティーザ・ティフィン Malteaser tiffin。
  

ティフィンというのはバターで砕いたビスケットを固めた焼かないケーキです。
これにはマーティーザという市販の丸いビスケットをチョコレートで覆ったお菓子が入っています。



イースターエッグのチョコレートがのったキャラメル・スライス Caramel slice


キャラメル・スライスというのは、ミリオネラーズ・ショートブレッド millionaires' shortbread ともいわれるお菓子。
ショートブレッドに硬いキャラメルとチョコレートが層になってのっています。




ピスタチオ・ケーキ pistachio cake 。


硬めのスポンジに細かく砕いたピスタチオが入っています。アイシングの上にもピスタチオがちりばめてあります。

くどく、濃厚な味が多いネクサスのケーキのなかではあっさりした方です。



カウンターに並ぶこの日のチョイス。
(左手前からジグザグに)ブルーベリー・クランブル・マフィン blueberry crumble muffin、キャロットケーキ carrot cake、ビーガン・ナナイモ・ケーキvegan Nanaimo cake、トーブレローン・ブラウニー Toblerone brownie、(ちょこっと見えてる)マースバー&チョコチップ・ブラウニー Mars bar & choc chip cake。


(左奥からジグザグに)レモン・ドリズル・ケーキlemon drizle cake、 ビーガン・ロッキー・ロード vegan rocky road、 チョコレートファッジ・ケーキchocolate fadge cake、 ピーナツ・バター・ブラウニー peanut butter brownie。



だいぶ前に撮った、切り分ける前のチョコレートファッジ・ケーキの写真を見つけました。


あ、クリスマス前の写真だ!

明日に続く。


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