イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

予期せぬできごとサボテンの開花、今年はいいことがありそうな予兆?

2021年03月07日 08時00分00秒 | イギリスの木々と草花
2月の初めごろにサボテンの花が咲き始めました。


4年ほど前に園芸店で買ってきたサボテンです。
何となく、いつの間にか、人知れず成長しています。
1回、ひとまわり大きい鉢に植え替えました。

初めて見せてくれるかわいいピンクの花輪です。
これから毎年咲くのか、それとも数年周期でまた咲くのか、それともこれが最後なのか知らないことだらけ。
なんという種類のサボテンなのかも実は知りません。

手前のサボテンにもつぼみがぐるっとつき始めました。



毎朝、カーテンを開けるたびに花を見るのが楽しみです。
もう1か月近く咲いています。



サボテンの前を定位置に昼寝を決め込むリヴィーの頭におそろいの花冠をのせてみました。


(窓辺に焦点が合っているのでリヴィ―はピンボケです)

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無駄に大きい南米原産、イギリスの園芸種のススキに日本の秋のお月見を思う

2020年10月25日 08時00分00秒 | イギリスの木々と草花
近所の家の前庭に、この季節になると「穂」をつける巨大なススキ。


やたらに立派で、穂の先っぽは二階の床に届く高さです。

ススキと同類、イネ科の植物で南米原産のパンパス・グラス pampas grass です。
イギリスでは50年ぐらい前に園芸家の間で人気があったらしく、特に1970年代に建てられた家の庭に存在感たっぷりで植えられているのをよく見かけます。

先のとんがった炎のような形の穂をつけるもっと装飾的な種類のほうが一般的かもしれません。
これは日本の河原や野原に勝手に生えているのとかなり似ていると思います。

シロガネヨシ、という日本名があるパンパス・グラス、日本でも公園かどこかで見た記憶があります。
モダンな生け花の花材やインテリア用としても利用されているそうです。

イギリスにきて以来、風にそよいで同じ方向に穂がなびく、繊細で風情のある日本のススキを30年近く見ていません。
毎年秋にこの大げさに大きいパンパス・グラスを見て日本の秋を思います。
今年の十五夜は10月の10日だったそうですね、話題が古くて恐縮です。

でもそう言えば日本の原風景として思い浮かべる、「十五夜の月見団子と縁側に飾られるススキ」を実際に見たことはないのでした。

このパンパス・グラスには荒涼とした南米の草原(パンパ)と、背景として月夜に吠えるコヨーテが似合いそうです。

オーストラリアでは固有の植物を駆逐する有害な外来植物として栽培が禁止されている、と書かれている記事を見つけました。

パンパス・グラス付きの売り家です。


(あ、もう売れたみたいです)
70年代にこの家を新築で買ったお年寄りが、その時植えたパンパスグラスを現在持て余し気味なんじゃないかと勝手に想像します。
買い手が小さい子供のいる家族だったりしたら「ジャマ、いらない」と掘り起こして捨ててしまうことも考えられます。
チクチクした葉は危ないですし、第一、今あまりオシャレとは言えません。

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住宅街のドライブで車に踏まれつつけなげに花開く、故郷を知らないイギリスの野の花たち

2020年06月08日 09時00分00秒 | イギリスの木々と草花
雨つづきで肌寒かった週末の晴れ間に撮った写真です。


近所の家のドライブ(家の前の車をとめるスペース)の敷石のすき間に勝手に生えているらしいイギリスの夏の野の花、ポピーが花を咲かせていました。

イギリスではフランダース・ポピー Flanders poppy とか単にレッド・ポピーと呼ばれているこのタイプの野生のポピーは第一次世界大戦の激戦地でイギリス兵の多くが戦死した、広大なフランダースの野原を戦後 覆いつくすように咲いていたことからイギリスでは戦没者を悼む花としてとても親しまれているのです。
庭で栽培している人もけっこういて、よく見かけます。
タネをとばして自生するのでほっておくと庭の花壇がフランダースの野原のようになってしまうそうです。

これは同じ日に撮った私のうちのデイジー


出し入れする時、車が一瞬うえを通るのですが、だいじょうぶ、けっこうしなやかです。折れたりしません。

これは18年以上前に、スェーデンを旅行した時に持ち帰ったタネを植えて育てた数株の子孫です。

以前住んでいた家から、鉢植えにして持ってきました。
英語でScandinavian daisy と書かれていたのですが、正式名はわかりません。

外来種だろうと思われる繁殖力がやたらに強いよその国からのお土産草花をイギリスの住宅の庭にはびこらせてもよかったのか今もって、不明です。
株分けしてあげた人には喜ばれているし、前の家の庭に勝手に生えていたイギリス固有の oxeye daisy と共生しているようなので、問題ないと思うのですが。



ポピー、デイジーがそろったら、もう一種、コーンフラワー cornflower があれば、わざとらしいほど牧歌的なイギリスの夏の野原のコンビが完成です!
コーンフラワーは、私の家の庭でも何回かタネを買ってきて植えたことのある、鮮やかな青の一年草です。

残念、今年はうちの庭にもよその庭にも見つかりません。

上記の組み合わせと....


.....黄色いバターカップ buttercup とパセリのような白い花のカウズパースリィcow's parsley まで加わった最強コンビがわざとらしいほど咲きそろった典型的なイギリスの田園風景の写真をよそのウエッブサイトから借りてきました。☝

住宅街のドライブの敷石のすき間で咲き誇る、野の花、けなげで美しいです。

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春はまだ先、裸の木の枝

2020年02月11日 09時00分10秒 | イギリスの木々と草花
天気のいい日に青空を背景に....


暴風雨、「キアラ」の翌日、天気は今一つの曇り空を背景に、昨日二月の木々の写真を撮りました。

昼過ぎ、ストックポートのタウンセンターで。




帰宅後、大雨が降りました。

雨上が上がった後、窓から見える日暮れの空がとても美しかったので家の外に出て家の近所の写真を撮りました。




よく見たら、枝の先端から新緑が芽吹いています。



同じ構図で四季の木々の写真を撮ってみるつもりです。
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花咲く春の予告編、スノードロップに囲まれた木彫りのフクロウ、べーラ

2020年02月09日 09時00分00秒 | イギリスの木々と草花
おなじみの木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地です。


手前の白くツブツブ写っているのは群生のスノードロップです。

いつの間にか花盛り。


春にはまだ間がある、それでも寒さが和らいできたこの頃「春の予告編」上映のような光景です。

横にまわると....


気の早いクロッカスまでぽつりぽつりとつぼみをつけています。


反対側から見たところです。


ヴェーラが面している道路は車の行き来が多いバス通り、反対側は静かな住宅街、三方を道路に囲まれた異次元空間のような空き地です。
市が管理しているらしい住宅街の真ん中にある「自然保護区域」なのです。
...といっても、完全に野生の植物が生育しているわけではなく、地元のボランティアの人たちが球根を植えたり間引きしたりと管理をしているようです。
一面、山吹色と紫、白のクロッカスの花盛りを経て、イースターまではラッパズイセンの黄色で地面が覆いつくされる春が待たれます。
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リスボンを離れて現実に戻る!すでに木々に実る赤い実と美しい紅葉への期待....薄曇りの肌寒いイギリスの秋

2019年10月05日 23時52分19秒 | イギリスの木々と草花
長々と暑かった9月のリスボンに旅行した話をつづけているうちに.....



イギリスはすっかり秋です。



鮮やかな紅葉はまだ少し先ですが、いつまでも暑苦しい外国の写真を載せ続けていては「イギリス生活ブログ」であるストックポート日報の趣旨に背く!
....というわけで、午後の気温が17度前後、寒いというほどではないもののどんより曇って時々ショボショボ(傘は必要ない)雨の降る昨日のうちの近所の写真です。

夏中花が切れ間なく咲く続けた我が家の前庭の花壇も色あせてきました。


ヒイラギが今年の夏の終わりに何年も待ちかねた赤い実を初めて付けました。


上の写真の黄色いルドベキアの奥にこんもり丸く刈り込んであるのがヒイラギの茂みなのですが、わかりにくいですね。

こんもりと丸く刈り込んでいたから実がならなかったのかもしれません。
幹に近い、刈りそびれた部分に集中して実をつけているのを発見しました。

大木に育ったよそのお宅のヒイラギ。


オレンジ色がちょっと意表をついているのですがこれもヒイラギです。

この通り一帯は1930年代に宅地造成した地域です。
前庭に植えられた木も樹齢90年、都市計画に沿って景観を考えて植樹されたものが多いのです。



街路樹のローワン。


さて、これは何かしら。


常緑樹になる赤やオレンジの実は暗くて湿っぽい北ヨーロッパでは数少ない冬の彩りとして喜ばれています。
ヒイラギに限らず緑の葉と赤い実がクリスマスのモチーフとしてよく登場するのは「ぱっと見た目がハデ」効果と周り一帯死に絶えたような冬枯れの中の「生命の輝き」を象徴するからでしょうね。

町でクリスマスカードが売られる季節になりました。


☝オックスファムでは8月の終わりから売られています。(やれやれ)

リスボンの季節外れに暑苦しい写真がまだあるので、忘れた頃に少しずつ小出しにして載せきることにします!

リスボンはいまだに気温が25度から28度まで上がることもあるとのことですが、もしかして日本もまだ暖かいのでしょうか。
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生命力の強さ!壁の花、頭上の自己主張

2019年06月14日 16時36分40秒 | イギリスの木々と草花
昨日、個人商店の並ぶ小さな町を通ってストックポートの町まで(運動のため)歩きました。



何気なく上を見て、建物の軒の上にパッと目を引く赤い花が咲いているのを見つけました。
いつから咲いていたのか、今まで気が付かなくてなんだか悪かったような気になりました。....花に対して。



下から見下ろした時はウォールフラワー wallflower (文字通り壁の花!)だと思ったのですが、撮った写真を拡大してみてみるとケイトウにも見えます。

ウォールフラワーはイギリスのコテージ・ガーデン(=イングリッシュガーデン)でおなじみの、野の花を園芸品種化した素朴な花ですが、いろいろなところで勝手に生えているのをよく見かけます。

可憐な花です。

ケイトウが勝手に生えているとしたらちょっとびっくりです。ちょっと高いところなので確認が難しい。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド RBS の小さな支店だったのですが、2年ほど前に店じまいして、空き家です。
小さなカウンターに窓口が一つ、1920年ごろに銀行として建てられたらしいこの建物は現在店舗/オフィス付き住宅物件として売りに出されています。

外壁から植物が生えるのは空き家になって手入れがされていない古い建物の老朽化→崩壊への第一歩。

オンラインバンキング化が進み、経費節減のためイギリス中、銀行がどんどん閉まっています。
銀行のカードを機械にかざすだけで買い物がすべてできちゃうので、お金をおろす必要もありません。

建物も人手も不要になり、見捨てられた築100年の銀行を乗っ取った赤い花.....


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春の花木の花盛り、イースター前のこれがまさかの夏の気温の金曜日

2019年04月20日 09時00分00秒 | イギリスの木々と草花
昨日、金曜日に撮影した、うちから500メートル以内のご近所のサクラ、あるいはサクラもどきの花木の数々です。


八重咲のものばかりですね。
火曜日、一週間ぶりに帰国したら町中どこを歩いても花盛りでびっくりしました。





え、帰国!?
フランスのパリに事情があって滞在していました。

イギリスに帰って以来バタバタと忙しくストックポート日報を更新できませんでした。



そういうわけで、ご無沙汰していました.....今日から復刊です。
パリ滞在中は前もって予約投稿しておいた記事を出しました。



昨日金曜日はグッド・フライデー Good Friday という国民の祝日です。

日本風に「祝日」というと語弊があるかもしれません。
復活祭、イースター・サンデーの前の金曜日は日曜日に復活したイエス・キリストが十字架にかけられた日ということになっているのですから。

公休日といった方がよさそうです。英語では public holiday ですから。

驚きの日中気温が23度
イギリスの夏の気温です。



ちなみに、今日土曜日はグッド・フライデーとイースター・サンデーに挟まれたただの週末です。
イースター明けの月曜日はイースター・バンク・ホリデー・マンデー Easter Bank Holiday Monday で、やはり公休日、要するに4連休なのです。

パリの写真をぼつぼつテーマごとに掲載します。
イースターの頃のイギリスの話題も並行してお伝えするつもりです。
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盛りを過ぎた花木

2019年04月10日 09時00分00秒 | イギリスの木々と草花
タイミングを逸して載せるのが遅れてしまった2週間前の春の花木の写真です。

何の花でしょうか。


これはサクラ....


2種類のモクレン


今はもうちょっと盛りを過ぎて、葉と花の混合状態です。



まだ花を開いていないサクラの木もあります。

昨年、連合王国でいちばんみっともない建築物に選ばれたストックポートタウンセンターのレジャー・センターのレッドロック Redrock 前 の植樹されたばかりの小さなサクラの木も花盛りでした。
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いよいよ春、色あせてしおたれたクロッカスの後をひきつぎレント期間に入ったイギリスの野原を彩る黄色いスイセン

2019年03月09日 21時42分38秒 | イギリスの木々と草花
おなじみ、木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地です。


去年も見た、と思われたかもしれません。昨日撮った写真です。

先週花盛りだったクロッカスは勢いを失い、今やスイセンが盛りです。


そういえばこの場所はいろんな種類のスイセンが雑多に植えられています。

イギリスの春といえば、大ぶりのスイセン、ダフォデイル dafodil、黄水仙です。別名、レント・リリー lent lily とも呼ばれています。
どこでも見かける、春の花。



(上の写真は別の場所で撮りました)

レント lent というのは、イースターまでの約一か月、キリスト教徒がキリストの受難を思い、節制する期間です。

レントのはじまる前日....(今年は3月5日、火曜日でした)....は正式にはシュローブ・チューズデイ Shrove Tuesdayといいます。
今ではパンケーキ・デイ Pancake Day あるいはパンケーキ・チューズデイ Pancake Tuesday と呼ばれているパンケーキを食べまくるお楽しみデイなのですが、今年は私のうちでは何もしませんでした。

私が自己流の炭水化物制限をやっているためもあります。
16歳の下の息子はカレッジの学食で出たのを食べたそうです。学校帰りにお友達とレジャーセンターの中のレストランで無料(!?)のパンケーキも2枚ずつ食べてきたそうです。

無料のパンケーキだけ食べてきたということですが....そんなあつかましいことが許されるのか?
ふつう大人は食事かアルコール飲料を注文して無料のサービスの埋め合わせをするものですが.....



去年、当時のガールフレンドとうちに来てパンケーキ・パーティをやってくれた上の息子は今バルセロナにいます。

カトリックのスペインでは「カーニバル(肉の食べつくし?)」でもやったのでしょうか、何も近況報告がありませんでしたが。
カーニバルもシュローブ・チューズデイも元々はレント(節制期間)中には禁制の肉や卵、乳製品、砂糖、油脂類を食べきってしまう行事だったといいます。

レントの習慣を実行している人は現在あまりいないと思いますが、前日の食べきり行事は今も盛んです!

いよいよ、春だ!という実感たっぷりの日です。
いえ、あまり大っぴらに公表していませんがダイエット中です!

私は肥満してはいませんが短期間で体重が増えたので信仰とは関係なくちょっと節制しているだけなのですが....効果はすでにあるようです。




雨が降ったりやんだり、雨の合間はカっと日が照ったり、それでもけっこう気温が低く風の冷たい春らしくない3月の一日でした。




手前の緑のスペースはクロッカスが密生していたエリア。


スノードロップ、クロッカス、スイセン、とほぼ週替わりで次々と球根花が楽しめるイギリスの初春。

初夏になればブルーベルも花を開きます。残念ながらこの空き地のブルーベルはまだあまり数がありません。




スイセンはスノードロップやクロッカスより盛りの期間が長いようです。

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クロッカスの咲く季節、イギリスの春、近所のクロッカスの名所案内

2019年02月28日 09時00分00秒 | イギリスの木々と草花
うちの近所の不気味な木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地はもうすっかりおなじみですね。


晴天、気温が20度を超えた今週の火曜日に撮った写真です。

春の訪れれを告げる一番手のスノードロップが盛りを過ぎ、クロッカスが花盛り。
イースターの花、ダフォデイル(黄水仙)が咲き始めました。




正式名は「ケールグリーン自然保護区域 Calegreen Conservation Area」。


この狭いスペースになかなかたいそうな名前がついています。

上の標識が写っている写真だけは先週の金曜日に撮影しました。
たったの3日で、クロッカスの密度がぐんと上がったのにお気づきでしょうか。


標識の足もとに咲くダフォデイルは金曜日にはつぼみだったのに火曜日にはすっかり開いています。

スノードロップも先週に比べていっきに色あせたみたいです。

自然保護区のほぼ斜め前、児童遊園地のある公園の芝生です。


去年も写真を撮って載せた気がします。

毎年確実に花の密度が上がっているように思うのですがどうでしょうか。


白と濃い紫の大河!


これもすぐそばのクロッカスの名所(選者;私).....私が勝手に「バス待ち公園」と名付けた単なる通り抜け用の空き地です。


右側手前の歩道にバス停があります。
近所にシックス・フォーム・カレッジや名門パブリックスクール、駅まであり、数路線が通過するとても利用者の多い停留所なのに、シェルター(屋根)もベンチもありません。歩行者も多い歩道に大勢の乗客がバス待ちをするスペースはありません。

そういううわけで、バスを利用する人、乗り換える人はこのバス待ち公園でバスが来る右側に気を付けながらクロッカスを踏まないようにバラバラと広がって立って待つことになっているのです。

私も上の写真のベンチに座ってバスを待ちました。


私の家のそばまで行くストックポート発のバスはこの方向から自然保護区域とクロッカスの大河が流れる公園の前を通って、商店街を抜けて30分に一本やってきます。


ダフォデイルはまだこれからですね。

右側に形悪くのびのびと図体ばかり大きく育ってしまったもみの木はずっとここに生えている「クリスマスツリー」です。



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サクラ サクラ、初夏の陽気のイギリスの冬枯れの町に多数咲く満開サクラでお花見歩き。

2019年02月27日 09時00分00秒 | イギリスの木々と草花
昨日2月26日は日中気温が22度を超えました。



(上の写真は気温が16度ほどだった一昨日撮りました)

昨日は半袖のティーシャツの上に、日がかげると突然気温が下がるイギリスのには欠かせない綿のレインコートを羽織って出かけました。

上の写真のサクラは今月20日のストックポート日報に載せた、バス通りの「ちらほら咲き」のサクラの一週間後です。(撮影は19日)
リンクを貼りました☟
おだやかな日々の続く春の近いイギリスの2月、気の早い桜のちらほら咲き

一週間後の花盛り度を比べてみてくださいな。

朝のラッシュアワーのバス通りです。

これは明らかに桜とは違う、小さめの、それでもサクラのような花びらのつき方の白い花です。遠くから見かけた時はサクラだ!と思いました。




何の花でしょうか。



晴天の昨日、青い空に映えるどう見てもサクラだと思われるピンクの花が華やかに咲きそろった、とてもたくさんの木を見かけました。写真を撮ったのはごく一部です。





大きな一軒家が立ち並ぶ高級住宅街、うちの近所に停まるバスを逃したので、自宅まで少し歩かなければならない場所につく路線のバスを利用してみました。


どこに行っても見かけます。

周りが冬枯れの木立なのですが桜の木はそんなこと知るか、といった風情で派手にピンクの花をつけています。


うちのすぐそばにこんなに控えめでかわいらしい桜の木があったとは!









去年も確かおととしも書いた気がするのですが、ヨーロッパで桜色の花をつける花木のすべてがサクラというわけではなく、その多くが実はアーモンドだ、という話を聞いたことのある方も多いと思います。

私もイギリスに来たばかりの時にあった日本人に教えてもらいました。日本から旅行で来た人もそう言っていました。
実際、素人には見た目では区別がつかないほどよく似ているそうです。グーグルして写真を見比べてみました。

決め手は、夏になって実をつける赤黒い大きなサクランボ!

3月から5月末までダラダラと潔く散ることなくなく汚く枯れるまで花をつけ続けるイギリスのサクラの木の多くは赤黒いサクランボの実をぼたぼた落として通行人や車に踏みつけられ見苦しいシミを作ります。
サクランボがなるのは正真正銘のサクラですね。

サクランボの実もアーモンドの実もならない木もけっこうたくさんあるのですがあれはどっちなのでしょうか。果実をつけない木も存在しますよね。

私はアーモンドのなる木を見たことがないのですが、「ヨーロッパの町の中でサクラのような花をつける樹木の大半は実はアーモンドなのだ!」という説は本当なの?
アーモンドの産地、カリフォルニアのような雨の少ない夏は暑いヨーロッパのどこかの話ではないのでしょうか。


昨日が気温最高潮でしたが3日ほど暖かい日続きで昨日はいよいよ郵便屋さんが半袖ポロシャツにひざ下丈のショーツ姿(夏の制服)で郵便配達に現れました。
上着は道の始まりのところに止めてある配達ヴァンのなかにおいてあるのかもしれません。


ついでです、これはモクレン?


キツい甘い香りがあたりに漂っていました。


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雪解けを告げる初春の花、スノードロップを発見。ストックポートのバミューダ・トライアングルは変化なし?

2019年02月02日 21時49分27秒 | イギリスの木々と草花
火曜日の夜間に降った雪が昨日土曜日の午後になってもシャクシャクしたシャーベット状になってまだ残っています。


冬咲きのパンジーが元気に雪の間から顔を出しています。
10月から咲き続け、雪の下でも生き残る生命力には驚かされます。

道のわきの花壇にスノードロップが咲いているのを発見!


日本語で「雪待草」というそうですね。え、雪の下でうんざりしてやっと出てきて咲き出す花なのに?

どけを待ちかねて咲く花」という意味なのだそうです。じゃあそう言えばいいのに。優しい響きの日本名、意味があいまいです。

英語名は、しずく型の真珠をスノードロップというところからつけられたそうです。

毎日通る道ですが、気が付かなかっただけで雪が降る前から咲いていたのかもしれません。



残り雪の中で可憐に咲くスノードロップが見られて幸せな気分になりました。
まだ寒い日が続くはずですが、春の訪れの第一報、雪どけといえば、スノードロップ!


しばらく歩いてストックポート日報ではもうすっかりおなじみの、不気味な木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地、「ケールグリーン自然保護区域」の前を通りました。



なーんだ、ここではもう開花直前のスノードロップがこんなにたくさん!


これだけどっさりあるとありがたみが薄れる感じ。

天気が良いので、ストックポートタウンセンターまで、1時間近くかけてゆっくり歩いていく途中です。
いつもはバスで通り過ぎるので気が付きませんでした。

フクロウのヴェーラ、防腐剤を塗りたくられて(いつまでたっても見なれません)酒焼けしたように赤茶けています。



もしかして、積雪による照り返しで雪焼け?

ストックポートのショッピングセンターにまだ残る残り雪 バミューダ・トライアングル。


☟昨日の記事に載せた、一昨日金曜日の同じ場所の写真です。


1日たっても減っていない!

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みごとな紅葉はまだ少し先。木の葉が色づき始めたイギリスの住宅街とマンチェスターの町なか

2018年09月30日 08時00分00秒 | イギリスの木々と草花
ブラモル・パークの記事の続きです。
...といっても、話題はイギリスの町なかで見る紅葉。

ブラモルパークの裏側入り口のある並木道、紅葉が始まっています。


近所の桜の木です。


明らかに日本の情緒のある桜とは種類が違う、濃い色の「八重桜」風。
赤黒い大きなサクランボがゴロゴロなり下がり、秋になれば濃い紫いろに葉が紅葉する何かにつけて情緒の足りないイギリスの桜。

夏にはピンクのてまりのように結集する花の咲く立ち木に赤い実がなりました。


赤い実はイギリスでも「クリスマスの季語」です。代表は柊。
(これはちょっと気が早い?)


そういえば、うちの近所の道路沿いの並木はすべて種類や樹齢の違う木で構成されているようです。





ところで、以前にもストックポート日報で書いたことがあるのですが、日本の大学の授業で「ヨーロッパの街路樹はすべて同じ種類の木が一度に植えられるので見た目に統一感がある」と習った覚えがあるのです。
たしかに欧米先進国は都市計画がしっかりしているので日本のごちゃごちゃした町の景観に比べて住宅街も見た目がすっきり統一されているのは事実でしょう。

でも、どこも同じと限ったわけではないみたいですね。
このあたり一帯は、1930年代と1951~3年と1971年の3時期に分けて一斉に開発された地域です。

イギリスの1930年代といえば、郊外の住宅開発が一斉に始まった時期です。これも日本で習った知識ですがこの時代の住宅地はわざわざ道路をリボン状にくねらせた「リボン状開発」が特徴なのです。

歩くごとに違う景色が目に入るよう計画的に景観に微妙な変化がつけてあるのだそうです。木の種類が違うのもそのコンセプトに沿って計画された上のことだった…と思うのですが。

前回載せた、放射状にのびた電線がその通りのすべての住宅に電気を配線している住宅街の電信柱(通りに一本のみ)の写真が珍しいとコメントしてくださった読者の方がいました。

補足です。あれも、数メートルおきにドカンドカンと打ち立てられた日本のコンクリートの電信柱に比べればかなりすっきりして見えますが実はかなり古いスタイルなのです。
地域開発が完成した1971年からずっと立っている電信柱だと思います。

ちなみに、1930年代に開発された近所のエリアにはもっと古そうな1930年代モノの電信柱が(たぶん)そのまま使われているみたいです。
大通りに出れば配線はすべて地中に設置されていて、電線をある程度の規模の都市、都市近郊で見ることは近頃あまりありません。
新興の開発地域も電柱なしの景観すっきり型が主流のようです。



土曜日にマンチェスターに行って撮った写真です。

はい、おなじみですね、ピカディリー・ガーデンズ Piccadilly Gardens 。


安藤忠雄デザインの打ちっぱなしの「壁」と、黄色く色づいた本物の木とアートオブジェクトの年中同じ色の金属のアートオブジェクト「祈念の木 The tree of Remembrance」

シティセンターから少し離れた、大学街にあるウィットワース・パーク Whitworth Park(隣はウィットワース美術館 Witworth Art Gallery です)。


キング・エドワード像がそこだけ紅葉した低い茂みに囲まれていました。


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桜だったりなかったり、町のそこらじゅうで見かける花の咲く木、いろいろ

2018年05月04日 09時00分00秒 | イギリスの木々と草花
今が盛りの、いえ、ちょっとだけさかりは過ぎたかもしれない八重咲きの桜の話題です。

桜の木の下でバスを待つ。うちの近所、木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地の斜め前です。




ストックポートまで行く途中に通るこの通りで用事があったのでバスを降りました。

バスを待っている間、濃いピンクの花びらがくす玉のようにかたまって目のすぐ上に垂れさがるのを眺めます。


桜の花を見ると一定以上の年齢の日本人は「あと何回この桜が眺められるだろう」と感慨にふけるそうですね。

私もふと、そう思いました。

上の写真の、塀の外に枝をのばしている桜とは別の木です。


この公園の中に数本たっているうちの一本。



この公園を抜けた先には16歳から18歳の生徒が通うシックスフォームカレッジがあって、登下校時にはバスを待つ若者でいっぱいになります。
全員、塀の土台にずらっと並んで腰かけてスマートフォンを見つめています。

顔を上げると目に入る満開の桜を気にかける人は全くいないようです。



おまけ。
公園を抜けたところにある、教会、セント・ジェームス。


桜のような花びらです。一重咲きです。




真っ白です。これはなんの花だろう。


うちの通りを出たところ、「統一感のない並木道」の、道を挟んで向かい合う、花の咲く木、二本。





反対側から。



どちらも桜ではありません。
なんだろう。


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