イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

ストックポートから日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。ストックポートってどこ?まずは本文をお読みください。

怖い!タバコの害、効果がほとんどないらしい各国共通タバコの箱の警告写真、スペイン語のメッセージ入りを我が家で発見

2019年08月08日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ


上の写真は、夏休みに帰国している息子がスペインから持ち込んだ大量のタバコのごく一部です。

喫煙者の息子が、タバコが ものすごく高価なイギリスに滞在中に吸うたばこを持参するのはわかります。
でも、ちょっと待った!3週間足らずの滞在でこの量は何ごとだ!?

手荷物の半分がタバコ!

到着した日、荷解きをした後 お友達とパブに出かけた後の息子の部屋の床に散らばっていたタバコを集めて勝手に写真を撮りました。


イギリスでもすっかり見なれたタバコのパッケージに印刷された「タバコの害警告(脅迫/いやがらせ)」写真 スペイン版の強烈なグラフィックに驚愕しました。

傑作はこれ。


お棺に横たわる亡くなった夫と、赤ちゃんを抱いて悲観にくれる妻!

スマートフォンにアップロードしたスペイン語辞典を引きながらわざわざすべて解読してみました。直訳です。


禁煙して 愛する人たちのために生き続けよう。

他は...

喫煙は動脈を塞ぐ。

喫煙は生まれてくる子供を殺す可能性がある。

喫煙は肺に害を与える

喫煙は失明の可能性を高める。(眼窩から煙が出ています!)

9割の肺がんは喫煙が原因。

...と比較的ストレートなメッセージですね。
両面にドカンと印刷されています。


喫煙者の子供が喫煙を始める可能性はより高い。(左端)


身近な喫煙者である息子が家を出てから、最近のイギリスのタバコのパッケージを目にする機会がほとんどありません。
今 グーグルしてみたら、イギリスでもスペインの警告写真と(一部?)同じものが使われているようです。



EU の保健省のような機関が一括して警告/脅迫活動を展開しているのかもしれませんね。


前回、イギリスのタバコのパッケージについて少し説明した記事のリンクです。☟
バクストンに存在する絶滅を免れたタバコ屋に寄ってみた....イギリスのタバコ事情いろいろ

お気づきでしょうか、写真のタバコの銘柄がバラバラです。

息子は紙巻きたばこ20本いりひと箱が 8ポンド25ペンス(1064円、対円のレートがどんどん下がっています)から12ポンド(一般的な値段です。1547円)ぐらいするイギリスで、売るつもりで持ち込んだのでした!

スペインでは5ユーロ(595円)ちょっとでイギリスで12ポンド クラスのタバコがひと箱買えるらしいのです。
(喫煙者なら棺桶写真を見せられても買っちゃいますよね…脅し効果がほとんど全くない警告写真より、安く売るのをやめた方が喫煙抑止に効果があるはずなのですが)

すでにパブでお友達に手広くさばいてきたようです。

お友達から暴利をむさぼるのは倫にそむくと諭したのですが、聞く耳持ちません。
南欧で安く買い込んだタバコを帰国して売りさばくのって 周りでは みんなやっているらしいのです!(じゃあ、まあ いいか〜)

昨日から5日間、お友達とテント持参の野外コンサート music festival に出かけました。
大量のタバコ各種を会場で売り歩くつもりのようです。

闇屋行為!

日本ではあまりなじみがないかもしれませんね。


イギリスでは、市販の刻んだタバコの葉を自分で巻く人がとても多いのです。抜群にお得だそうですから。
100本以上巻けるらしい50グラムが22ポンド80ペンス、確かに!

タバコが安いスペインでもおなじみのようですね。
買いやすい30グラム売りのパックです。

喫煙は塞栓による身体障害を引き起こす。

後から気がつきました。「グーグル翻訳機能」を使ったら早かったですね!
イギリスのパッケージにも使われている写真は私がオタオタ翻訳しなくてもグーグルしたら英文脅し文句付きで出てきました。



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ストックポートでも立派に通用、見慣れないスコットランドの紙幣、クモの巣にクモ!角数拡大続き番号他

2019年06月16日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
ボランティアとしてお手伝いしているチャリティショップ、オックスファム Oxfam のレジの中で見つけた、見なれない20ポンド札。


スコットランドの一銀行、クリーズデール・バンク Clydesdale Bank が独自に発行し、貨幣としてスコットランド国内で流通している紙幣です。
イングランドでも通用します。

見たのも手にしたのも初めてです。

スコットランドでは他にも2銀行が独自の紙幣を発行しているのです。

え、え、え?銀行が紙幣を発行?それも3行?しかも連合王国 United Kingdom を構成する一国が勝手に紙幣を発行していて、それが連合王国中で通用してるって!?

不思議に思われた方も多いでしょう。
今年の初めに書いた記事もお読みください☟☟。

ストックポ―トで偶然手にしたスコットランドのプラスチック紙幣、私営銀行発行の独自の紙幣、裏側がかわいい!


肖像は13世紀のスコットランド王、ロバート・ザ・ブルース Robert the Bruce(ロバート一世 Robert I)、伝説の名君だそうです。
クリーズデール・バンクは「スコットランドの偉人シリーズ」紙幣を発行しているそうです。

左下の続き番号の大きさがだんだん大きくなっていくの、おちゃめではありませんか。
偽造防止のためのまじめな工夫だと思いますが。

裏側は「スコットランドの世界遺産シリーズ」、ニュー・ラナーク New Lanark。


オモテ面の右側に描かれているクモの巣とクモが気になりますね。
紙幣にクモ!

ロバート・ザ・ブルースに由来する逸話か何かありそうです。

実は私がクリーズデール・バンク発行のスコットランド紙幣を手にしたのはこれが初めてではありません。

プラスチック製(正確にはポリマー樹脂製)の5ポンド札が今も手元にあります。


財布の中に3か月以上もゆるくたたんで入れたままになっているので、折り目がとれません!
のばしても反対に折り返しても手を離したとたんひゅるひゅるッとこの形状に折り戻ってしまいます。

平べったくして写真を撮りたい!


無理。


クリズデール・バンク発行のスコットランド紙幣5ポンド札の「スコットランド出身の偉人」は土木設計技師、ウィリアム・アロル
Sir Willam Arrol。

裏面の「スコットランドの世界遺産」は1890年に完成した鉄道橋、フォース橋 Forth Bridge 。
ウィリアム・アロルの設立したArrol & Co という土木技術開発会社が手掛けた橋だそうで、表、裏とテーマに沿っていますね。

....だったら20ポンド札に印刷されたスコットランドの国王ロバート・ザ・ブルースとニュー・ラナーク(産業革命時の工場と労働者の住宅が保存されている田舎の集落)に何か関連性があるのか気になりますね。ないと思います.....あるのかな。

真ん中の折り目を指で押さえれば、ほぼ平らに持てることを発見。


やはり左下にだんだん角数が上がっていく数字が印刷されています。

このパリパリ5ポンド札は折り戻った形状のまま また財布に戻しました。
3か月ほど前、一緒に食事した友人が、私がまとめて払った食事代をこの紙幣で返してくれたのです。

スコットランドに行って帰ってきたばかりだったそうです。

それ以来、財布に居座っているのですが、なぜか使う気になりません。
いえ、貴重な紙幣でも何でもありません。

何度か使おうかな と思って出しかけたのですが結局カードで支払いしたりでなんだかお守り代わりにずっと取っておいてもいいと思えるようになってきました。

イングランド紙幣と同様、スコットランドの3銀行とも10ポンド札と5ポンド札はプラスチック製ですが20ポンド札は紙製です。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド発行の5ポンド札はクリーズデール・バンク紙幣よりはイングランドでも見かける機会があるようです。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドはイングランドにも各地に支店があります。
昨日のストックポート日報に、うちの近所で数年前に閉店したロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの空家ビル(築90年)の外壁に正体不明の美しい赤い花が咲いている記事を載せました。

上にリンクを貼った、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド発行の5ポンド札の記事を読んだ知り合いが「10ポンド札も見たい」、というので、写真を探し出しました。





ね、カワウソ!紙幣にカワウソ!それも2匹で楽しそう。

オモテ面は18~19世紀の科学に関する著作のある女性学者、メアリー・サマヴィル Mary Somerville です。


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日が長い夏の一日、イギリスの伝統スポーツ、クリケットをするストックポートの少年たち.......競技人口、実情は?

2019年06月08日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
夏らしい話題です。
クリケット cricket

ストックポート市内の住宅街の中に 由緒あるクリケットクラブがあります。


門が開いていれば 勝手に入って見物できます。



毎週日曜日に、少年チームの試合をやっています。



クリケットに関する日本語ウェッブサイトがたくさんありました。
日本でクリケットをする人が増えていること とともに 「サッカーに次いで競技人口が世界で二番目に多い」と書かれていたことに本当に驚きました。

おそらくインドの男性/少年の全てがクリケットをすると仮定して算出された競技人口らしい と一部の解説にありました。

実にもっともだと思えます。

現在、かつてイギリスの植民地だったインド、パキスタン、バングラデッシュの3国で最も人気があるスポーツであることはイギリスでもよく知られています。

それと、オーストラリア、ニュージーランド、西インド諸島.....長いプレイの歴史が感じられる、いずれも元イギリスの植民地です。




じゃあ、本家のイギリスではどうなんだって?

「一部に根強いファンがいる」という常とう句で説明がつくでしょう。
インド、パキスタン、バングラデッシュの3国ほど熱心ではないのは確かです。

男女それぞれのプロの人気チームが存在しますし、ワールドカップも国際試合にも もちろん出場して大活躍しています。
ハマレば最高に面白い競技らしいのです。

それでも 現在テレビ中継が放送されているのは衛星放送のスカイ・スポーツ(有料)でのみ。

60台のうちの夫も「根強いファン」の一人です。
デジタルラジオで聞ける限りの中継を拾って聞いています。
18年ほど前までは以前住んでいたマンチェスター郊外の行きつけパブの常連チームでたまに「草クリケット」に興じていました。

私は応援に行ったことは一度もありません。小さい子供がいましたし。

何せ、一回の試合が最低7時間かかります!
もともとスポーツ観戦にあまり興味のない私がややこしいルールを覚えて朝から晩(イギリスの夏は本当に遅くまで日が暮れません)までじっと座って広大な芝生の真ん中あたりをじいっと見ている、なんて考えられません。

規定時間内でけりが付くサッカーと違って、時間制限がありません。
攻めと守りが何回か交替し(詳しいルールは覚えられません。打者がアウトになるまでかなり長い時間がかかります)300球だか500球だか投げおわらないと終わりません。


各チーム3人いれば非公式の試合がどこでもできるサッカーと違い、専用のグラウンドを確保し、絶対11人そろえて各人にポジションを振らなければならない クリケットは 現代人のライフスタイルにはそぐわない、と夫は言っています。

夫のクラブも週末の終日時間を割ける22人を確保するのが絶望的に難しく 自然消滅的に解散しました。

終了時には249対320など すごい得点がガンガン加算されていくのは、打者2人がたったの20メートルぐらいの細長いピッチを行ったり来たり、両端にある白線を超えるたびに得点になるからなのです。



(少年版=ジュニアは距離も時間もかなり短縮されたルールが適用されているようです)

日本のクリケット紹介のウェッブサイトでは「伝統を重んじ、悠久の時が流れるイギリスならでは」のスポーツであり「優雅なアフタヌーンティー休憩をはさみ 一日かけてプレイと同時に社交も楽しむ紳士淑女の娯楽でもある」などと あいかわらず、ロマンチックなイギリス伝とむすびつけて語られています。


実情は 時間とスペースをとる この自国の伝統スポーツを重要視しているイギリス人は現在はそれほど多くはないはずです。
若いプレーヤーの多くがこの競技を始めたきっかけは、自分からすすんでというより学校や親に勧められて、ではないでしょうか。

戦前頃までは村対抗、教会の教区対抗など庶民が地域ぐるみで参加応援する人気競技だったようです。
テレビでさまざまなスポーツ観戦ができ 他に手軽な娯楽がいっぱいある現代とは違い 他にすることがあまりなかった…からじゃないかと思います。

イギリスでも現在一番人気のスポーツはサッカーです。

有名なティー・ブレイク(お茶休憩)は今でも時間に組み込まれているようですが、選手は紅茶に限らずスポーツドリンクなども飲んでいるはずです。






有名なパブリック・スクール、イートンやハーレーで熱心にプレイされ続けているというところから近年では「上流階級っぽいイメージ」が先行しているのは確かです。

夏に長いズボンをはいてプレイするスポーツであるところも紳士イメージを上げているような気がします。

息子2人は小学校の体育の時間に数時間、投げて、打って、取る練習をちょこっとだけしたようですが、2人ともルールは全く知りません。

とにかく いつまでたっても終わらない(ような気がする)このクリケット、いつまでも日が暮れないイギリスの夏にプレイするのにぴったり、夏といえばクリケット、クリケットといえば夏!.....と言われたのは、今は昔の話のようです。

夏の象徴、ガーデン・ノームもクリケットをやる!


おなじみ庶民派スーパー、アスダのオリジナル ノーム。


こんなにたくさん....




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古い住宅街の裏側から発信!廃物利用の裏道の花いっぱいのイメージチェンジ大作戦

2019年06月07日 08時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
天気の良い昨日の夕方、マンチェスターに住む友人の家におじゃまして、夕食をごちそうになりました。


シングル・マザー家庭です。

私と友人と女の子二人、4人が食事をしたのは、バック・アリー back alley(裏道)。


イギリスではおなじみのビクトリア時代に建造された一連のテラスト・ハウス (連続住宅) Terraced houses 。
左側、真ん中あたりが友人の家です。


短い行き止まりの道に、たったの20軒ぐらいしか並んでいないのに家の番号は80番台なのです。
1890年代にこのあたり一帯が宅地造成された頃には、ずうっと奥まで(1番から80番台まで)続く長い長い通りだったらしいのですが、おそらくは戦後の都市計画でこの通りは分断されてしまったようです。

家の番号は建造された当時のまま使用され続けます。

さて、裏側に戻って....



レンガ塀の内側は8畳敷きぐらい(?)の小さな裏庭です。
私の友人の家をふくめ、ほとんどの家は50年ほど前に裏庭に突き出すように台所を増築したので、実際の裏庭部分は3畳ぐらいしかありません。

片隅にビクトリア時代には汲み取り式だったものを戦後 水洗に改良したトイレまで残している家や、物置小屋がある家もあり、個人の裏庭スペースは洗濯物を干すとか、屋内喫煙を家人に禁じられた住人がタバコを吸うとか、ぐらいのスペースしかありません。

で、お気づきでしょうか。

石だたみのバック・アレイの塀沿いにずらっと廃物利用の鉢植え植物が並んでいますね。

殺風景なバック・アリーを草花でいっぱいの都市のオアシスに変貌させるという住人たちが自主的に始めたコミュニティ・プロジェクトなのです。

コミュニティ共有の庭ですね。

実は!私はこの友人の家の2階の一室に学生時代(25年ほど前)1年間下宿していたのです!

家の持ち主の彼女に部屋代を払っていました。

その後も友人とのつきあいは続いていましたが 彼女がこの家を一時期 賃貸してマンチェスターの他のエリアに住んでいたり いろいろで 私がこの家に戻ったのは実に19年ぶりです!

(上の写真の盛りを過ぎた赤いポピーが植えられているのは最近バスルームの改装をした友人に提供された浴槽です。25年前、私も使ってました!)

当時のバック・アリーは文字通りの「裏どおり」、粗大ゴミが見渡す限り放置され、塀にはドロボウよけの鉄条網がはりめぐらされ、けり倒されたゴミ箱からはあふれたゴミが散らばり....といった感じのうらびれたキタナイ通りでした。

イギリス中どこの町でも見かけるビクトリア時代のテラスト・ハウスとその裏通りはたいていうらびれてキタナイ印象です。
下品な言葉や政治的スローガンが殴り書きされていたりもします。

テレビの犯罪ドラマでは土地勘のある犯罪者がゴミ箱をはでにひっくり返しながら迷路のような通路を疾走して警官に追い回されたり、ドラッグ中毒者が注射したり取引したり....そんなシーンがビクトリア時代のテラスト・ハウスの裏通りで繰り広げられます。

私が下宿していた友人の家は さすがにそういう犯罪がらみの舞台になるほどすさんだエリアにあるわけではありませんが、やっぱり用もないのに足を踏み入れるべき場所ではありませんでした。

となりの家には今でも「危険、刃を立てた柵あり」の物騒な注意標識が。


友人の女の子たちがそれぞれ世話をしているジャガイモの畑です。


便器に....


洗面台。


浴槽と3点セットです。配置はバラバラですが。

この地域住民プロジェクトは、この友人の住む短い行き止まり通り から始まって、今では近隣のエリアに拡大しつつあるそうです。

通りの入り口付近にある バック・アリー数本を結ぶ この「公道バック・アリー」がこのプロジェクトのそもそもの出発点だそうです。




左に入って、住宅のお尻が向かい合う狭いアリーの....


...途中までデッキング(板張り)で覆われアリーがまるで住人達共有の裏庭のようになっています。



子供たちを遊ばせ、住人たちが井戸端会議を楽しみ、食事もできる憩いの空間が出現しています。

そういえば私たちは便器を見ながら食事をしました。

この裏通りに案内してもらったのは、友人の仲良しの友達が住んでいるからです。
そして彼女がこのプロジェクトを個人的にスタートさせた人だそうなのです。


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ストックポートで勧誘中、子供に人気のアイリッシュ・ガード.....アイルランドの兵隊さんがイギリスで何してる?

2019年06月03日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
先週の金曜日に撮った写真です。


ストックポートタウンセンターのマージー・スクエアで、「アイリッシュ・ガーズ Irish Guards 」連隊の入隊者募集キャンペーンを控えめにやっていました。




イギリス中の学校が一週間の「学期折り返し休み half-term holiday」(地域によっては ずれがあるかもしれません)で、どこに行っても子供たちでいっぱいでした。

兵士が子供たちに銃のかまえ方を指導したり....


ヘルメットをかぶせてあげたり....にこやかに一般市民と交流していました。




お母さんたちは大喜びで子供の写真を撮っていました。

でも子供たちが「大きくなったら軍隊に入ってあの兵隊さんたちみたいになりたい!」と言い出したらお母さんたち、困りませんか?

「国と女王陛下に奉仕する軍人をだすのは一族の名誉だ」と思う家庭がイギリスにはとっても多いのです。

それでも軍隊は入隊志願者を集めるのにけっこう苦労しているみたいです。
(連合王国には徴兵制はありません)

この時みたいな町なかや、jobs fair(求職者のための合同会社説明会)、学校の careers evening (進路相談会) などでも男女の兵士が若い人たちに志願を呼び掛けているのを目にします。

で、アイリッシュ・ガーズって何だ?

あれ?アイルランドの連隊(?)の志願者をイングランドのストックポートで募ってる?

ガード guard というのはご存知、バッキンガム宮殿などで王室警護に当たる衛兵のことです。

なんでよその国、アイルランド共和国が英王室警護の連隊を持っている???

迷彩服にヘルメットで軍隊らしさをアピールしているけど、衛兵の任務ってそもそも何だ?

疑問がいっぱい。
もちろん調べました!(帰宅してからです)

ウィッキピーディアには日本語の詳しい説明までありました。
日本でも興味のある人がいるようですね。

私も軍事パレードなどをテレビで見るのがだーい好きなのですが...知りませんでした。

アイリッシュ・ガーズというのは全部で現在5つある、交代でバッキンガム宮殿や 王室がらみの行事の際 警護を担う黒いもこもこ帽子に赤い上着のおもちゃの兵隊さんみたいな衛兵を擁する英国(=連合王国)の歩兵近衛連隊の一つでした。

アイルランド共和国の軍隊ではありません。(あるわけないか)

軍事パレードでのアイリッシュ・ガーズ。


(例によってよそのウェッブサイトから勝手に借りた写真です☝)

スコッツ・ガーズ Scots Gurds、ウェリッシュ・ガーズ Welish Gurds のように、連合王国を形成する国の名前を冠した ただの連隊の名前です。

1900年に編成された当時、アイルランドは独立国ではなく 連合王国の一国でしたから。

連隊本部はロンドンにあります。

ほかに、グレナディア・ガーズ Grenadia Guards、コールドストリーム・ガーズ Coldstream Guards という近衛連隊があります。
いずれも黒いもこもこ帽に赤い上着の軍服着用ですが、金ボタンの間隔や帽子の徽章でそれぞれ見分けられるそうです。

近衛連隊といっても所属する兵士は戦闘訓練を受けますし、王室警護の任務についていない時は紛争地での人道援助に派遣されたり、ストックポートのような地方都市でリクルート(募集)活動もしたり、普通の歩兵と変わらない勤務内容らしいのです。

有事の際には軍隊として戦地に出動します。

第一次、二次大戦はもちろんその後のイラクやコソボなどの戦地でも戦死者を出しています。

軍隊の勧誘ではたいてい訓練や軍事パレードのビデオを見せて若者たちの気を引いています。
国家と女王に奉仕する名誉の他に、資格が取れる、海外勤務が必至で、海外での休暇付き、見習い訓練期間も好待遇の有給で 年金もバッチリ....

とても魅力的な職場のように謳っています。

鉄砲を撃ったりするのが好きな人ならワクワクする仕事かもしれません。



でも、子供たち、大人になって志願する前にちょっとよく考えてみた方がいい!
訓練だったら弾にはあたらないけど、実弾の飛び交う戦地に送られる可能性もあるのが兵士の仕事です。

アイリッシュ・ガーズの連隊長はケンブリッジ公(プリンス・ウィリアム)。


(またまたよそのウェブサイトから写真を借りました。)

この礼装で夫婦でアイリッシュ・ガーズの公式軍事行事によく出席しているようです。
さすがにいずれ国王になるプリンス・ウィリアムは戦地には行かないでしょう。


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お役所のユーモア!マンチェスターの交通局に座布団一枚!交通表示で20年以上前のヒット曲を振り返る

2019年05月30日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
国道A6の、ストックポートタウンセンター手前で撮った写真です。


昨日、天気がよかったので夫の車に便乗しおろしてもらった地点からストックポートの中央図書館まで約3キロ歩きました。

ストックポートを抜けて14.4 キロ行けば、マンチェスターのタウンセンター。

渋滞など道路、交通に関する情報を表示する電光掲示板(というのか?)に、マンチェスターのエティハド・スタジアムでの5月29日スパイス・ガールス Spice Girls 臨時再結成公演関連のお知らせが出ています。

もちろん、trafic information (交通情報)なので、「道路工事のため遅れが予想されます。時間の余裕をもってコンサートに行く計画を立てましょう(超意訳)」というのがメインのメッセージ。

で下段のピンク文字#A-DIG-A-DIG-AHHというのは.....?

スパイスガールスは、1990年代半ばに世界的な大ヒットを連続して飛ばしたイギリスのガールバンドです。




特に興味もなかった私も耳にタコができるほど聞かされた大ヒット曲の....ラップの終わりに、

「♪アワナ(ハッ)アワナ(ハッ)アワナ(ハッ).....アワナ レリレリレリ ワナジカジッカあぁ~」

というキメフレーズの繰り返しがあったのをすぐ思い出しました。というか、スパイスガールスといえば、(当時ほかの曲もたくさん耳にしたはずですが)この歌のこの部分しか思い浮かべられません。

曲名すら思い浮かばないというのにジカジッカあぁ~は頭から振り切ることができません。



それにしても♪ A-DIG-A-DIG-AHH ディガディッガあぁ~!!!
道路工事だからDIG (掘る)なんですね。

マンチェスターの交通局、やるなあ。

通勤ラッシュの渋滞でイライラしていたドライバーもこの表示を見て機嫌を直し「ジカジッカあぁ~」と鼻歌を歌い始めたかもしれません。

だけど「ジカジッカあぁ~」って何? どういう内容の歌? 第一、曲の名前は?

「spicegirls」でグーグルしてユーチューブのミュージックビデオ(多数)にたどり着き、すぐに1996年のワナビ Wannabe だと判明。

なつかしいな~。
この歌がヒットした年は最初の子供を出産し、ほかにも個人的にいろいろあったのです。

歌詞も調べました。

I wanna really really wanna... はわかっていましたが、ジカジッカあぁ~がziga zigahhh だったなんて!
「ジガ・ジガ―」の意味については当時から推測が飛び交った謎の言葉だそうです。

一般人が投稿する現代用語解説ウェッブサイト、urban dictionary によると、「羽目を外して楽しむ」「プラットフォームシューズを履いて踊りまくる」「どぎついメーキャップをする」などなど、1990年代に若い人たちが仲間内でつかったいくつもの意味のある流行語になったそうです。

そのフレーズをうたっているスケアリー・スパイスがほんとにほんとに欲しがっているziga zigahhh は「性的な興奮」だという(自然な)推測も根強いそうです。

10歳前後から16歳ぐらいまでの女の子たちに大人気の歌でした。いいのかなぁ。



ピカディリーガーデンズでラジカセをかけてぴょんぴょん跳ねながら振り付けの練習をしていた女の子たちをぼおっと見ていた記憶もあります。
マンチェスター爆撃の年でもありました。

ヴィクトリア・ベッカム(勝手によそから借りた上の写真中央)は現職(ファッション・ビジネス)が忙しく、臨時再結成公演には出演しないそうです。

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晴天の日、駐車されている車のそれぞれが青空と雲、太陽に教会の時計塔まで持っている屋上の駐車場

2019年05月17日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
昨日もまた晴れでした。



ストックポートのスーパーマーケット、おなじみのアスダ Asda に一週間分の買い物をしに行きました。

車を屋上駐車場に停めました。
頭上は雲が白く鮮やかに浮かび上がる抜けるような青空!

となりに停めてある車のバックスクリーンにも小さな空がある!雲まで浮かんでいるのを発見。

マーケット・スクエア Market Square の中世の教会、セイント・メアリーズ・チャーチ Saint Mary's Church まで写しこんでいます。


(雲の上には駐車場に立つ女性のお尻が.....)

アスダを挟んだ反対側には高層住宅群が見えます。


別の車のバックスクリーンには雲間から覗く太陽の光が線状に写っていました。


(ついでに私のシルエットも....)



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不揃いな卵たち、色黒 ずん胴、大小取り混ぜてパック入り

2019年05月16日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
先週スーパー、アスダ Asda で購入した、フリー・レンジ・エッグ free range eggs (放し飼いにされたニワトリが産んだ卵)、1ダース入りのパック。


必ず箱のふたを開けて、一つ一つ殻が割れていないかチェックしてから買います。

イギリスで市場に出回っている卵は濃淡はあってもすべてベージュ/キャラメル色です。。
売り場にあった箱を次々と開けてみましたがこの日は殻の色の濃い、形の不揃いな卵が詰まった箱がなぜか多かったのです!

きれいでしょう?
写真を撮りました。



イギリスでは「フリー・レンジ」の市場でのシェアは現在50パーセント強もあるそうです。
多少割高でもニワトリの住環境と厚生を考えて選ぶ人が増えているようです!

と思っていたら.....

フリー・レンジの定義はけっこうあいまい!
「放し飼い」といえば広い草地でミミズを掘ったり木陰で休んだり砂浴びをしたり....ニワトリの天国を思い浮かべますよね。
今 調べてみたら、フリー・レンジは必ずしもそういう意味ではないのだそうな。

そういう牧歌的な飼い方を保証しているのは市場5%以下を占めるオーガニック・エッグ organic eggs のラベルがつけられたとりわけ高価な卵のみ。

戸外に出られるように日中解放された扉が設けられている、大きな鶏舎で飼育されているニワトリがフリー・レンジ・チキンの大半なのだとか!
イギリス人でも知らない人は多いと思います。

バーン・エッグ barn eggs という、フリー・レンジより少し安い比較的自由に動き回れるスペースを確保した鶏舎(バーン)で飼われている、一生涯 屋外に出ることを許されないニワトリの産んだ卵も売られています。


一番安いのはもちろん評判の悪いケージド・エッグ caged eggs
檻(ケージ)で飼われているニワトリの産んだ卵です。

EU加盟国は2012年に 身動きできないほど狭い檻(バテリー・ケージ babttery cage )でニワトリを飼うのを禁止しました。
現在は、コロニー・ケージ等と呼ばれている、ある程度広さに余裕のある檻で飼われているニワトリの産んだ卵がケージド・エッグと呼ばれています。
動物が幸福に生きる権利をもつことを主張する人たちは「広くなっても檻は檻だ」と強く非難していますし、彼らのキャンペーンが功を奏して、激安のケージド・エッグを買うのが何となく後ろめたい風潮です。が....やはり、需要はあるんですね。庶民的スーパー、アスダでは4分の1ほどスペースが割かれています。

イギリスではケージ飼いそのものを禁止する方向に動いています。

先がとんがっていないずん胴卵が混ざっていました。


産むときに痛そう。

昨日、アスダに行って買ってきたフリーレンジ・エッグ1ダースはごく普通の、濃淡にもあまり変わりのないベージュの卵ばかりが入っていました。
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イースターといえば卵!だけではない...ウサギはもちろん魚やニワトリの形まであるフランスのチョコレート!

2019年04月20日 23時22分07秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
ハッピー・イースター!



今日はキリスト教の祭日、復活祭です。
イギリスでは、イースター・サンデイ Easter Sunday といって、クリスマスに次いで重要な国民の祝日なのです。



十字架にかけられて刑死したイエス・キリストが復活した(生き返った)のを祝う重要な日.....であるのはキリスト教と縁のない人たちにもよく知られた話です。






.....イギリスではイースターには卵の形のチョコレートを贈りあう(現在は主に大人が子供にあげるのが普通)ことが日本でも知られていると思うのですが、なぜウサギのイメージばかり連発するのか....

イースターの発祥は春の始まりを祝う、ヨーロッパ土着の宗教色抜きの慣習だったそうですよ。
キリスト教の発生以前から春の生命の再生を喜ぶ、自然崇拝のお祭りだったようです。
古代から、多産で知られるウサギはイースターの象徴だったのです。

春になるとサカリがついてしょっちゅう興奮していることでも知られます。

出産、生命の再生をキリストの復活と結び付けて、古代から伝わる土着の人気行事をキリスト教が取り入れて大宗教行事として今に伝わっている、というわけだそうです

一番上の写真の巨大な風船ウサギは先週一週間滞在したパリのエッフェル塔のふもとの縁日のようなキッチュな屋台の並ぶ遊歩道の始まりのディスプレイです。

同じくその通りに意味不明なディスプレイ....


これは、何?ケースの中に卵、それにウサギがひっくり返っていますが。

金色のフォイルに包まれた、スイスの高級チョコレート会社、リンツのウサギ型チョコレートがイギリスで一般的になったのは私の覚えている限りけっこう最近(ここ10年来?)のことだと思います。

イギリスではイースターといえば卵!
やはり再生の象徴、卵!

去年の今頃書いたストックポート日報のイースターエッグに関する記事のリンクです☟。

イギリスでは巨大産業!イースターエッグにまつわる奇習、キリスト教の祝祭にふさわしくない生臭い起源

だからチョコレートでできたイースター・エッグを贈りあっていたのですが、おなじくイースターのマスコット、ウサギの形のチョコレートが出回ってきたのはヨーロッパの影響ではないでしょうか。

パリにはサカナ型のイースター・チョコレートがいっぱいでした。


マスター・ショコラティエール(チョコレート職人)による高級手作りチョコレート専門店で撮りました。大き目の魚は20ユーロほどでした。

パリに住む、夫の甥にかってやったのはスーパーの4ユーロのもの。


フランスではエープリル・フールのことを「4月の魚 poissons d'avril」というそうです。
4月1日には、伝統的に魚の絵を人の背中にこっそりはり付けるいたずらに興じたのだとか。
(イースターと関係あるのでしょうか、調べられませんでした)

イギリスで留守番をしていた16歳のうちの息子にパリのスーパーでお土産に買ってきた、やはりフランスのニワトリ・イースター・チョコレート。


イギリスでは全く見ないニワトリ型。あってもおかしくありませんよね。
卵の親なのですから。

パリではニワトリ型もウサギと並んでよく見かけました。

パリのスーパーの棚の、イースター・チョコレートの数々....


え、ウマ? 白黒逆パンダ? コウノトリ??...人気がある動物なら何でもオッケー? コウノトリはさすがに何か意味がありそうですが....

別の棚にはイギリスから輸入された卵型の大型チョコレートが貧相な品ぞろえで並んでいました。









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ヒヨコの量産、イースター前の恒例の善意のイベント.... 卵をはらんだ無邪気なヒヨコづくりで子供のためのホスピスを支援!

2019年04月13日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
地元のパブで週に一度、編み物をする人たちが集まる会に参加しています。


今年はじめて、チャリティ募金のための、イースターのヒヨコを編むプロジェクトに参加しました。
メンバーの一人が毎年何羽か編んだヒヨコをフランシス・ハウス Fransice House というマンチェスターにある子供のためのホスピスに寄付しています。

どちらかというと、おばあさんがやりそうな手芸...という偏見に満ちたイメージがありました。

かなり以前から、イースター前になると編み物好きの人たちがチクチク量産しはじめる恒例の善意のイベントとしてけっこう定着しています。
やってみようかな~という気はあったのですがなかなかきっかけがなくて....

その人にきいてフランシス・ハウスが発行しているパターン(編み方)をダウンロードしてかいてあるとおり編み始めたら、けっこう楽しくてクセになりました。

かぎ針編み(クロシェットcrochet)と、棒針編み(ニット knit)の2テクニックから選べます。

私は手慣れたニットで、平たく編んで頭に化粧落としや赤ちゃんの肌のお手入れに使う綿をつめ......


お待ちかねのステージ!


イギリス最大手のチョコレート製造会社カドベリー Cadbury のクリーム・エッグ cream egg(という名前のチョコレート)を中に詰めてかがります。



一年中販売されている、甘ったるしいミルクチョコレート、なかにはトロンとした白味と黄身を模したあまーいクリームが入っています。




(ヒヨコのおなかに卵!エニグマはとりあえず無視して!)

首の部分を絞って、目とフェルトを切ったオレンジのくちばしをつけてを出来上がり


ちょっとオリジナルに、「おこるヒヨコ、笑うヒヨコ、ねむいヒヨコ」と表情をつけてみました。

締め切りぎりぎりに始めたのでこの3面相、ヒヨコ3兄弟だけしか郵送できませんでした。

全国から何千と集まったカドベリーのクリーム・エッグを内包した黄色い編みぐるみヒヨコが1ポンドで販売され、募金活動に貢献します。

シュルーズベリーに行った時立ち寄った手芸品店で買った25gのヒヨコ色のアクリル毛糸で、発送後もう一羽編めました。

ボランティアでお手伝いしているチャリティ・ショップのオックスファムにちょうどヒヨコ色のウール98%の古い毛糸が寄付されたので5玉買い取ってさらに4羽、一番評判の良かった笑うヒヨコのみ量産しました。



糸の始末がまだですが、はいチーズ!集合写真です。


一羽は息子のガールフレンドに、ほかもすべて引き取り手が決まっています。

来年以降も巻き毛のヒヨコの制作を続け、フランシスハウスに寄付するつもりです。
何しろ、古い毛糸がまだまだありますから。

21日のイースターまでまだ間があるというのに!


スーパー、アスダのクリーム・エッグの「イースター・エッグ(空洞の巨大なチョコレート)」版の販促ディスプレイがほぼ空っぽ状態です。

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いよいよ春!イギリスの、天文学上正式な春の始まり、実は昨日(誰も気にしない)

2019年03月21日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
昨日、3月20日は、スプリング・エクイノックス spring equinox、ヨーロッパ北部の春の始まりの日でした。


2月の半ばからちらほら咲き始めてもうすっかり散っている早咲きのサクラの写真を以前にいくつか載せましたが、今がイギリスの本式のサクラの季節です。

うちの近所の道路沿いに植えられている木の一本です。
同じぐらいの樹齢の木がほぼ等間隔で何本も並んでいるのですが、種類が全部違う!

腰のあたりにもちょろちょろ咲いているのがご愛敬。



エクイノックスというのは、日の出から日の入りまでの時間(デイタイム)と日の入りから日の入りまでの時間(ナイトタイム)が同じ日です。
春の始まりと夏の終わり、一年に2度あります。

日本は今日が春分の日ですね。
ヨーロッパの春は一日早く始まります。

普通の日です。祝日ではありません。

.....というわけで、忘れていました。
ラジオで言っていたので気が付いたのです。

夫も息子も知りませんでした。
学校でも全く話題に上がらなかったそうです。

概して言えばイギリス人は季節感に疎いようです。

イースターやクリスマスなどの行事、夏にできるだけ暑い場所で肌を灼熱の太陽にさらす情熱など季節にまつわる行為には異常なほど熱心なのですが....

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イギリス中の善男善女とよい子たちが盛り上がる春のチャリティ募金活動、締めの最終日、今一つパッとしないストックポートの活動状況

2019年03月15日 18時50分50秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
イギリス最大のチャリティ募金キャンペーン、コミック・リリーフ Comic Relief が大成功をおさめ終了しました。





(協賛スーパー、セインズベリー Sainsbury で撮った先週の写真です)

昨日、金曜日はキャンペーンのハイライトであるイベント、レッド・ノーズ・デイ Red Nose Day でした。

BBC のテレソン「レッド・ノーズ・デイ」(寄付呼びかけの、長時間放送されるチャリティー番組)に大勢の有名人が登場、人気の映画やテレビ番組の、オリジナル・キャストによるパロディや支援の必要とされる地域や人々の胸を打つドキュメンタリーなどが次々と放送されます。

今年のオリジナル協賛衣料のテーマはディズニーのキャラクターでした。




デザイナーものやブランドものを安く売る店、ティー・ケー・マックス T K Maxx がオリジナル衣料(今年は主にティーシャツ)を扱っています。
ディズニーのキャラクターはちょっと...私の好みにはあいません。




上は先週撮った写真です。
昨日の午後、同じ店に行ってみたらこの売り場はなくなっていました。

レッド・ノーズ・デイ当日までに売り切ったようですね。
コミック・リリーフを支援する芸能人やスポーツ選手などが着ている姿がメディアやSNSで目につきます。

人気の理由も納得です。

数日前の記事にも書いたレッド・ノーズ・デイについての説明を読んでください。☟リンクを下に貼りました☟

イギリスのおやつとデザート番外編、国内最大規模のチャリティー・イベントに協賛!赤鼻のタート

イベントのシンボル、プラスチック製の赤い鼻(レッド・ノーズ)。


右側は私がオックスファムで買ったもの、左側は息子が通うカレッジのイベントに参加した時に買ったものです。(後述)

そのほかオリジナル製品の売り上げはチャリティ―基金に寄贈されます。

コミック・リリーフ・オリジナルのリニヤード(ID バッジを首からつるすストラップ)....


....16歳の下の息子が、シックスフォーム・カレッジで買ってきました。

キャビン・クルー養成コースの生徒が実習に使う航空機に生徒たちが招待されるコミックリリーフの募金集めイベントがあったそうです。
スチュワーデスの制服を着たキャビン・クルー養成コースの生徒が座席に座る生徒たちにスナックや飲み物をふるまい、募金活動をしたのだとか。
オリジナル・グッズを座席に売りに来る前に「ただいまより機内販売を開始いたします」という放送まであったそうです。

以下、私が昨日ストックポートのタウンセンターで見たレッド・ノーズ・デイ募金(関連?)活動。


1;ストックポートのショッピングモールの広い通路に意味不明なフェンスで囲い込まれた巨大なモグラ男(?)。


コミック・リリーフの赤い風船を飾って公認募金活動であることを強調。


コミック・リリーフとは関係のないキャラクターです。
メガネをかけています。偶然、安売りメガネ店チェーンのスペック・セーバーズ Spec Savers の前に陣どっていますが 何か関係があるのでしょうか。 
ちなみにスペック・セーバーも協賛企業の一つです。

写真を撮っていたら手を振って手招きされました。


赤いトレーナーを着た女性が公認の募金バケツをじゃらじゃらゆすって募金を呼び掛けています。

フェンスの中のモグラ男のテリトリーに踏み込んでまで寄付金を置いていきたいと思う人がいるとは思えません。子供は怖がるでしょう。


モグラ男、かわいくも面白くも何ともありません。むしろ気持ち悪いといっていいと思います。なんだったんだろう。

2;おなじみのベーカリー チェーン店、グリーンノール Greenhalgh's のウィンドウディスプレイ。


予想通りのレッド・ノーズ・バージョン、登場です。
おなじみのスクービ・ドゥが赤鼻バージョンとして再登場。

グリーンノールは公認の協賛企業ではないと思います。
どこにも書かれていませんし、コミックリリーフの公認ロゴも掲示されていません。

もちろん、店員やマネージメントサイドの突然の善意の思い付きで寄付を募って募金に協力していることも考えられます。

お祭り騒ぎに乗じてのあやかりディスプレイでないとよいのですが。

3;チャリティーショップ、オックスファムのボランティアスタッフ4人全員がレッドノーズを鼻に装着して店番をしました。


世界中の貧困撲滅を目標に活動するオックスファムは協賛チャリティ団体です。
大量にレッド・ノーズを仕入れたのですが、売れ行きはあまりはかばかしくなかったようです。
レッドノーズデイ当日に売れた数はたったの4個。買ったのは私たちボランティアスタッフだけです.....



しばらく全員頑張って鼻につけていたのですが息がこもって苦しくなってきたのではずしました。

私のレッドノーズはオックスファムのオフィス内のマネキンに装着してもらいました。


コートとスカーフ、バッグは私の私物です。




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春の花

2019年02月22日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
部分的に雪が降ったかのような交通量の多い通りの小さな空き地....


おなじみ、ケールグリーン自然保護区域 Calegreen Conservation Area です。


「薄気味の悪い木彫りのフクロウ、ヴェーラがいる原っぱ」といった方が通りがいいかもしれません。




スノードロップがすっかり開きました。現在全盛の花盛り(一昨日の写真です)!
クロッカスちらほら。まだ完全に開いてはいないようです。

イースターの頃の花、ダッフォデイル(黄水仙)まで咲き始めています。

1月の終わりの写真と見比べてください。☟

雪解けを告げる初春の花、スノードロップを発見。ストックポートのバミューダ・トライアングルは変化なし?


我が家の表庭の花壇のクロッカスは今が盛りです。天気の良かった昨日撮った写真です。






ヴェーラの空き地や公園の芝生に群生する野性的なタイプのクロッカスと違い、花が大きく華やかなのですが、花の盛りがたったの2~3日で終わってしまいます。

冬枯れの花壇に彩が戻ってきました。

宿根草の花や球根がこれから次々と芽を出します。花壇がすき間なく草花で埋まる春が待ち遠しいです。

イギリスの花壇が一番華やかに見えるのは夏なのです。日本の春に咲く花の多くはイギリスでは盛夏が盛りなのです。


週の初めにスーパーで買った、一鉢2ポンド(288円)のプリミュラとべリス。



レジの女性が今月末に霜の降りる寒い日がもどってくるので、今植えない方がよい、とアドヴァイスをしてくれました。
プリミュラもべリスも冬を越せる耐寒植物なはずですが、植え替えた直後で根つくまえに霜に襲われたら生き残りは無づかしいのではないかと納得です。

そういうわけで、待機中。

とはいえ、「今すぐ植え替え」用の見事に花の開いた初春のベッド・プラント(花壇の植え替え用草花)がお花屋さんの店先で花盛り。




この品のないひまわりのディスプレイは何とかしてほしい。


これもまたイギリス人の季節感の足りなさを表す一例です。(お花やさんなのに!)

うーん、霜の季節が過ぎるのを待っていたらいつまでも植えられない気がしてきました。

暖冬だったにもかかわらず去年は3月の終わりに大雪が降ったのでした。




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商業主義は日本だけではない!ヴァレンタインディ前日のスーパーにみる究極の商魂ロマンチック路線、イギリス版

2019年02月13日 22時35分37秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
Happy Valentine's Day!



昨日、一昨日に引き続いてシュルーズベリーの駆け足観光の記事をお送りするつもりでしたが、そう今日はセイント・ヴァレンタインズ・ディ Saint Valentine's Day(ヴァレンタインデー)にふさわしい話題に急遽切り替えです。

昨日の午後、スーパー、セインズベリーに日用品と食品の買い出しに行きました。

ヴァレンタインデーの前日でした。



日本でも盛んですよね!
義理チョコ、本命チョコ、手作りチョコ、女性が自分用に買うご褒美チョコ、友情チョコ、家族チョコ、ホワイトデーのお返し.....チョコレートを贈る行事でしたね。
ヴァレンタインデーにまつわる思い出は、私にとってはけっこう煩わしいものでした。

勤めていた会社では女子社員全員がお金を出し合って部内の男性全員に同じ義理チョコを買って配る(社内で個人にチョコレートを渡すのは禁止)という徹底的に公平、平等を目指すくだらない不文律があったりして行事の形骸化に心底ウンザリ....30年前の話です。

毎年 楽しんでいる人も大勢いるはずですので、水を差すことをいうのはやめましょう!

「けっきょく、みんなお菓子業界をもうけさせる商業主義に乗せられているんだよ!これだから日本は主体性がなくてダメなんだ!!」と言い立てる人もいっぱいいましたねぇ。
今でもいるでしょうね。

商業主義でも何でも楽しければいいと思います。

商業主義は日本だけじゃないですよ!



さて、話戻って セインズベリーです。
先週はなかった、入り口を入ったところのものすごい数の赤いバラを中心にアレンジした花束売り場。

男性が妻や恋人に渡す花束はヴァレンタインデーの定番です。
昨日のうちに売れ切ったでしょうね。

一緒に住んでいるカップルは翌日、ベッドや朝食の場で渡すのが普通です。一晩 車や洋服ダンスにでもかくしておかなくてはなりません。



まるで大勢の人が亡くなった事故現場のようです。


先週は季節もの売り場各所に点在していたヴァレンタインデー用のプレゼントステーションが長い棚一つにまとまっていました。
ここ2~3週間で相当数の商品が売れたのでしょう。


イギリスのヴァレンタインデーについて書いた先週の記事です☟
季節のイベントは書き入れ時!伝統行事も異国のお祭りもビジネスに結びつくスーパーの商魂

午後12時ごろです。
ちょうど職場のお昼休みだったんですね。

ヴァレンタイン・カードを選ぶおじさんたち。


この3人はお友達(職場の同僚?)のようです。
左の2人はお互いのカードのチョイスをからかいあっていました。

もちろん夫や恋人のいる女性もおばさんもカードを買います。


カード売り場と並んでロマンチックな映画のDVDばかりを集めた売り場がありました。


(恥ずかしいなあ)

各売り場にももちろん販売促進ディスプレイ(お菓子売り場のチョコレート、化粧品売り場のボディクリーム、アルコール売り場のシャンペン、プロセッコなど)が設けてあります。

チェックアウト(レジ)付近にも「お忘れなく」の控えめなダメ押し。


休み時間に職場を抜け出してきたらしい男性が首の長さだけで1メートルぐらいあるバレエ衣装を着けた巨大なハクチョウのぬいぐるみを買っていました。
会社に持ち帰るのでしょうか。車があれば入れておけるのですが。(ロッカーに押し込むのも無理そうです)

カエル、ガマ好きなうちの夫のために私が選んだカードです。


凹凸のついた写真がえぐいでしょう?



贈る相手を王子様に想定した女性が男性に送るためのカードです。

ペンギンの赤ちゃんに夢中の息子のガールフレンドのために私が選んで買ってきたカード。


息子のリクエストで折り紙の「立つハート」を20個ほど作りました。もちろん彼がガールフレンドにカードといっしょに上げるためです。


この折り方は「1日1折り紙」という毎日一つ折り紙の折り方が載っている3年前の日めくりカレンダーで習いました。
Jack Geist というアメリカ人の創作折り紙作家の創案らしいです。

とっておいたので、説明図の通りにやればだれでも折れるはずなのですが、息子2人も夫も私の知っているたくさんのイギリス人もなぜか「説明通りに折れない!折り紙がちゃんと折れるのは日本人だけ!」と訳の分からないことを口をそろえて言います。

アメリカで出版されているカレンダーなんだから英米人でも折れる人は折れるはずです!

以上、「夫が妻が、女性が男性が」という書き方をしましたが男性がボーイフレンドや夫に、女性がガールフレンドや妻にカードやプレゼントを贈るのももちろん想定されています。
イギリスではゲイ、レスビアンを特別視することは許されていませんし、同性間の婚姻も法律で認められています。




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季節のイベントは書き入れ時!伝統行事も異国のお祭りもビジネスに結びつくスーパーの商魂

2019年02月07日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ
ほんとうは一昨日投稿するつもりだった記事を今日お送りします。記事の予約投稿がダブったりして混同しています!更新したつもりで手続きが完了していない日が続きました。(写真は先週撮りました)

新年あけましておめでとうございます!


スーパー、セインズベリーの店内写真でおおくりする新年のごあいさつ。今週の火曜日は旧暦の1月1日、お正月でした。

イギリスではチャイニーズ・ニューイヤー Chinese New Year として知られています。



私のうちでは何もしません。
たいていのイギリス人にとっても大して重要でない行事だと思います。

多民族国家イギリスでは移民が持ち込んだ多彩な文化を国民の行事として受け入れて尊重する、祝う、楽しむ態度が「インクルーシヴ inclusive 」で正しいとされています。

緊密で大きな中国人コミュニティーを有する大都市、ロンドン、マンチェスター、リバプール、バーミンガム、エジンバラなどでは自治体をあげて盛大に祝ったはずです。
中国系の住人が爆竹を鳴らしライオン・プロセッション(銅鑼の音に合わせて長いライオンが踊り狂う中国の獅子舞)を繰り広げ観光客やイギリス人の喝采を浴びていたはずです。


毎年、どのスーパーでも出来合いの中華料理やインスタントのクッキングソースなどが中国産ビールやおみくじクッキーなどとともに大きなスペースを割いて売られています。
買うのはイギリス人だと思うのですが、どうでしょうか。
中国系の家庭がスーパーのチャイニーズ・ニュー・イヤー便乗プロモーション売り場で出来合いの中華料理を買って新年を祝うとはちょっと思えません。

何かきっかけを作って家に人を呼んで食べて飲んで騒ぎたいイギリス人もたくさんいるのでしょう。

同時進行でヴァレンタインデイ St.Valentine's Day の大プロモーションが繰り広げられています。


写真を見たらおわかりでしょう。女性向きのプレゼントがずらり。
イギリスのヴァレンタインディはおもに男性が恋人や妻にかわいいものやロマンチックなものを贈る日なのです。

バラの花、香水、セクシーな下着、装身具、きれいな箱に入ったチョコレート、プロセッコ(発泡酒)などなどが定番です。
男性にプレゼントを贈る女性ももちろんいます。アフターシェービングローションや靴下、ウィスキー....ほかにも工夫次第でいろいろ....



女性だけプレゼントをもらうカップルも、必ずヴァレンタインカードを交換しあいます。

片思いの女性に無記名のカード(ひそかな信奉者より、という署名入り)を添えてこっそりプレゼント(主に豪華な花束)を送り付ける習慣もあるらしいのです。
1950年ごろまでは無記名のカードを女性に贈るのが一般的だったらしいです。

映画やドラマで見ることがありますが今実際にやっている人はあまりいないような。

日本のように片思いの男性に女性から好意を打ち明ける、という習慣はないようです。
ヴァレンタインディは男性が女性に求婚するのに一番適した日であるというのは昔から変わりません。



メッセージの書いてあるマグカップ、抱きしめられるぬいぐるみ、身体につけてもらうお手頃アクセサリー、キーホルダー(....鍵はセックスのシンボルなのです♡)などがスーパーのヴァレンタインプロモーションの古典です。いい匂いのするろうそく、エプロン、鍋つかみ、スポーツジムで使用する水筒まで...
様々な女性向きヴァレンタインバージョンの製品が売られています。


シーズナル(季節もの)売り場の隣の列はあろうことかイースター easter のプロモーション!2か月先だってば!ぞっとします。


クリスマス、ハロウィーンに次ぐ小売業界の書き入れ時、イースター・エッグが売れまくるイースターの前には母の日 Mothering Sunday があります。


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