これからはお勧めのコンボを紹介していきます。コンボについての具体例で若干触れたのですが、ここでより詳しく紹介します。
①コール(またはプット)を買う→思ったとおり相場が上昇(下落)②①で買ったオプションよりも1つか2つOTMのコール(またはプット)を売る
です。コールの場合を例に挙げて説明します。
今、原資産価格が15000円でIVが低水準の15%だとします。テクニカルパターンでは上昇を示しています。
そこで15500円のコールを100円で買います。ちなみに16000円のコールはこの時点で45円だとします。
予測に反して相場が下落したり、タイム・ディケイによりプレミアムが削られれば各自の基準で損切ります。この時はもちろんコンボはあきらめます。
しかしこの後相場が予定通り上昇し、15300円まで上昇しました。この上昇によってIVも18%まで上昇して、15500円のコールは220円、16000円のコールが100円まで上昇しました。
15500円のコールを転売するのも一つの戦略です。決して間違った判断ではありませんが、120円の利益を確定する代償としてこれ以上上昇しても1円の利益にもなりません。
ここではまだ上昇すると思っているので、16000円のコールを新規で売ってブル・コール・スプレッドに移行します。そうすることによって、このポジションでは100%損失の可能性はなくなります(手数料は無視します)。なぜなら、オプション買いにおける最大損失の支払いプレミアムは16000円のコールを売ることによって完全に回収されるからです。また、16000円のコール売りのリスクは15500円のコールを買っていることで完全にヘッジされています。また、今後上昇を続けても16000円までは利益を追求できます。
このポジションの完成後は、最大損失は0円、最大利益は1枚当たり50万円です。
ここでのポイントは、オプションを買ったときに支払ったプレミアム以上で新たにOTMのオプションを売るということです。
このコンボは「フリートレード」や「時間差スプレッド」などという名称でも呼ばれています。しかし、ここではオプションの買いと売りに時間差があるのでコンボとしました。
①コール(またはプット)を買う→思ったとおり相場が上昇(下落)②①で買ったオプションよりも1つか2つOTMのコール(またはプット)を売る
です。コールの場合を例に挙げて説明します。
今、原資産価格が15000円でIVが低水準の15%だとします。テクニカルパターンでは上昇を示しています。
そこで15500円のコールを100円で買います。ちなみに16000円のコールはこの時点で45円だとします。
予測に反して相場が下落したり、タイム・ディケイによりプレミアムが削られれば各自の基準で損切ります。この時はもちろんコンボはあきらめます。
しかしこの後相場が予定通り上昇し、15300円まで上昇しました。この上昇によってIVも18%まで上昇して、15500円のコールは220円、16000円のコールが100円まで上昇しました。
15500円のコールを転売するのも一つの戦略です。決して間違った判断ではありませんが、120円の利益を確定する代償としてこれ以上上昇しても1円の利益にもなりません。
ここではまだ上昇すると思っているので、16000円のコールを新規で売ってブル・コール・スプレッドに移行します。そうすることによって、このポジションでは100%損失の可能性はなくなります(手数料は無視します)。なぜなら、オプション買いにおける最大損失の支払いプレミアムは16000円のコールを売ることによって完全に回収されるからです。また、16000円のコール売りのリスクは15500円のコールを買っていることで完全にヘッジされています。また、今後上昇を続けても16000円までは利益を追求できます。
このポジションの完成後は、最大損失は0円、最大利益は1枚当たり50万円です。
ここでのポイントは、オプションを買ったときに支払ったプレミアム以上で新たにOTMのオプションを売るということです。
このコンボは「フリートレード」や「時間差スプレッド」などという名称でも呼ばれています。しかし、ここではオプションの買いと売りに時間差があるのでコンボとしました。