Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

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「セントレア 常滑から世界の空へ」を見て

2005-02-09 07:26:01 | 読書録(その他)
今月17日に開港する中部国際空港。
この本は中部国際空港の着工から完成までを追った写真集である。

芸術的な写真よりは記録に的を絞った構成であり、その意味ではよくまとまっていると思う。
それにしても、2000年の着工から完成まで、よくもまぁこれだけの写真を撮影したと感心する。
後書きを見ると約2万カットを撮影し、この中から160カットを収録したとのこと。
空港島内の土砂入れ、空港施設の建設風景など、埋め立て地故に一般の人が見ることができなかった、貴重なカットも含まれている。

この写真集を購入する決め手になったのが、実は名鉄空港線の建設風景も収録されているということだった。
特に「変貌を遂げる常滑駅とその周辺」は常滑駅の変貌を時系列で捉えていて、駅好きな自分にとっては実に興味を惹かれるものがあった。
その意味では鉄道ファンが手にしても楽しめるのではないか。

そういえば、空港線開業当日の朝、りんくう常滑駅に降りると一人のカメラマンが大きな三脚を常滑側の端に立てて駅構内を撮影していた。
電車を撮ろうと手持ち無沙汰で立っていたら、そのカメラマンは近づいてきて「駅構内を撮りたいので物陰に入っていてくれませんか」と頼んできた。断る理由もないので、そのとおりにする。
撮影が終わると、彼はこちらにお礼を言って階段を降りて行った。
電車を撮り終わって駅舎を撮ろうと外へ出てみると、彼は大きな三脚で駅を撮っていた。
鉄道ファンらしからぬ物言い、電車に固執せずに写真を撮っていた様子が大変印象に残っているが、巻末のプロフィールの写真を見ると、そのカメラマンは筆者に似ていたかなぁという気がする。
もしかして本人だったかもしれない。

<データ>
「セントレア 常滑から世界の空へ」中日新聞社 谷川和親
価格1780円(本体)
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