Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

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くりはら田園鉄道の旅(帰り・その2)

2006-10-29 06:07:03 | 鉄道(地方・専用線など)
若柳駅での車輌見物の時間が終わろうとしている。
さっき回送で石越に向かったKD953が12時28分発の細倉マインパーク前行きとして戻ってきたところを見届けて駅へ戻った。

窓口で石越までの硬券乗車券と入場券、記念切符を買う。
買った切符を手にホームに出て列車を待つ。
12時50分発としてやってきたのはKD952。
「くりでんOH!バンデス号」だ。
この車には二回乗ったことになる。
もっとも、3両しかKD95形は在籍していない。その中2両が使用されている訳で出くわす確率は元々高いのだが。

若柳から石越の間には荒町駅が中間駅として存在するのみ。
乗車距離は短い。
乗客は自分を含めて片手で数えられるくらい。
その荒町で乗り降りする人もいなかった。

車内を眺めてみると運転室の片隅に七夕飾りが飾られている。
一体どんな願いが込められているのだろう。
最後まで事故が起こらないように、という意味なのかな・・・と思っている内に、列車は終点若柳に到着した。


次の細倉マインパーク行は14時20分発。
さて、車両はどうするのか・・・と思って見ていると、正面方向幕を「回送」に切り替えて発車していった。

また、14時過ぎに若柳駅からやってくるのだろう。

廃止を前提とした減量ダイヤ改正で列車の運行本数が減った分、当然運行間隔は開く。
無人駅である若柳に長時間列車を止めておくメリットはない。
むしろ車庫のある若柳に回送し、車両交換も行える。
石越・若柳間の区間運転をしないのは絶対的な需要が少ないからだろう・・・と自分なりに納得する。


列車が去った石越駅の改札を見る。
先述したように無人駅だから係員はいない。
しかも、未練がましく止まっているのは自分一人。
駅舎内を眺めていて、既に廃止になったのではないかと錯覚してしまう程の静かな空間がそこにはあった。

沿線に広がる、懐かしい田園風景。
昔の栄華を伝える旧細倉駅周辺。
印象的な車窓が印象に残るが、朝の学生さん達が利用する時以外は閑古鳥が鳴く車内。
これでは廃止に至るのもやむなしか、と複雑な思いを抱えて駅舎を出た。

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