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Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

来年夏、山陰線に観光列車登場。

2006-11-12 18:59:26 | 鉄道(JR)
「当面5年間は運転する」という中国新聞の11月11日付け記事に些かひっかかりを覚えたものの、今年3月に紹介した話の続報が入ってきた。

観光列車の概要は次のとおり。
○運行開始時期 2007年7月
○運行区間 新下関~下関~長門市~仙崎市間
○運行頻度 毎日一往復ないし一往復半を想定

で、肝心の観光列車そのものは二両編成。
種車は同時に公表されたイラストから呉線で活躍する「瀬戸内マリンビュー」同様、キハ47系列。
JR西日本は観光地のキャンペーンとタイアップしたジョイフルトレインの増備に熱心だが、キハ47を種車にしやすいのだろう。
外観は青色が印象的だった「瀬戸内マリンビュー」と異なり、白色がベース。
所々に童謡詩人・金子みすゞをイメージしたイラストが入り見ているだけで楽しい。
ただ、気になるのは「瀬戸内マリンビュー」と同様、海側と山側で窓配置が異なるのだろうか。
日本海の車窓を意識して登場するだけに、こちらも非対称になりそうな気もする。

また、一日一往復ないし一往復半を想定しているが、定期列車のスジをそのまま置き換えるパターンで運転されるのか、それとも先輩同様、専用のダイヤが設定されるかどうかも注目点になる。
そしてもう一つ、面白いこともある。
集客の事を考えれば当然の帰結とも言えるが、この観光列車の始発駅は新下関。
新下関で山陽新幹線からの乗り継ぎ客を乗せ、下関でスイッチバックを行って山陰線に入る。

列車名はまだ決まっていないが、それももう遠くない内に決まるのだろう。
運行計画が出てくればまた色々と考えてみたくなる。
西日本巡りの楽しみが一つ増えた。

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