小田急電鉄が東京メトロ千代田線に乗り入れる特急車を製造し、2008年春から平日夕方から夜の時間帯に千代田線湯島駅から小田急線町田・相模大野方面へ走らせる構想を発表したのは2005年5月。
衝撃的な発表から一年以上過ぎ、千代田線乗り入れに使用される特急車の製造がようやく発表された。
「新型ロマンスカー・MSEの製造を決定」(2006/09/20、小田急電鉄ニュースリリース、pdf)
概要は次のとおり。
○2007年9月に「MSE」こと60000形を登場させる。メーカーは日本車輌。
ちなみに「MSE」は「Multi Super Express」の頭文字を取ったもの。
○60000形は6両+4両の10両編成。連接車ではなくボギー車となる。製造両数は6両編成2本、4両編成1本の合わせて16両。
○営業開始はこれまでの発表通り2008年春。
編成の構成は30000形「EXE」と変わらない。
恐らく千代田線に乗り入れない昼間はEXEと共通運用される可能性は高いだろう。
「MSE」車の外観デザインもイメージ図が発表されている。
デザインはVSEを手がけた岡部憲明氏ということもあって前作と似通ったフォルムになっている。
そして、塗装について小田急では初めてとなるスカイブルー一色をベースに、オレンジ色の細帯が窓下に入る形になっている。
地下駅での見栄えを意識したということだが、塗装から何となく北近畿タンゴ鉄道の一般車、そして「タンゴエクスプローラー」を連想してしまった。
この点は来年秋9月に登場する実車を見てみないと評価は固まらないが、第一印象としてはこんな所だろうか。
いずれにしても実車の登場を楽しみに待ちたい。
衝撃的な発表から一年以上過ぎ、千代田線乗り入れに使用される特急車の製造がようやく発表された。
「新型ロマンスカー・MSEの製造を決定」(2006/09/20、小田急電鉄ニュースリリース、pdf)
概要は次のとおり。
○2007年9月に「MSE」こと60000形を登場させる。メーカーは日本車輌。
ちなみに「MSE」は「Multi Super Express」の頭文字を取ったもの。
○60000形は6両+4両の10両編成。連接車ではなくボギー車となる。製造両数は6両編成2本、4両編成1本の合わせて16両。
○営業開始はこれまでの発表通り2008年春。
編成の構成は30000形「EXE」と変わらない。
恐らく千代田線に乗り入れない昼間はEXEと共通運用される可能性は高いだろう。
「MSE」車の外観デザインもイメージ図が発表されている。
デザインはVSEを手がけた岡部憲明氏ということもあって前作と似通ったフォルムになっている。
そして、塗装について小田急では初めてとなるスカイブルー一色をベースに、オレンジ色の細帯が窓下に入る形になっている。
地下駅での見栄えを意識したということだが、塗装から何となく北近畿タンゴ鉄道の一般車、そして「タンゴエクスプローラー」を連想してしまった。
この点は来年秋9月に登場する実車を見てみないと評価は固まらないが、第一印象としてはこんな所だろうか。
いずれにしても実車の登場を楽しみに待ちたい。
なるほどデザインは現行最新型を
踏襲しているのが分かりました。
でもふと思ったのが、地下鉄車両は
貫通扉を備えていないといけない
のではなかったか。
あのデザインで貫通扉をつけられるのか。
それとも地下鉄の車両基準が変わったのか。
気になります。
「貫通口及び貫通路をそれぞれ2個設置(最前部・最後部、機関車に接続される車両はそれぞれ1個)」
と言う事になっているので、非貫通でも地下鉄に乗り入れは可能です。
私は西鉄の普通車みたいな塗装だと思ったのですが、確かに、北近畿タンゴ鉄道の車輌の塗装にも……。
関西在住で、関東私鉄とあまり縁のない私ですが、実車の登場が楽しみです!
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.hobidas.com/blog/rail/natori/archives/2006/09/mse.html