日本社会人アメリカンフットボール春のトーナメント「パールボウルトーナメント」、いよいよこの日が決勝です。昨年度優勝の鹿島に挑むオービック。接戦が予想される試合。
さて１９時キックオフだってのにまだ職場。２０時過ぎてもまだ職場・・。残業のばかぁぁぁぁぁぁ。でも帰れる状況じゃなかったので途中から応援を楽しんできました。
到着したのは第３Ｑ8:00頃。７対１０で負けています。ありゃ・・。どうやら前半はオフェンス、ディフェンス共にあまり機能できなかった様子。前半の７点はオービックにタッチダウンを取られた後のキックオフリターンでのタッチダウンだったようです。ｔ、いうことはオフェンスセットでの得点はなしだった？？？写真に写っているプレーでＦＧを決めて１０対１０の同点に。
この後は鹿島オフェンスプレイ中にＱＢファンブルがあってそれをリカバータッチダウンされて１０対１７に・・。さすがに今日は終わったか、と思いましたがドラマは続きます。
第４Ｑ5:54。１０対１７。３to２。鹿島オフェンスがいい感じに攻めてきて残り２ヤード。
残り２ヤード、このプレーは左に出ているレシーバーへのフレアパスでしたが伸びすぎてパス失敗・・。残念。相手のバックス陣もプレーをよんでいたようです。
さてここで大きな決断ポイントが。１０対１７。第４Ｑ。接戦。残り２ヤード。フィールドゴールで３点を取りに行くか、ギャンブルしかけてタッチダウンを狙うか。失敗してもオービックからすると自陣２ヤードからの攻撃。観客席でもいろいろな意見が聞こえてきました。この日のオフェンスは第４ダウンでのギャンブルを選択。
オフセンターのダイブプレー。これはここしかない！っていうプレーだったこともあってオービックディフェンスにがっちり止められて残り１ヤードで止まってしまいました・・・。あぁぁぁぁ・・。
この先は興奮しすぎて写真は撮れませんでした。
このあとオービックは自陣１ヤードからの苦しいオフェンスシリーズ。このシリーズの２プレイ目。ビックプレイが出ましたよ。アメフト、基本的にはオフェンスで得点を得ますがディフェンスでも得点できる方法がわずかながらにあるんです。私は応援していて始めて見ました。セーフティーというルール。自陣でボールを持った選手がディフェンスにタックルされると守備側に２点入り更にオフェンスだったチームのキックオフから再開されるもの。鹿島にとってはまたとないチャンスです。
この後のシリーズはタッチダウンで締めくくって２０対１７。残り３分で逆転。最後のオービックオフェンスはテンポ良いリズムのパスが決まってあっという間にエンドゾーンまで１６ヤード。逆転されるかも、と思いましたが・・。
第４Ｑ。1:13 4to12 Ball on16y。オービックオフェンスは同点を狙ってフィールドゴールチャレンジ。東京ドーム全体が騒然とします。
緊張の瞬間。
フィールドゴールは左に外れて２０対１７。
やったぁぁぁぁ！
残り時間はニーダウンして試合終了！
鹿島、パールボウルトーナメントを連覇です！！！
ま、オービックも強かった。とてもいい試合でした。興奮しましたねー。
次は秋のトーナメントまでしばらくお休み。パールボウルに勝ったチームは秋に勝てないなんてジンクスも聞いたことがありますが、これは今年の鹿島が吹き飛ばしましょう！
あー、いい試合だったなぁ。
GO GO DEERS!!
