たんぽぽ。

地球のどこかで子どもたちに日本語を教えながらごはんが食べられる生活がしたい!!と思う院生akkoのブログです。

ウズベク料理とウズベク人。

2005年09月24日 | ウズベキスタン
          夜はかなりひんやり。

今日は、教えてるクラスの子どもたちに呼ばれて、プロフをいただいてきました。

その感想。

めっちゃおいしい!!!
日本で作るピラフと全然変わらないし、羊の肉も牛肉ばりの感触で、匂いも全然なくてほんとおいしかったです。味はうまく表現できませんが、甘みも塩味もあるけど基本的には肉の旨みだと思います。プロフをいただく前にも、果物やサラダやお菓子やパンや、とにかくかなりたくさんの食べ物がテーブルに並べられてて、これから宴会でも始まるのかといった勢いでした。お家もすごく広くて、まさに豪邸です。カメラが壊れたことをかなり後悔。

今日お邪魔したお家は、私が教えてる年少者クラスの12歳の女の子・ショフサナムちゃんのお家です。他にも3人の女の子たちが一緒に呼ばれて、ショフサナムちゃんの弟くん(8)も加わった6人で遊びました。ていうか遊んでもらいました。カラオケするわ、踊るわ、写真撮るわ。元気良くキャイキャイ言ってる子どもたちはとっても可愛かったです。

日本でいったら中学1年生~3年生くらいの彼女たちですが、とっても素直で朗らかな優しい子達です。将来の話を聞くと、経済関係の仕事について外国人と働きたいとか、日本語の通訳になりたいとか、素敵な夢を話してくれました。キラキラした目でコロコロとよく笑い、純粋で素朴な彼女たちと出会えたこと、そしてその長い人生のたった1年だけでも一緒に過ごせることは私にとって、今も、そしてこれからも、とても大きな宝物であることは間違いありません。

夜は先日行った結婚式で知り合った、大学2年生の女の子・メフリと会って、メフリのお気に入りの公園に連れて行ってもらいました。名古屋の鶴舞公園ぐらい大きいところで、園内には観覧車やボートや遊園地の乗り物らしきものがたくさんあって、家族連れも多く、とても賑やかでした。ボートがあったので、今度行ったときには絶対漕ぐ!!
ジェットコースターばりの乗り物も結構あったのですが、乗ってる人達は子どもも含めて「きゃー」とも「ぎゃー」とも言いません。うるさいのは私と、それに感化されてしまったメフリぐらい。5歳ぐらいの子がちょこんと乗ってても、まったく一言も発しません。ただ乗ってるだけで、しかもかなり冷め切った感じで乗ってます。。みんなクールです。メフリに聞いたら、「みんなよく乗ってるから」という答えが返ってきましたが、そうかなぁ。。

彼女はタシケント東洋大学の国際関係学部2年生。日本語がとても上手ですが、すべて独学で学んだそう。特に変な癖もなく、とってもキレイな日本語です。彼女はもともと日本語が勉強したくて、願書を提出するときにこの学部で日本語が勉強できると聞いてここに入ったそうなのですが、いざ入ってみたら日本語の科目は開講されず、ドイツ語とトルコ語とフランス語を取る羽目になって、とても悔しい思いをしたようです。願書の提出の件も、学校側にちゃんと問い合わせたのにこの結果だとか。同じ思いをした人も多いようで、そんな学校側の態度に私もどうだろうかと疑問を抱いています。でもそんなわけなので、彼女は今ウズベク語とロシア語、英語、日本語を含めた7言語を話すことが出来ます。すごい。こういう人こそ、言語の才能があるんでしょうね。

彼女の日本に対する思いは、すごーく深くて強いです。
「私は日本語が大好きなんです。日本語を愛してます。」
日本に行きたいと言っていたので、ぜひ行くチャンスを掴んで、さらに大きな視野を持って益々素敵な女性になってほしいです。

女性の地位が未だ認められていないこの国ですが、彼女のように芯が強く自立した女性は少なくありません。伝統や古い習慣をやぶることはとても難しいことで、彼女たちも家族と新しく接する世界との間にはさまれ、悩みながら選択しています。同じ女性であり、これまで自分で選んで望んだ道を進んできた私にとって、彼女たちの言葉は、本当にずっしり重たく、考えされられることも多いです。

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1 コメント

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Unknown (メフリ)
2011-10-25 18:49:00
私のことを覚えていてとても喜んでおります。