<ブルーマーブル英語教室のHPより転載します>
錦織圭(23)が世界ランキング2位のあのフェデラーを破る、という大金星を挙げたことは日本人の若者にかなりの衝撃を与えたはずです。惜しくもその後、スペインの選手に敗れてしまいましたが、錦織圭の果たした快挙に拍手を送ります!
日本経済新聞2013年1月12日付{世界で飛躍・・・錦織に「壁」を破らせたもの}を読むとこうあります。
壁を突き破る存在が1人出ると、「僕もやれるかも」と、周囲の選手もつられて強くなることはよくある。
今、世界ランク100位以内に日本人が3選手もいるのは“錦織効果”だろう。3年前には、想像できないことだった。
学問の世界でも、同じ事がいえます。今、日本の中学・高校で学びながらも、世界各国の大学で学ぶ生徒が次々と現れています。それは、自分と似たような経歴の、同じ年の若者が、どんどん海外に出て行く現実を目の当たりにして、
今まで自分が知らなかった、気がつかなかった「選択肢」があることをようやく理解したからです。
これには、グルー・バンクロフト基金をはじめとする奨学金とカウンセリング・エッセイ指導などの+αで生徒を支援する団体、学部留学を推進・奨励している民間の教育産業、そして何より、海外に留学した学生自身によるPR活動、これらが日本の教育に与えているインパクトは相当大きいと言えます。今、この動きに気がつかないのは、「ものすごい損失」です。
そんな留学なんて、今の自分には関係ない、と思っているみなさんは、「留学問題」から必ず派生してくる日本の教育制度改革に遅れをとってしまいます。問題は、「留学するかしないか」ではありません。今後、「日本の教育がどうなるか」に尽きるのです。
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