OMソーラーでぽっかぽかハウス

西峰工務店がお届けする自然素材の家づくり。シンプルな暮らしを目指します。

OMソーラーと屋根

2006-05-02 08:57:00 | Weblog
こちらのお宅、ブログタイトルにもなっているようにOMソーラーのお家です

OMソーラーとは、屋根の上に太陽熱を集めるパネルを敷き、そこに集まった熱をダクトで床下へ送り込み、床下のコンクリートに蓄熱させてお家をフォワ~と暖めるシステムです。
通常よく使われる床暖房やカーペットなどと比べて、自然な暖かさで、電気やガスなどによる暖房ではないためランニングコストが安くできるなどのメリットがあります


今回はそのOMソーラーの工事の様子をご紹介します。


これは棟部分に取り付けられたダクトの様子です。


こんな風にバラバラの状態で屋根の上まで運ばれてきます。
それをつないで上の写真のようになるのです。

でも、もとがバラバラの状態だったので繋ぎ目部分の防水がとても重要になってきます。


写真に見えている黒いテープ。これが防水テープです。
このテープでダクトとダクト、ダクトと屋根などの取り合い部分の防水処理を行います。


続きまして、集熱パネル


これが施工前の集熱パネルです。たくさんパネルを並べることができれば、それだけたくさんの熱が集まるということです。こちらのお宅も11枚のパネルを並べて、太陽の恵みを受けるのです。


集熱パネルが並べられた状態です。


その後、先ほど紹介した棟ダクトに防水シート(写真のえんじ色の部分)が施工され、屋根の仕上げ材となるガルバリウム鋼板の黒色が施工されて、OMソーラーの屋根が完成します。