酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

第二回さいたま国際マラソン、財政難

2016-11-20 13:15:32 | マラソンあれこれ
こんな記事を見ました。

深刻な財政難に陥っている「さいたま国際マラソン」

さいたま市が2億8千万円も負担しているそうですが、この大会どうもチグハグ。

東京国際女子マラソンの流れを汲む女子エリート大会で五輪や世界陸上の選考大会なのに、11月中旬というマラソン的には「暑い」時期というのは相当変です。
タイムを狙えない大会にエリートが出るはずがありません。
全身の横浜国際女子も同時期だったと反論されるかもしれませんが、だからこそ横浜には超有力選手は出場しなかったのです。
横浜の結果で選考された選手はいないはずです。

あと、これは仕方がないけど微妙なアップダウンがエリートからは嫌われるかもしれません。
(第二回のコースでは多少変わったようですが)


この大会が生き残るのは難しいかもしれません。

エリートを取るとしても時期がダメだしコースにも魅力は少ない(タイムが出にくい)。
市民ランナーを取るのにしては、特色が少ない。

特色を持たせようと4時間か3時間半制限として、ステータスを持たせた市民マラソン化を目指したとしたら、そうそう大人数は集まらなくなります。
またこれらの層からは時期が嫌われるでしょう(タイム至上主義が多いはずなので)。


早くても11月最終週以降で1月末までの間で、人数もある程度絞って、制限時間も厳し目にする。
そんな大会なら市民マラソンとして生き残れると思います。
エリートにこだわるのなら、もう限界かもしれません。

ただの市民マラソンならTV放送による収入はなくなるでしょう。
そうなっても運営できるように考えるべきなのではないかしら。
血税を3億円近く使うのってランナーの私から見てもおかしいですよ。
市民ランナーも1万5千円も払っていて、それでこんなに税金が投入と聞いたら、???って顔になるはずです。

どうも陸連の考えることって頭が固すぎて時代遅れで世間知らず。
はたして来年は開催できるのでしょうか・・・。

マラソンの視聴率が下がっているのはもう仕方がないでしょう。
だってスターがいないんだもん。

スター性がなくても高橋尚子・野口みずきと同程度のタイムを出せれば、注目されます。
自然と視聴率も(それなりには)取れるはずです。

現状は、国内大会ですら日本人選手が優勝できないレベルで低迷しています。
TVの中継では日本人トップ争いに注目して実況していますが、優勝どころか放送時間内に日本人がゴールできるかどうか微妙なほどタイム差があります。
これじゃ普通の人は見ませんよ。

おそらく選手の素質もあるのでしょう。
指導法にも問題がありそうです(練習量含めて)。
もう一つは、世陸とか五輪とかに出ることで満足するメンタルにも問題がある気がします。
これはマラソンだけではありません。
誰とは書きませんが、10000mなどで完走してニコニコしているようじゃねぇ。
あれじゃ才能があっても世界とは戦えないでしょう。
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