よく言われることですが、単純な平均はあまり意味がありません。
例えば30歳単身者の平均貯蓄額が645万円などと報道されると、その数値を見て一喜一憂しますが、あまり意味はありません。
仮に平均が1000万円だったとしましょう。
1人の金持ちが9000万円強の貯金を持っていて残りの人は100万円だったとします。
これでも平均すれば1000万円になります。
ほとんどの人(全体の90%)が平均の10分の1しか持ってない、という妙なことになります。
こういった場合、中央値を使います。
中央値は最も多い層です。
30歳単身者の平均貯蓄額の場合は382万円だそうです。
ところが、さらに落とし穴が。
実はこの数字、「貯蓄をしていると答えた人」の数字であって、そもそも貯蓄していない人は母数に入っていないそうです。
それらも入れると平均が416万円、中央値が115万円だそうです。
このように対象者(母数)の条件によって大きく変わってきます。
また、単に貯蓄ということでは資産状況を掴むのは難しく、持ち家か否か、住宅ローンはあるか、子どもの有無、株など貯金以外の資産はどうかなど、多くの要素が関係してきます。
平均値などが無意味というわけではありませんが、数字が一人歩きするのは真実から遠ざかります。
マスメディアの中には意識的に都合の良い数字しか使わない記事も多く見かけますから、注意が必要です。
若い人はなかなか貯金できないでしょうけど、少しでもいいからコツコツ貯めましょう。
努力と貯金は未来の自分へのプレゼントです。
例えば30歳単身者の平均貯蓄額が645万円などと報道されると、その数値を見て一喜一憂しますが、あまり意味はありません。
仮に平均が1000万円だったとしましょう。
1人の金持ちが9000万円強の貯金を持っていて残りの人は100万円だったとします。
これでも平均すれば1000万円になります。
ほとんどの人(全体の90%)が平均の10分の1しか持ってない、という妙なことになります。
こういった場合、中央値を使います。
中央値は最も多い層です。
30歳単身者の平均貯蓄額の場合は382万円だそうです。
ところが、さらに落とし穴が。
実はこの数字、「貯蓄をしていると答えた人」の数字であって、そもそも貯蓄していない人は母数に入っていないそうです。
それらも入れると平均が416万円、中央値が115万円だそうです。
このように対象者(母数)の条件によって大きく変わってきます。
また、単に貯蓄ということでは資産状況を掴むのは難しく、持ち家か否か、住宅ローンはあるか、子どもの有無、株など貯金以外の資産はどうかなど、多くの要素が関係してきます。
平均値などが無意味というわけではありませんが、数字が一人歩きするのは真実から遠ざかります。
マスメディアの中には意識的に都合の良い数字しか使わない記事も多く見かけますから、注意が必要です。
若い人はなかなか貯金できないでしょうけど、少しでもいいからコツコツ貯めましょう。
努力と貯金は未来の自分へのプレゼントです。