《解説編》意味がわかると怖い話１３８５ 「拾い食い」

時系列では

１．まんじゅうを拾い食いする。
２．体調を悪化して意識を失う。
３．病院のベッドの上で意識を回復する。
４．母親から『母は「変なもん拾うて食うからやで（笑）』と指摘される。
５．医師から『何か心当たりは無いか？』と尋ねられ、初めて拾い食いの事を話す。

つまり４．の時点では誰にも拾い食いの事を話していないのに、
母親は原因が拾い食いしたまんじゅうである事を知っている。

つまりこの「まんじゅう」を廊下に置いたのは母親。
更には医師は『普通の食あたりでここまで体調が悪化するということは稀』と指摘している。
と言う事はまんじゅうは単に腐っていた訳ではなく
何か毒物が意図的に入れられていた。

では母親は何の目的で、誰をターゲットに毒まんじゅうをしかけたのか？
息子が落ちている物を平気で食べる、って事を母親なら理解してる筈。
やはり息子がターゲットか？
でも何故わざわざ田舎の実家と言うリスクの高い場所を選ぶ。

つー事はゴキブリ対策のホウ酸団子を意地汚く食べてしまっただけ？
でもそんなに危険じゃ無いって言われてるけどなあ。