このお話は読み手によって答えが異なる。
そのほとんど全てが正解のはずなんだけど、
しかし全て不正解でもある。
今回嘘を発見したら賞金がもらえる話なんだけど
『嘘を発見したら』
って処がキーポイン。
例えば誰かが「○と○が嘘つだ! 」
と答えたとしたら
アトラクション主催者側は「△と△が嘘です」と答える。
また別の誰かが「△と△が嘘だ!」と答えたら
主催者側は「□と□が嘘です 」と答える。
すなわち一生答えが出ない。
それに気付いた一人の男が
『わかるわけがない』と叫ぶ、
それに対して主催者側は
『嘘をついていない』と答えている
そもそもここでの会話が食い違っているけれど
主催者側は後だしをしてるだけなので嘘はついていない
この話は、考えれば考えるほど答えが遠くなる、
問題に対して回答は一つという、固定概念を逆手に取った話なんだとか。