坂の上の雲 第１０回 「旅順総攻撃」 乃木希典と真弓タイガース前監督のイメージがだぶる、、、

すっかり師走の風物詩となったスペシャルドラマ
「坂の上の雲」
の完結編、第３部のスタートである。

この乃木希典を見ると
スケールは全く違うが、
前タイガース監督の真弓明信を連想してしまう。

両者とも指揮官としては無能である。
一時Yahoo!「真弓監督 有能」と検索すると
「真弓監督 無能ではありませんか？」と指摘される事が話題になったけど、
「乃木希典 有能」で検索すると
「乃木希典 無能で検索しています。乃木希典 有能で再検索。 」
と検索ワードさえ変えられてしまうからね。
こりゃソフトバンク認定の同レベル？

そして、両者ともそれを自覚して
実務は部下に丸投げしていた。
自分は「最終的に責任を取るのが仕事」だと。
まあ、結局職場放棄なんだけどね。

で残念ながら、部下に恵まれなかった。
真弓監督は、ただ敗戦を重ねるだけだったけど
乃木大将は余りに多くの兵の命を失った。
でも人間的には素晴らしい両者ともに
部下を批判する事は一切無かった。

その内、世論のヤメロコールが沸き起こった。
でも当時の日本陸軍ズは、フロントの児玉源太郎ＧＭが
ヘッドコーチとして監督の下に入り
実質上指揮を執るというウルトラＧを行うのであるな。

その結果、タイガースはＣＳを逃し
真弓監督は任期途中で解任されるんであるが
日本がロシアに辛勝した結果
乃木大将は「軍神」にまで祀り上げられる事となる。

若しこのＧＭの奇策がなければ
結果として乃木坂なんて地名も誕生せず
あのアイドルグループも居なかったと考えれば、
「乃木坂４６」は児玉源太郎に感謝すべきである。

《追記》
児玉源太郎が指揮をとって203高地を攻略したという話は
司馬遼太郎の創作、って説もある。
まあ原作を読む限り、福田先輩は乃木希典が許せないんですな、きっと。