しっとう?岩田亜矢那

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意味がわかると怖い話2801 「記憶喪失」

2019年01月30日 08時13分49秒 | 意味がわかると怖いコピペ
「こんにちは」
不意に声を掛けられる…


俺「こ、こんにちは…」
そんな俺の名前は…
思い出せない…
自分が誰なのか、ここがどこなのか…

「いい天気ですね。私、真佑っていいます。椎名真佑。あなたは?」

俺「すみません…覚えてないんです。ここもどこだか…」

真「記憶喪失ですか!?じゃあ私が町を案内してあげますよ!」

俺「あ、ありがとうございます…」
お礼は言ったが、実際どうでもよかった…

歩きながら彼女がいう
真「お仕事は何をされてるんで…あっ、記憶喪失なんですよね…すみません」

俺「気にしないでください…そんなことよりなんで俺にそんなに親切にしてくださるんですか?」

彼女が顔を赤らめる
真「そ、それは…その…」

俺「言いたくないなら無理しなくていいですよ」

真「あや、いや、そういう訳じゃなくて…その…」

俺「ん?」
彼女の顔を覗きこむ

真「ひ、一目惚れ…したゃったんです…」

不思議なことに何も感じなかった…

真「すみません、初対面で変なこと言ってしまって…」

俺「そうなんですか…」

真「迷惑ですよね…すみません、帰りますねっ!」
真佑が走り出す

俺「待ってください!
だったら、付き合ってみませんか?初対面ですけど…」

真「はい…」

こうして俺と真佑の奇妙な恋人生活が始まった…

真「名前が無いと、どう呼べばいいのか…じゃあ、今日から綾君で…岡部綾ね」

俺「なんでもいいよ…」

真「おーかりんっ!」

俺「ん?俺のこと呼んでるのか?」

真「当たり前でしょ~?」

こんなことをしているうちに、感情が無いかの様だった俺も、次第に真佑に惹かれていった…

それは真佑も同じだったらしい…

俺「いつか結婚しよう…」

真「うん…」

いつしかこんな会話を交わすようになった

しかし、俺達が結婚することはなかった…

真佑が殺されたのだ…

俺は悲しんだ
真佑がいなければ生きていけない、そう思い自殺を決意した…

俺「真佑…今からそっちへ行くよ…」

グサッ…






「メモリーを回収しろ」

「橋田教授、本体の方は…?」

橋「そうだな…もう少しデータがほしいから、傷を治してもう一度起動させろ」

「了解しました」







ここはどこだ…?
俺は誰なんだ…?

「こんにちは」

ベンチに座っている俺に、女性が話しかけてきた…